2012年2月11日土曜日

眠りすぎ

たまさぶろうのけたたましい鳴き声で起こされて時計をみたら午前10時過ぎ。おっとー、何時間寝たのだろうか。昨日「弾く会」から帰ってすぐかかりつけの耳鼻咽喉科へ直行。風邪の始まった時に行けばよかったのが、なにやかやと行かれず、一昨日はやっと行けたと思ったら休診日だった。その間市販の薬で間に合わせていたけれど、一向に良くならない。だいたい風邪は放っておいても時期が来れば治るものだから薬はいらないとおもっているけれど、ほかの人にうつすことや、長引くことを考えると薬を使いたくなる。それでもほとんど回復期に向かっていたらしく昨日貰った薬が効いて、たまさぶろうの絶叫にもめげずぐっすり12時間寝てしまった。いつもは5時間スリーパーだから約2日分寝てしまったことになる。たぶん窓の下でノラが情けない声で「メシくれよー」と鳴いていたに違いない。目覚めてすぐにノラハウスに行ったら、昨日用心して沢山入れておいた餌の容器は空っぽ。みごとに平らげてあった。このところあまりノラにお目にかかっていない。白いのや黒いのが出入りするようになってから、三毛、ノラコンビは時々しか来なくなってしまった。私の力作ノラハウスもいつ見ても空っぽ。カイロを温めて入れ替えているけれど、なんだか空しい作業になってしまった。春になってノラも新しいエリアに移動していくのかもしれない。そろそろハウスは取り壊してしまおう。雨のしのげる新しい夏用のハウスを考えないと。今日はスキー場にいるはずだったから、なんの予定もない。こんな時は気楽に怠けていられる。怠けるといつもはなんとなく気が咎めるものだけど。いつもいつでも練習をしないとものすごく悪いことをしているような気持ちになる。今日は予定外。怠けてしまおうか・・・どうしよう。

2012年2月10日金曜日

月例弾く会

今日は荻窪で。メンバーのOさんの美邸。美術品に囲まれ広々としたピアノルームでの弾き合い。彼女はつい先ごろお母様を失くされ傷心と疲労の極みにいるにも拘わらず、しっかりとシューベルトをさらっていた。ピアニストはとにかく強い!まず初めはベートーヴェンのトリオ、作品1の1は本来ピアノ、ヴァイオリン、チェロのためにかかれている。でも今日はヴィオラの名手がチェロを担当した。人呼んで「男装の麗人」彼女はショパンの「チェロとピアノのためのソナタ」という超難解かつ技巧的なチェロパートをヴィオラで弾いてのけた。ピアノはショパンがこれでもかというほど力を入れてかいたらしく、譜めくりで横から見ていても目が回るほど難しそう。作曲家というのは死ぬ間際に書くと、ほとんどの場合あの世を暗示するような世界に入って行く。これも最後の作品だそうで、その次にヴァイオリンのソナタを途中までかいて、亡くなったそうだ。ヴァイオリンの曲が完成していたら、もっとやっかいなものになっていたかもしれない。私はトリオと「クロイツェルソナタ」の2楽章を弾いた。このところの体調不良で風邪をひき込んで、半分朦朧としている。でも、今日はほかの人とのアンサンブルだから休むわけにいかない。一人だったら、うちでのらりくらりと休んでいる。こういうところが私たちの辛いところ。全くのソロなら別に自分が弾かなくても誰にも迷惑は掛からない。でも、何回も練習をして本番で弾かなければ、ほかの人に申し訳ないからどうしても休むわけにはいかない。ぼんやりと弾きはじめたら、なんだかいつもより力が抜けていて、楽に音が出るから不思議。いつもはこのあと昼食会が決まりなのを、今日は終わり次第志賀高原にスキーにでかけようと思っていたので、参加しないつもりだった。でも、この風邪の具合ではとてもとても、スキー場で肺炎になってしまうだろうと思ったので、スキーは中止して昼食会でたらふく食べて帰った。風邪をひこうが風が吹こうが、食欲は落ちない。風邪でもひいて食欲がなくなればダイエットになるともくろんでいたのが、あてがはずれてしまった。

2012年2月9日木曜日

たまさぶろうご乱心

最近風邪をひいているのにもかかわらず、夜ゆっくり寝られない。たまさぶろうが元凶なのだ。就寝時は可愛らしく横に寄り添って寝るのだが、軒下三寸下がる丑三つ時、突然活動し始める。昼間はさんざんぐうすか寝ているから、どうやら退屈するらしい。でも、よりによって夜中とはねえ。だいたい1時半から3時くらいまでが活動期。そうなると大声で鳴き始め、私が起きるまで耳元で喚き散らす。死んだふりして布団をかぶっていても、がしがしと遠慮なく爪を出してひとの頭を引っ掻き始める。いくら怒ってもやめようとしない。まずは一連のトイレ使用。おしっこがすむとまず「おい、よごれたぞ、かたずけろ」とワンマン亭主面して起こされる。片付けてしばらくすると、今度は大きい方。カシャカシャと砂を掻いて、片付けるまで続ける。もう、たまらない。早く片付けないと、いつまでもやっている。それがすんで、もう寝てくれるかと思うと今度は布団を出たり入ったり。なにをしたいのか判然としないから、怒りながら無理やり布団に抑え込んで寝かそうとするとしばらくはおとなしい。10分もしないうちにまた起きる。私の右側から左側に移るだけだったり、右から左に行ってまた右に戻ったり、際限なく繰り返す。そのうちこちらはすっかり目が醒めてしまって、お湯割りの焼酎なんか舐めながら本を読んでいる。それが3時過ぎて4時になるとコトンと寝てしまう。いったいなんなのさ。私はもう目が冴えて眠れない。風邪だから十分の睡眠が必要なのに。いつからこうなってしまったのか。玉三郎は素直でやさしい雄猫だったのに。人間でいえばもう90歳近いらしい。いわゆるボケ症状?でも、顔見ると目つきもはっきりしている。普段は取り立てて弱った風もない。猫の心理に詳しい人、助けて。

2012年2月8日水曜日

目の中に入れても痛くない

最近左目がしょっちゅう充血するので、眼圧が高いのか、傷がついたのかと心配していた。友人が緑内障だと言うので、同年齢の私もなにかあるに違いない。昨日買い物ついでに眼科医に行った。近所の人がここなら空いていて待ち時間が少ないと推薦してくれた医院。空いているのが果たしていいことかどうかはさておいて、待つのが嫌いな私はそれだけでそこに行くことにした。行ってみるとなるほど、私の前に一人しか患者さんはいない。もっとも見るからに新しい建物で、隠れた名医でまだ世間に知られていないのだろうと勝手に解釈。すぐに呼ばれて視力検査、相変わらず良く見える。いろいろ症状を話すと白内障、緑内障などの検査をしたけれど、異常は見つからない。ただ、目の中にゴミがある。拡大してみると入っているは入っているは、まず髪の毛が2本、ネコの毛らしいものが2本、抜けたまつ毛が1本、計5本もの毛がはいっていた。「なにか動物飼っていますか」との答えに「はい、猫を沢山」とうれしげに答えたのには反応なし。ああ、この人猫好きではないのだとがっかりする。猫好きならそこで「ほう、何匹ですか」とか嬉しそうに聴いてくるのに。がっかり。別に眼科医が猫好きだとどうなるのかというものでもないけれど、やはり同好の士であって欲しかった。とは勝手なこちらの思い込み。ずいぶん以前から目の調子が悪いと思っていたけれど、これも自分自身の思い込みかもしれない。私くらいの年齢になると、白内障、飛蚊症などの病気が出てくるのが当たり前だと思っていたから、自分もなにか病気があると思っていた。よくよく考えると充血とショボショボする以外なんにもなし。先日の人間ドックの時にもすべて異常なし。自分で病気をこしらえるのはよそう。そもそも、そうすることが老化というのかもしれない。

2012年2月7日火曜日

絶不調

日曜日まではなんとか持ちこたえていたけれど、気力がなくなってパソコンに向かってもボーっとして投稿お休み。なんでこんなに疲れたのかと考えたら、それはノラのせい。この冬中、ノラがお腹すかせていないか、寒くはないかと心配で夜中まで起きていて、早朝から目覚めてカイロを温めて本当に自分でもバカだと思うくらい面倒みていた。その結果、ノラはガールフレンドの三毛とぬくぬくとこの冬を乗り切った・・・かに見えた。でも世の中そう甘いもんじゃない。最近でかい白猫が登場。尻尾だけ黒い。やはりノラ猫と思える。体格からするとうちのノラは勝ち目がない。でもノラは知恵も三毛とのかたい絆もあって、幸せ度は高い。ところが、白が来てからせっかく私が建ててあげた豪邸に住めなくなってしまった。三毛もこない。一体どこで暮らしているのかしら。ときどき現れては情けない顔をして餌をおねだりしていく。本当はこの週末スキーに行きたかったのに、体調不良とノラの心配で行けそうもない。ノラは長年ノラをやっていて生き延びてきたのだから、私が2,3日いなくても、ちゃんとほかのうちにも保険をかけてあることくらいわかっている。だからスキーにとおもっていたけれど、体がドヨンとして動かない。本当にたるみきっていたから、顔はむくみ脚は動かない。これで過激なスポーツやったら怪我するぞ、とうちなる声がする。毎年かかさずやってきた唯一のスポーツだから一年でも休みたくはないけれど、行けば元気になると思うのは若い内だけのこと。なんせ、部品が古い。デメルの猫の舌チョコレートを2枚、それでやっと元気になってパソコンに向かっている。ついでにもう一枚。ああ、きりがない。

2012年2月4日土曜日

石ころアートのたまさぶろう

岩手県在住の石ころアートのアーティストが造ってくださったたまさぶろうです。表情がそっくりでビックリ。写真を数枚送っただけで、性格まで読み取ったようで、たまのそのものみたいに思われます。akieさんというお名前で、依頼してから写真を送ると、イメージに合った石ころ探しから始めるので、すぐには出来ませんが本当に素晴らしい出来映えで、たまもさぞ嬉しいことと思ったけれど、本人は関心がないみたい。akieさんのお名前は最初のaが大文字です。galaxy の文字変換がよくわからないので、あきえさんごめんなさい。

2012年2月1日水曜日

やる気が出ない日

今朝起きた時から体調今一。足の火傷の跡がやっと落ち着いて、久々にスニーカー履いて散歩でもすれば元気が出るかと思ったけれど、全然効果なし。昨日は華麗なるトリオ・・・実は練習に入る前に近所のカレー屋さんでカレーランチを食べるのが習慣になっているトリオ・・・の練習を元気にこなしていたのに、今日は全くダラッとしてしまらない。思いつくのは今朝明け方からたまさぶろうが異常に元気で、早朝に起こされたからか。まさか地震の予知ではないと思う。今ヤツはすやすやお休みだから。しばらくうだうだしてから思い出した。昨日ステージ用に注文していた靴が届いていたことを。履いてみたら少しきつめなので、これを履いて一時間足が痛くならなければ返品しない、痛くなったら返品しようと考えた。昨日は一時間大丈夫だったので、きょうも問題なければそのまま購入しよう。ちょうどゴールドとシルバーの中間くらいの色で、後ろに大きなリボンが付いていて、すごく可愛い。靴を見たら少し元気になった。先日演奏依頼のあったブラームスの2番目のソナタ。弾き終えた時点で痛くなければOKとしよう。演奏時間は約20分、少し短いけれどそこまでもてばあとは大丈夫かな、と言うわけで履いて練習を始めた。弾きながらチラチラと靴を眺める。これに合うドレスを買おうかな。春らしいパステルカラーのドレスが見つかるといいな。初めのうちは練習に身が入らない。けれど、ブラームスのソナタの中で一番好きな2番。ブラームスの生涯で一番幸せな頃に書かれたという美しい曲は、弾いているだけで幸せになれる。何やかやと反復したり指使いを考えたりして一時間。足は痛くならなかった。これからドレスを捜す楽しみが出来て、やっとやる気を奮い立たせる。そのうちに本気で弾き始めたらしめたもの。時々邪道から入って行くこともあるけれど、人間そうそう毎日元気なわけではないから、これもありでしょう。