2012年2月27日月曜日

体の軸

私の姿勢はいつも楽することに流れて出っ尻でお腹がつき出るというだらしないものだから、キューピ-さん体型になってしまう。最近ヴァイオリンの音がどうも冴えないのは勉強不足といつもと違う絃を張ったせいだと思っていた。最近評判になっている骨盤の上に体を載せて軸をまっすぐにするストレッチ法があるという。今回の東京マラソンで2位となった藤原新選手もそのトレーニング法を取り入れたというので、自己流ながら少し試みてみた。体の軸をまっすぐにすると言うのは廣戸道場でも教わったけれど、最後に行った時は腰の具合が最悪だったので、無理にストレッチをしたために歩けなくなるほど悪化させてしまった。道場が寒くて床が冷たいのも原因だった。それで暖かくなるまではお休みさせてもらうことにした。自分で鏡を見たり体の感じを徐々に馴らしながら、軸がまっすぐかどうかチェック。そしてやおら楽器を構えるとものすごく安定する。今までどうやってもなにか不安定感があったのが、楽器が体の延長のように感じられる。ただまだ慣れていないので、すぐにいつものお尻を突き出した姿勢に戻ってしまう。軸をまっすぐにして音を出してみると、伸びのあるしっかりとした音が出る。左手のフィンガリングも楽になる。永続きはしないけれど、どうやらこの姿勢をとればいいのだと納得した。これから一ヶ月くらいかければ自分のものにできるだろうか。やはり、そろそろ廣戸先生に見ていただいた方がいいかもしれない。今年はまだ寒いので道場も寒いだろう。アスリートたちが来るので、かれらは寒いわけがない。普通、猫は道場になんか行かないから。にゃ。

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