2012年2月9日木曜日

たまさぶろうご乱心

最近風邪をひいているのにもかかわらず、夜ゆっくり寝られない。たまさぶろうが元凶なのだ。就寝時は可愛らしく横に寄り添って寝るのだが、軒下三寸下がる丑三つ時、突然活動し始める。昼間はさんざんぐうすか寝ているから、どうやら退屈するらしい。でも、よりによって夜中とはねえ。だいたい1時半から3時くらいまでが活動期。そうなると大声で鳴き始め、私が起きるまで耳元で喚き散らす。死んだふりして布団をかぶっていても、がしがしと遠慮なく爪を出してひとの頭を引っ掻き始める。いくら怒ってもやめようとしない。まずは一連のトイレ使用。おしっこがすむとまず「おい、よごれたぞ、かたずけろ」とワンマン亭主面して起こされる。片付けてしばらくすると、今度は大きい方。カシャカシャと砂を掻いて、片付けるまで続ける。もう、たまらない。早く片付けないと、いつまでもやっている。それがすんで、もう寝てくれるかと思うと今度は布団を出たり入ったり。なにをしたいのか判然としないから、怒りながら無理やり布団に抑え込んで寝かそうとするとしばらくはおとなしい。10分もしないうちにまた起きる。私の右側から左側に移るだけだったり、右から左に行ってまた右に戻ったり、際限なく繰り返す。そのうちこちらはすっかり目が醒めてしまって、お湯割りの焼酎なんか舐めながら本を読んでいる。それが3時過ぎて4時になるとコトンと寝てしまう。いったいなんなのさ。私はもう目が冴えて眠れない。風邪だから十分の睡眠が必要なのに。いつからこうなってしまったのか。玉三郎は素直でやさしい雄猫だったのに。人間でいえばもう90歳近いらしい。いわゆるボケ症状?でも、顔見ると目つきもはっきりしている。普段は取り立てて弱った風もない。猫の心理に詳しい人、助けて。

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