帰国前日は盛り沢山なメニューが待っていて、怠け者の私もついに一日に2つのプログラムを鑑賞することになった。
このツアーの目玉はヴェルディ「椿姫」
私はヴェルディのオペラはどうも苦手で「椿姫」も大傑作だとは思うものの大好きかと訊かれると、6番目くらいになってしまう。
しかし、このツアーはこれが目的で組まれているので、さようならとはいかない。
私がまだ学生の頃、イタリアオペラが来て大騒ぎ。
私達は渋谷のチケット売り場に徹夜で並んだ。
今でこそソプラノ歌手でもほっそりしている人が多いけれど、当時はすごく太っていると相場が決まっていた。
痩せていては声がでないという伝説があって、まあ、多少影響があるかもしれないけれど、その後キリ・テ・カナワのように痩せていても声が出るということがわかって、騙された気がした。
昔の椿姫。
すぐに死ぬはずなのに、相手役の手が回りきらないほど太っていて、歌詞は「パリを離れて静かなところにいけば、あなたの病気も治るでしょう」と歌われると「うそだ!」と叫びたくなった。
今回の椿姫は世界中に発信するための録画が取られるというので、特に美しい人が選ばれたのかもしれないけれど、上品で美しいプリマドンナだった。
このオペラの腹の立つところは、アルフレードの父ジェルモンの身勝手さ。
自分の娘の幸せのために他の女性を犠牲にする。
「娘さんに伝えて」「あなたの幸せの陰で死んでいく私がいるのを忘れないで」と歌うヴィオレッタ。
しかし、私が一番好きなのは、ジェルモンがアルフレードに田舎へ帰るように歌う「プロバンスの海と空?」「空と海?」だったかしら。
ヴェルディのオペラは確かにどれも最高傑作だけれど、時々理不尽さを感じてしまう。
なんだか私には濃すぎる。
その日の「椿姫」は完璧、文句のつけようのない素晴らしさで聴衆は総立ちの熱狂ぶりだった。
その夜は多くの献立があって、プッチーニの3部作「ジャンニ・スキッキ」などと、ミュージカル「オペラ座の怪人」ヘンデル「メサイア」を選択できたので、私はためらわず「メサイア」を選んだ。
オペラやミュージカルもいいけれど、私はニューヨークフィルが聴きたい。
特に小さなトランペットの音が聴きたい。
きっと素晴らしくうまいに違いない。
ここは本拠地のニューヨークだし。
一人でオペラハウスの近く、リンカーンセンターのデヴィッド・ゲッフェンホールへ歩いて行くことにした。
夕暮れが迫っているセントラルパークを過ぎて、もうすっかり慣れっこになった道をたどる。
旅の途中で一人で行動することは、緊張感と新鮮さを伴う。
最近のニューヨークは安全になったといえども、油断はできない。
それでもなにも好き好んで婆さんを狙う人もいないだろう。
でも黄昏時、顔が見えなければ女の子と間違えて誘拐されるかもしれない。
会場にはオペラハウスで見かける人たちとは雰囲気の違う人種がいる。
もう少し地に足が付いたというか、あまり着飾ってもいないし、ごく普通の雰囲気が好ましい。
食後の楽しみにオーケストラをちょっと聴きにといった風で。
この会場は一見すると質素。
茶色で統一されて木をふんだんに使った内部。
座席も手すりなども簡素で、しかしなんとも言えない居心地の良さ。
それはオペラハウスのような豪華さはなく、まるで近所の公会堂に来たような感じ。
これがニューヨーク・フィルの本拠地?
しかし音響はとても素晴らしかった。
見てくれよりも実質かも。
出演者が出てきたら、なんだかやたらと女性が多い。
私の目的の小さなトランペットはどこに?
たしかティンパ二がないといけないはずだけど、どこ?
あるべきところには歌のソリスト。
えっと!女性は2名いないといけないはずなのに一人だけ。
歌いだしたら、なるほど。
男性歌手の一人はカウンターテナーだった。
体型は少し華奢で、透き通るような女声を出す。
音域は高いけれど完全な女性の声とも違う。
当時もカウンターテナーが歌ったのかしら?
序曲が始まった途端、あまりの気持ちよさにぐっすりと寝てしまった。
ほい、しまった!
しばらくして目が覚めると、透明感のある柔らかな音が響いている。
ああ、美しい。
しかし、モダンヴァイオリンにしては音が柔らかいと思ってよく見たら、ヴィブラートを極力抑えて演奏している。
それで古楽器の音に近いのか、あるいは本当に古楽器を使っていたのかは目が悪くてよく見えない。
後半、お目当てのトランペットがステージに出てきた。
前半彼らはテラス席で吹いているのが見えた。
期待が大きすぎたか、トランペッターが緊張していたか、かなり音程高めでおやまあ。
吹き始める前にステージでペットボトルから水を飲んでいるのが見えた。
相当緊張していたのかな。
ハレルヤコーラスで立ち上がると前後左右、象の大群に囲まれたみたいで、私は草原の子うさぎちゃん状態。
日本でも小さめなのに、アメリカでは人に埋没してしまう。
2018年12月20日木曜日
ラ・ボエームの次は
ラ・ボエームはとにかく泣ける。
よくできたオペラ。
今回の歌手は名前も見ないで聴いていたけれど、ミミは可憐でいいけれど、ムゼッタの蓮っ葉さが中途半端。
もう少し過激だと最後に彼女がミミのために心を砕くところが効いたのにと思うけれど。
メトを批判するとこちらが批判されそうで怖い。
ロドルフォの高音に難あり。
高音を出すときに彼が一瞬自分を疑ったように見えたのは考え過ぎかもしれないが、ああ、やはり外れたなと思うのが私の意地悪なところ。
特に私は「わが古き友、さらば」とバスで歌われる外套の歌がたまらない。
だがコルリーネ役の低音に難ありで。
これはバス歌手には酷かもしれない。
バス歌手はほとんどアリアの出番はない。
「魔笛」のザラストロのアリアもたいてい最低音が音痴になる。
いやそんな事言わずに、ただ泣いていればいいのだが。
オーケストラの細かいパッセージまではっきりと聞き取れるのは、オーケストラプレーヤーの腕とこの劇場のオーケストラピットの音響がいいのか。
時々お見事と叫びたくなる。
しかし、大抵の人は歌は聴いてもオーケストラは単なる伴奏と思っているらしい。
オペラは総合芸術だから歌のことばかり言わないで、すべての事に気を配ってほしい・・というのが我々オケマンの儚い希望なのだ。
ところがそこまで神経を研ぎ澄ますと、一晩聴くと疲れる。
だから何も考えず、のんびり泣いているのが一番良い聞き方かもしれない。
次の日はヴェルディ「オテロ」が用意されていたけれど、私はパス。
このオペラは、イアーゴの悪巧みが徐々に毒のように効いてくる経過がわからないと、オテロは単なるお馬鹿さんになってしまう。
たぶん歌の意味がわからず聴いたら、なんか暗いオペラで終わってしまう。
デズデモーナの可哀想さがわからない。
「柳の歌」あたりで私の涙腺は破壊する。
そのあまりの可哀想さに、私は顔がかぼちゃみたいに腫れ上がってひどいことになる。
ニューヨークに来てかぼちゃになりたくないけれど、せっかくメトに来て聴かないのも馬鹿だとは思う。
誰か、元々かぼちゃみたいな顔だと言わなかった?空耳?
しかし、毎日オペラ浸けでは体がもたない。
オテロをパスして、ハドソン川のクルージングにでかけた。
冷たい雨まじりの風が吹き付ける中、結構なスピードで船は進む。
今まで足で歩いていたニューヨークの高層ビル群を外から見ることになった。
歩いていると自分の周囲しか見えないけれど、外からぐるっと眺めると、とても調和のとれた街であることがわかる。
建物に統一感があって、日本のように思いつきで次々と新しいビルを建てるようなことではなく、色や窓などの形に一定の約束事があるようだ。
しばらくするとあの有名な自由の女神が巨大な姿を表した。
巨大なだけではなく、実に芸術性の高い作品であることがよくわかる。
かつてこの地を目指した移民たちが、この像を見て胸を踊らせたにちがいない。
よくできたオペラ。
今回の歌手は名前も見ないで聴いていたけれど、ミミは可憐でいいけれど、ムゼッタの蓮っ葉さが中途半端。
もう少し過激だと最後に彼女がミミのために心を砕くところが効いたのにと思うけれど。
メトを批判するとこちらが批判されそうで怖い。
ロドルフォの高音に難あり。
高音を出すときに彼が一瞬自分を疑ったように見えたのは考え過ぎかもしれないが、ああ、やはり外れたなと思うのが私の意地悪なところ。
特に私は「わが古き友、さらば」とバスで歌われる外套の歌がたまらない。
だがコルリーネ役の低音に難ありで。
これはバス歌手には酷かもしれない。
バス歌手はほとんどアリアの出番はない。
「魔笛」のザラストロのアリアもたいてい最低音が音痴になる。
いやそんな事言わずに、ただ泣いていればいいのだが。
オーケストラの細かいパッセージまではっきりと聞き取れるのは、オーケストラプレーヤーの腕とこの劇場のオーケストラピットの音響がいいのか。
時々お見事と叫びたくなる。
しかし、大抵の人は歌は聴いてもオーケストラは単なる伴奏と思っているらしい。
オペラは総合芸術だから歌のことばかり言わないで、すべての事に気を配ってほしい・・というのが我々オケマンの儚い希望なのだ。
ところがそこまで神経を研ぎ澄ますと、一晩聴くと疲れる。
だから何も考えず、のんびり泣いているのが一番良い聞き方かもしれない。
次の日はヴェルディ「オテロ」が用意されていたけれど、私はパス。
このオペラは、イアーゴの悪巧みが徐々に毒のように効いてくる経過がわからないと、オテロは単なるお馬鹿さんになってしまう。
たぶん歌の意味がわからず聴いたら、なんか暗いオペラで終わってしまう。
デズデモーナの可哀想さがわからない。
「柳の歌」あたりで私の涙腺は破壊する。
そのあまりの可哀想さに、私は顔がかぼちゃみたいに腫れ上がってひどいことになる。
ニューヨークに来てかぼちゃになりたくないけれど、せっかくメトに来て聴かないのも馬鹿だとは思う。
誰か、元々かぼちゃみたいな顔だと言わなかった?空耳?
しかし、毎日オペラ浸けでは体がもたない。
オテロをパスして、ハドソン川のクルージングにでかけた。
冷たい雨まじりの風が吹き付ける中、結構なスピードで船は進む。
今まで足で歩いていたニューヨークの高層ビル群を外から見ることになった。
歩いていると自分の周囲しか見えないけれど、外からぐるっと眺めると、とても調和のとれた街であることがわかる。
建物に統一感があって、日本のように思いつきで次々と新しいビルを建てるようなことではなく、色や窓などの形に一定の約束事があるようだ。
しばらくするとあの有名な自由の女神が巨大な姿を表した。
巨大なだけではなく、実に芸術性の高い作品であることがよくわかる。
かつてこの地を目指した移民たちが、この像を見て胸を踊らせたにちがいない。
2018年12月19日水曜日
巨大な朝食
一夜明けて、前日遅く着いた他の同行者とご対面。
その中に旧知の女性がいて、彼女はさる音大の声楽家出身でY子さんのゴルフ友達。
宿泊するパーカー・ニューヨークは朝食が有名らしい。
私が選んだのは2種類のキノコとフォアグラのパンケーキ。
運ばれてきたのは4人前もあろうかと思える巨大なパンケーキの上に、クリームシチュウがとろりとかかっている。
見るからに美味しそうだけれど、あまりにも量が多すぎる。
食べても食べても減らない。
味は本当に最高だった。
ほんの少し余ってしまったけれど、その一口がもう入らない。
恨めしげにお皿を見て、このくらい入るかと試みようとおもっても、入らない。
ま、いいか、まだ次回があるさと断念した。
あとでこれが後悔の元になった。
その日は自由参加でグラウンド・ゼロやユニオンスクエアのクリスマスマーケットなどのツアーが用意されていた。
私たちはグラウンド・ゼロは見たくないので断って何をしたかというと記憶がない。
個人の邸宅が美術館になっているフリック・コレクションに行ったかと思ったが、それは次の日だし。
ハドソン川のクルーズは次の次の日だし??一体何をしていたかしら。
とにかく忙しく飛び回っていたのは確かなんだけど。
時差ボケはほとんどしたことがないと豪語している割には、時差ボケかしら。
いやいや、本当のボケかも。
トルコ人の青年が、ジミーという馬を御してくれたのはこの日だったかな?
セントラルパークには、綺麗に飾った馬車に乗って一周するコースがある。
歩いて見るのも良いけれど、御者のガイドを聞きながら少し高い目線での馬車からの眺めも良い。
とにかくよく遊んで目的のオペラの初日。
最初に見るオペラはプッチーニ「ラ・ボエーム」
私の好きなオペラの三指に入る。
「魔笛」「ラ・ボエーム」「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」と続く。
プッチーニのオペラは誰にもわかりやすい。
オーケストレーションの巧みさと歌の旋律の美しさ、難解なストーリーではないから筋書きが音楽の邪魔ではないなど美点が多い。
特にボエームは筋は単純ながら登場人物の若々しさが伝わってくる切ない物語なので、誰にもあった青春時代が蘇る。
私は序曲が始まった途端うるうる。
家で一人で歌っていてもすぐに涙ぐんでしまう。
はじめてのメトロポリタン歌劇場なので、おしゃれをしたい。
けれど旅先に靴やバッグをいくつも持ってくるのは大変。
履いてきたのは編み上げのブーツだから、ドレスには合わない。
色々考えた末に、薄手のシルクのドレスにベルベットの上着、かかとの低い黒い靴。
本当は思い切りヒールの高い靴といきたかったけれど、出発前に膝や足首を痛めていたので断念した。
珍しくネックレスなどしたら、犬の首輪みたいで落ち着かない。
だいたい私がスカーフなど首に巻くと、工務店のおっさんが手ぬぐい巻いているように見える。
おっさん、引き合いに出してごめんなさい。
少し雨模様なのでバスは正面ではなく、横の通路に横付けされた。
雨に濡れないようにとの配慮だけれど、初めてはいるのに堂々と正面から入りたかった。
お約束どおり、私はほとんど鼻をすすって泣いていた。
なんて単純な物語。
だけど、これほど泣かせられるのは音楽の力。
プッチーニの音の魔術にハマってしまった。
その中に旧知の女性がいて、彼女はさる音大の声楽家出身でY子さんのゴルフ友達。
宿泊するパーカー・ニューヨークは朝食が有名らしい。
私が選んだのは2種類のキノコとフォアグラのパンケーキ。
運ばれてきたのは4人前もあろうかと思える巨大なパンケーキの上に、クリームシチュウがとろりとかかっている。
見るからに美味しそうだけれど、あまりにも量が多すぎる。
食べても食べても減らない。
味は本当に最高だった。
ほんの少し余ってしまったけれど、その一口がもう入らない。
恨めしげにお皿を見て、このくらい入るかと試みようとおもっても、入らない。
ま、いいか、まだ次回があるさと断念した。
あとでこれが後悔の元になった。
その日は自由参加でグラウンド・ゼロやユニオンスクエアのクリスマスマーケットなどのツアーが用意されていた。
私たちはグラウンド・ゼロは見たくないので断って何をしたかというと記憶がない。
個人の邸宅が美術館になっているフリック・コレクションに行ったかと思ったが、それは次の日だし。
ハドソン川のクルーズは次の次の日だし??一体何をしていたかしら。
とにかく忙しく飛び回っていたのは確かなんだけど。
時差ボケはほとんどしたことがないと豪語している割には、時差ボケかしら。
いやいや、本当のボケかも。
トルコ人の青年が、ジミーという馬を御してくれたのはこの日だったかな?
セントラルパークには、綺麗に飾った馬車に乗って一周するコースがある。
歩いて見るのも良いけれど、御者のガイドを聞きながら少し高い目線での馬車からの眺めも良い。
とにかくよく遊んで目的のオペラの初日。
最初に見るオペラはプッチーニ「ラ・ボエーム」
私の好きなオペラの三指に入る。
「魔笛」「ラ・ボエーム」「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」と続く。
プッチーニのオペラは誰にもわかりやすい。
オーケストレーションの巧みさと歌の旋律の美しさ、難解なストーリーではないから筋書きが音楽の邪魔ではないなど美点が多い。
特にボエームは筋は単純ながら登場人物の若々しさが伝わってくる切ない物語なので、誰にもあった青春時代が蘇る。
私は序曲が始まった途端うるうる。
家で一人で歌っていてもすぐに涙ぐんでしまう。
はじめてのメトロポリタン歌劇場なので、おしゃれをしたい。
けれど旅先に靴やバッグをいくつも持ってくるのは大変。
履いてきたのは編み上げのブーツだから、ドレスには合わない。
色々考えた末に、薄手のシルクのドレスにベルベットの上着、かかとの低い黒い靴。
本当は思い切りヒールの高い靴といきたかったけれど、出発前に膝や足首を痛めていたので断念した。
珍しくネックレスなどしたら、犬の首輪みたいで落ち着かない。
だいたい私がスカーフなど首に巻くと、工務店のおっさんが手ぬぐい巻いているように見える。
おっさん、引き合いに出してごめんなさい。
少し雨模様なのでバスは正面ではなく、横の通路に横付けされた。
雨に濡れないようにとの配慮だけれど、初めてはいるのに堂々と正面から入りたかった。
お約束どおり、私はほとんど鼻をすすって泣いていた。
なんて単純な物語。
だけど、これほど泣かせられるのは音楽の力。
プッチーニの音の魔術にハマってしまった。
2018年12月18日火曜日
暖かいぞニューヨーク
さんざん寒いと脅かされたもののニューヨークは暖かく時には汗ばむほど、1日だけ少し寒かったほかは、寒いところが好きな私にはごきげんな気候だった。
初日は昼過ぎにホテルに到着したのでチェックインは諦めていたものの、幸運なことにすんなりと部屋に入れてもらえた。
このホテル名はパーカー・ニューヨーク。
六番街と七番街、56丁目と57丁目の間に位置している。
と言っても私ははじめてのニューヨークに詳しいわけではないでよくわからないながら、非常に便利なところにあるらしい。
五番街というのが大変賑やかで近く、ロックフェラービルにも、セントラルパーク、オペラ座にも近い。
買い物も食事にも便利。
なにより嬉しかったのは、あのカーネギーホールのすぐ傍だったこと。
12時間を超える長い飛行のあとでも疲れを見せないY子さんにハーネスを付けられて、セントラルパークへとでかけた。
かつてのセントラルパークは非常に危険だったという話だが、今はとても安全で家族連れが多い環境に変わったそうなのだ。
公園を抜けて向かったのは、アメリカの自然歴史博物館。
入り口を入ると広すぎて、一体どこからどう回っていいかわからない。
とりあえず展示室に入ると、たくさんの民族の様々な衣装や使っていた道具などが展示されている。
特に鳥類の凄まじい種類の多さに圧倒された。
マンモスや猛獣類も多分原寸大。
こんな大きな動物がかつてそのへんを闊歩していたのだろう。
これは1日では見終わらない。
次回があればそのときに又来よう。
プラネタリウムもあるようだけれど、時差ボケの状態で見たら、きっと閉館まで眠ってしまうに違いない。
夕方からロックフェラービルに登って、エンパイアステートビルとその他2本の高い塔の青い電飾が並び、目下には街中がキラキラ輝いているのを眺めた。
ここは何階だったか忘れたけれど(60階?)、かつてはエンパイア・ステートビルからの眺めが人気だったもののお株を奪ったということだった。
混み合った展望台を抜けてからバスツアーへと向かった。
やってきたバスは座席が横向きで外が見えるように並んでいる。
大変面白そうと思ったのは束の間。
ガイドさんのキンキン声と音楽の大音響で、1時間15分のツアーは責め苦に等しい。
面白かったのは途中の道筋にスタッフが待ち構えていて、ストリートミュージシャンのフリをして、中のスタッフと会話したり歌ったり、外からバスの客を楽しませたこと。
これが大音響の原因かもしれなかった。
とにかく終わったらホッとしてそそくさとバスを降りた。
せっかくY子さんが特等席を確保してくれたのに、しばらく耳がツーンとして治らなかった。
アメリカ人は食事の量も甘さも半端ない。
半端ないといえばセントラルパークの広さも、こんな大都会にこれほどの広さを持つ公園ができたのも驚き。
初日は昼過ぎにホテルに到着したのでチェックインは諦めていたものの、幸運なことにすんなりと部屋に入れてもらえた。
このホテル名はパーカー・ニューヨーク。
六番街と七番街、56丁目と57丁目の間に位置している。
と言っても私ははじめてのニューヨークに詳しいわけではないでよくわからないながら、非常に便利なところにあるらしい。
五番街というのが大変賑やかで近く、ロックフェラービルにも、セントラルパーク、オペラ座にも近い。
買い物も食事にも便利。
なにより嬉しかったのは、あのカーネギーホールのすぐ傍だったこと。
12時間を超える長い飛行のあとでも疲れを見せないY子さんにハーネスを付けられて、セントラルパークへとでかけた。
かつてのセントラルパークは非常に危険だったという話だが、今はとても安全で家族連れが多い環境に変わったそうなのだ。
公園を抜けて向かったのは、アメリカの自然歴史博物館。
入り口を入ると広すぎて、一体どこからどう回っていいかわからない。
とりあえず展示室に入ると、たくさんの民族の様々な衣装や使っていた道具などが展示されている。
特に鳥類の凄まじい種類の多さに圧倒された。
マンモスや猛獣類も多分原寸大。
こんな大きな動物がかつてそのへんを闊歩していたのだろう。
これは1日では見終わらない。
次回があればそのときに又来よう。
プラネタリウムもあるようだけれど、時差ボケの状態で見たら、きっと閉館まで眠ってしまうに違いない。
夕方からロックフェラービルに登って、エンパイアステートビルとその他2本の高い塔の青い電飾が並び、目下には街中がキラキラ輝いているのを眺めた。
ここは何階だったか忘れたけれど(60階?)、かつてはエンパイア・ステートビルからの眺めが人気だったもののお株を奪ったということだった。
混み合った展望台を抜けてからバスツアーへと向かった。
やってきたバスは座席が横向きで外が見えるように並んでいる。
大変面白そうと思ったのは束の間。
ガイドさんのキンキン声と音楽の大音響で、1時間15分のツアーは責め苦に等しい。
面白かったのは途中の道筋にスタッフが待ち構えていて、ストリートミュージシャンのフリをして、中のスタッフと会話したり歌ったり、外からバスの客を楽しませたこと。
これが大音響の原因かもしれなかった。
とにかく終わったらホッとしてそそくさとバスを降りた。
せっかくY子さんが特等席を確保してくれたのに、しばらく耳がツーンとして治らなかった。
アメリカ人は食事の量も甘さも半端ない。
半端ないといえばセントラルパークの広さも、こんな大都会にこれほどの広さを持つ公園ができたのも驚き。
2018年12月17日月曜日
ニューヨークへ
色々煮詰まっているところでお誘いを受けて、ホイホイとニューヨーク詣でをしてまいりました。
あまり長いことブログへの投稿を控えていたので、時々「生きているのかな?」的なメールなどを頂いてご心配かけましたが、なに、生きておりますとも。
私の脳は大変単純にできておりますので、一つのことしか考えられない。
今はまだ、色々な事務処理に頭が行っているので、ブログにまで考えが及ばない。
人間が単順で多岐にわたる思考はむり。
12日の朝、羽田発ニューヨーク行の飛行機に乗り込んで、長~い空の旅が始まった。
私の御者は南青山のY子さん。
じゃじゃ馬を連れてのニューヨーク観光はさぞ、気骨が折れたこととお察しする。
先月頃「ニューヨークへ行きませんか?」とのお誘いを受けて、その頃になればあらかた物事の整理は付いているだろうと乗っかったお誘いだったけれど、やはりまだ色々片付かず。
えい、どうにでもなれと猫を私の家の上の階に住む女性に託して日本を離れた。
猫一匹にキャットシッターが3人。
お姫様扱いなのにうちの猫は押し入れで怯えて暮らしていたと、帰ってきてから聞かされた。
帰宅したら目が爛爛として、フーフーうなりまくる。
これだから帰るまでは本当に心配なのだ。
心配しながらも空の上に行ってしまえば、気持ちははるかニューヨークへ。
アメリカのところどころ部分的には4回くらい行っているけれど、ぜんぶ西側で東は初めて。
同行のY子さんは英語の名人だから、私も大船に乗った気分。
今回はニューヨークのメトロポリタン歌劇場のオペラを鑑賞するというツアーに半分乗った形で参加した。
オペラのチケットの入手はツアーで手に入れたほうが楽だけれど、あまり大勢で行動するのは苦手な私達は飛行機の便は別。
オペラ以外の観光ツアーはキャンセルというはなはだわがままな参加の仕方での参加となった。
そのかわり自由にニューヨークの街を闊歩して、大変楽しかった。
ことの詳細は次回として、皆様、ご心配おかけしましたがnekotamaは変わらず元気です。
まあ、時々はうつ状態になったりもありましたが、一過性のものです。
先年、カルガリーにスキーに行ったとき、11時間ほどの飛行時間、帰ってきてからもう、こんな長時間のフライトはまっぴらと思っていたのに、今回はそれを上回る長さ。
13時間くらい?
狭い座席で座っていると、足がむくんで立ち上がれなくなる。
そして帰りはもっと長い。
往路の機内は空いていて、私は座席を3つつなげて足を伸ばしたから、実に快適だった。
Y子さんはお金持ちだからビジネスクラス。
足を伸ばせないという心配はないらしい。
ツアーの他の人達よりも早い飛行機だったから、先に到着した私達はセントラルパークに散歩に出かける。
時差の関係で一日長く使えるから、その日だけでも、自然博物館やロックフェラーのビルからの夜景を楽しみ、バスのナイトツアーに参加と、盛りだくさんのプログラムで、それはぜんぶY子さんのアレンジによるもの。
下手なツアコン真っ青の充実したアレンジの一日になった。
他の参加者が到着するのは夕方遅く、私達は丸一日儲かった気がした。
目的のオペラのことは次回に。
あまり長いことブログへの投稿を控えていたので、時々「生きているのかな?」的なメールなどを頂いてご心配かけましたが、なに、生きておりますとも。
私の脳は大変単純にできておりますので、一つのことしか考えられない。
今はまだ、色々な事務処理に頭が行っているので、ブログにまで考えが及ばない。
人間が単順で多岐にわたる思考はむり。
12日の朝、羽田発ニューヨーク行の飛行機に乗り込んで、長~い空の旅が始まった。
私の御者は南青山のY子さん。
じゃじゃ馬を連れてのニューヨーク観光はさぞ、気骨が折れたこととお察しする。
先月頃「ニューヨークへ行きませんか?」とのお誘いを受けて、その頃になればあらかた物事の整理は付いているだろうと乗っかったお誘いだったけれど、やはりまだ色々片付かず。
えい、どうにでもなれと猫を私の家の上の階に住む女性に託して日本を離れた。
猫一匹にキャットシッターが3人。
お姫様扱いなのにうちの猫は押し入れで怯えて暮らしていたと、帰ってきてから聞かされた。
帰宅したら目が爛爛として、フーフーうなりまくる。
これだから帰るまでは本当に心配なのだ。
心配しながらも空の上に行ってしまえば、気持ちははるかニューヨークへ。
アメリカのところどころ部分的には4回くらい行っているけれど、ぜんぶ西側で東は初めて。
同行のY子さんは英語の名人だから、私も大船に乗った気分。
今回はニューヨークのメトロポリタン歌劇場のオペラを鑑賞するというツアーに半分乗った形で参加した。
オペラのチケットの入手はツアーで手に入れたほうが楽だけれど、あまり大勢で行動するのは苦手な私達は飛行機の便は別。
オペラ以外の観光ツアーはキャンセルというはなはだわがままな参加の仕方での参加となった。
そのかわり自由にニューヨークの街を闊歩して、大変楽しかった。
ことの詳細は次回として、皆様、ご心配おかけしましたがnekotamaは変わらず元気です。
まあ、時々はうつ状態になったりもありましたが、一過性のものです。
先年、カルガリーにスキーに行ったとき、11時間ほどの飛行時間、帰ってきてからもう、こんな長時間のフライトはまっぴらと思っていたのに、今回はそれを上回る長さ。
13時間くらい?
狭い座席で座っていると、足がむくんで立ち上がれなくなる。
そして帰りはもっと長い。
往路の機内は空いていて、私は座席を3つつなげて足を伸ばしたから、実に快適だった。
Y子さんはお金持ちだからビジネスクラス。
足を伸ばせないという心配はないらしい。
ツアーの他の人達よりも早い飛行機だったから、先に到着した私達はセントラルパークに散歩に出かける。
時差の関係で一日長く使えるから、その日だけでも、自然博物館やロックフェラーのビルからの夜景を楽しみ、バスのナイトツアーに参加と、盛りだくさんのプログラムで、それはぜんぶY子さんのアレンジによるもの。
下手なツアコン真っ青の充実したアレンジの一日になった。
他の参加者が到着するのは夕方遅く、私達は丸一日儲かった気がした。
目的のオペラのことは次回に。
2018年11月12日月曜日
プロの技
掃除は苦手。
そうかと言って掃除のプロに頼もうとすると、まず室内を片付けなければと思ってしまう。
見栄もあるけれど、あまりにも散らかっていると掃除がしにくいだろうし、効率が悪く時間を無駄にさせると思うから。
そういうことで長年業者に頼みたいのに、頼めないでいた。
知り合いに掃除の会社の役員がいた。
彼に会社から誰か派遣してと頼むと「いいよ、俺がやってやるよ」
そう言いながらやってくれたためしがない。
どうせ掃除しないでお酒を飲む目的だと思うから、あえてそれ以上頼まなかった。
それで我が家は20年来の汚れが増殖していた。
今回部屋のリフォームをするので、これがチャンス。
ぜんぶリフォーム会社からの派遣だから、安心できる。
以前キッチンを掃除してもらったときに、完璧だった人なので。
まず、ものすごいのは、私のベッドの頭の上にある北側の小窓。
そう、私はずっと北枕で寝ています。
網戸のサッシが外れないので自分ではどうしようもなく、ブラインドを上げなければ見えないのを幸い、見ないことにしていた。
時々風を通すときにどうしても見てしまうと、そのおぞましさに震えた。
今朝、作業する人にまず言ったのは、そこの窓をよろしく!
馴れているのかよほど肝っ玉の座った人なのか、それを見ても顔色一つ変えないのは賞賛に値する。
私だったら、ギャーッと叫んで失神するほどの見事な汚れっぷりなのに。
昼頃様子を見に行ったら、なんとまあ、美しい!
これだけきれいにするのにどれほど時間がかかったことか。
予定は16時終了のはずが終わらない。
結局ぜんぶ終わったのは予定時間を大幅に上回った、19時。
たっぷりと汚してあるのでたいそうやり甲斐があるとは思うけれど、20年の積もった汚れが見事なまでに消えたのは、多少惜しい気もする。
家に歴史あり、ゴミに人あり・・・なんじゃそりゃ。
良い世の中になったものだわ。
掃除が苦手の人は、家をきれいに保つのはひと苦労。
家政婦さんがやってくれるようなお金持ちならいざしらず、我が家のような赤貧洗うが如き家では、昔は自分でやらなければならなかった。
手は荒れ、腰は痛む。
時々気が向くと、申し訳程度に目立つところだけゴシゴシ。
物陰にはのうのうと暮らすカビたち。
今は掃除専門業者がいて、やってもらえる。
リフォームはまだ半ば。
あとは電気関係とドアの取り替え階段のシートの張り替え。
それで又1週間。
猫は隣の部屋へ隔離されるのには、少し馴れてきた。
それでもまだ文句たらたら、ぶうたれている。
今日は初めて私が昼寝しているソファに来て喉を鳴らした。
昼寝の習慣のない私も流石に疲れて、ちょっと横になったらぐっすりと寝てしまったらしい。
電話のベルで目が覚めて慌てて受話器をとったら、足首を痛めてしまった。
その後、足がつって痛いのなんのって。
ピカピカになった部屋に戻ってお風呂に入った。
洗面台の後ろに黒い汚れがあったのが消えて、清々しい。
そうかと言って掃除のプロに頼もうとすると、まず室内を片付けなければと思ってしまう。
見栄もあるけれど、あまりにも散らかっていると掃除がしにくいだろうし、効率が悪く時間を無駄にさせると思うから。
そういうことで長年業者に頼みたいのに、頼めないでいた。
知り合いに掃除の会社の役員がいた。
彼に会社から誰か派遣してと頼むと「いいよ、俺がやってやるよ」
そう言いながらやってくれたためしがない。
どうせ掃除しないでお酒を飲む目的だと思うから、あえてそれ以上頼まなかった。
それで我が家は20年来の汚れが増殖していた。
今回部屋のリフォームをするので、これがチャンス。
ぜんぶリフォーム会社からの派遣だから、安心できる。
以前キッチンを掃除してもらったときに、完璧だった人なので。
まず、ものすごいのは、私のベッドの頭の上にある北側の小窓。
そう、私はずっと北枕で寝ています。
網戸のサッシが外れないので自分ではどうしようもなく、ブラインドを上げなければ見えないのを幸い、見ないことにしていた。
時々風を通すときにどうしても見てしまうと、そのおぞましさに震えた。
今朝、作業する人にまず言ったのは、そこの窓をよろしく!
馴れているのかよほど肝っ玉の座った人なのか、それを見ても顔色一つ変えないのは賞賛に値する。
私だったら、ギャーッと叫んで失神するほどの見事な汚れっぷりなのに。
昼頃様子を見に行ったら、なんとまあ、美しい!
これだけきれいにするのにどれほど時間がかかったことか。
予定は16時終了のはずが終わらない。
結局ぜんぶ終わったのは予定時間を大幅に上回った、19時。
たっぷりと汚してあるのでたいそうやり甲斐があるとは思うけれど、20年の積もった汚れが見事なまでに消えたのは、多少惜しい気もする。
家に歴史あり、ゴミに人あり・・・なんじゃそりゃ。
良い世の中になったものだわ。
掃除が苦手の人は、家をきれいに保つのはひと苦労。
家政婦さんがやってくれるようなお金持ちならいざしらず、我が家のような赤貧洗うが如き家では、昔は自分でやらなければならなかった。
手は荒れ、腰は痛む。
時々気が向くと、申し訳程度に目立つところだけゴシゴシ。
物陰にはのうのうと暮らすカビたち。
今は掃除専門業者がいて、やってもらえる。
リフォームはまだ半ば。
あとは電気関係とドアの取り替え階段のシートの張り替え。
それで又1週間。
猫は隣の部屋へ隔離されるのには、少し馴れてきた。
それでもまだ文句たらたら、ぶうたれている。
今日は初めて私が昼寝しているソファに来て喉を鳴らした。
昼寝の習慣のない私も流石に疲れて、ちょっと横になったらぐっすりと寝てしまったらしい。
電話のベルで目が覚めて慌てて受話器をとったら、足首を痛めてしまった。
その後、足がつって痛いのなんのって。
ピカピカになった部屋に戻ってお風呂に入った。
洗面台の後ろに黒い汚れがあったのが消えて、清々しい。
2018年11月7日水曜日
ご無沙汰しております
気がついたらもう11月に入って1週間。
すったもんだは最高潮!
自室のリフォームを始めてしまったのと、2つばかり必要な演奏の準備と、北軽井沢の秋のコンサートの反省会と、相続の手続きが遅れているのとで、脳みそはイライラマックス。
何を考えても他の事項に邪魔されて、明確な思考ができない。
自室のリフォームはだいぶ前に決まっていたので、遅らせると又来年に持ち越しとなってしまうから我慢我慢。
工事中は猫と二人でレッスン室で不自由な生活。
キッチンがないからポットで沸かしたお湯でカップラーメンを啜る日々。
猫は早く自宅に戻せと泣きわめく。
階段の踊り場を挟んだだけなのにこの騒ぎ様では、旅行にも連れていけない。
住まいの方のガラクタがレッスン室に運び込まれて、生活感が溢れかえっているのも本当に嫌。
今のうちに不用品を選別しておけば楽なのに、すっかり疲れ果ててやる気が出ない。
結局工事が終わったら元の場所に戻すだけで、断捨離は夢のまた夢になる。
本当に疲れるのは、生活用品を運んだり食器棚やベッドを捨てたりということよりも、相続に関する書類が集まらないことのほうが大きい。
私以外の法定相続人たちに連絡したのは、9月の初め。
今までどうしても送ってもらえない書類があって、何回連絡しても揃わない。
やっと今日めでたく最後の書類が届いた。
これで枕を高くして眠れるけれど、私は高い枕は嫌いだから、相変わらずぺったんこの枕で寝る。
いや、そういうことじゃないのよという人がきっと出てくると思って待っているのですよ。
誰が言ってくるかな?アハハ。
最後の書類が届いたからといって、安心できるものではない。
この先もすったもんだが続いたら、私はそろそろ寝込んでしまう。
猫んで・・・です。
猫といえば、職人さんが来るとレッスン室のトイレの便器の裏に隠れて、一日中出てこない。
仕方がないからそこに毛布を敷いて、猫トイレを置いて、ドアを少し開けて外に餌を置いて、何不自由なく暮らせるのに文句を言う。
あまりにも他の人を怖がるので、12月に旅行に行くつもりなのに心配。
ペットホテルに泊めるか、いつもの獣医さんに預けるか、又は自宅で一人暮らしをしてもらうか考慮中。
幸い周りは猫好きだらけ。
上の階の人がペットシッターしますよと言ってくれている。
お願いしますと言ったものの、その人とちょっと階段で出会っただけで猫めは、しっぽブラシ膨張、体中の毛が逆立ち目は真ん丸に。
近寄ってこようとする上の階の人に、近寄らないでと言ってしまった。
これからお世話になるかもしれないから馴らさないといけないのに、どうしよう。
悩みは尽きない。
猫の悩みはもっとある。
最近駐車場に来る猫の数が増加の一途で、初めはガタイの良いオス猫が1匹。
おしゃれなバンダナを首に巻いているから、近所の飼い猫だと思う。
飼い猫さんなら後腐れないと思っていたら、別の猫を連れてきた。
どうやら別猫は雌の野良猫のようだ。
雌にいい顔見せたくて鷹揚に振る舞っている。
ところが次に、家の前の川を渡って来る子が。
川を渡ってと言っても泳いでではなく、ちゃんと橋を渡ってくる。
あたりまえか!
そして次にその兄弟猫が。
そのうち黒っぽい縞猫が仲間に。
そんなわけで今年、私の生活は大騒ぎ。
何事も変化の潮流が渦巻いているのだと思えば納得は行くけれど、早く収まるところに収まってほしい。
私は法的な手続きとか、書類の書き込みとかが嫌いで苦手だったけれど、過ぎ去ってみると結構面白いじゃないなんて暢気になってしまうのが浅はかなところ。
とにかく2度とこんな面倒には巻き込まれたくない。
何回も結婚したり、あちらこちらに子供を沢山作ったりする人がいるけれど、そういう人たちの相続の修羅場はいかほどのものかと思う。
けれど、ちょっぴり、そういう現場で取っ組み合いをしている人たちを眺めて見たいような気がしないでもない。
父の相続のときに税理士さんから「皆様だけが兄弟だと限りません。どこかに他のご兄弟が出てくるかもしれません」と言われて皆シーンとなった。
けれど結局見慣れた兄弟だけとわかって一安心。
一瞬あの父親ならありうると思ってしまったのは親不孝だったかも。
でも弟が1人いてくれたらよかったのにと思ったりも。
先日筋トレに行ったらトレーナーが、nekotamaさんは自分から好んで忙しくしてますよねと言う。
なるほどそういうところもあるかもしれない。
嵐を呼ぶ海燕か私は。
いやウミネコでしょう。
すったもんだは最高潮!
自室のリフォームを始めてしまったのと、2つばかり必要な演奏の準備と、北軽井沢の秋のコンサートの反省会と、相続の手続きが遅れているのとで、脳みそはイライラマックス。
何を考えても他の事項に邪魔されて、明確な思考ができない。
自室のリフォームはだいぶ前に決まっていたので、遅らせると又来年に持ち越しとなってしまうから我慢我慢。
工事中は猫と二人でレッスン室で不自由な生活。
キッチンがないからポットで沸かしたお湯でカップラーメンを啜る日々。
猫は早く自宅に戻せと泣きわめく。
階段の踊り場を挟んだだけなのにこの騒ぎ様では、旅行にも連れていけない。
住まいの方のガラクタがレッスン室に運び込まれて、生活感が溢れかえっているのも本当に嫌。
今のうちに不用品を選別しておけば楽なのに、すっかり疲れ果ててやる気が出ない。
結局工事が終わったら元の場所に戻すだけで、断捨離は夢のまた夢になる。
本当に疲れるのは、生活用品を運んだり食器棚やベッドを捨てたりということよりも、相続に関する書類が集まらないことのほうが大きい。
私以外の法定相続人たちに連絡したのは、9月の初め。
今までどうしても送ってもらえない書類があって、何回連絡しても揃わない。
やっと今日めでたく最後の書類が届いた。
これで枕を高くして眠れるけれど、私は高い枕は嫌いだから、相変わらずぺったんこの枕で寝る。
いや、そういうことじゃないのよという人がきっと出てくると思って待っているのですよ。
誰が言ってくるかな?アハハ。
最後の書類が届いたからといって、安心できるものではない。
この先もすったもんだが続いたら、私はそろそろ寝込んでしまう。
猫んで・・・です。
猫といえば、職人さんが来るとレッスン室のトイレの便器の裏に隠れて、一日中出てこない。
仕方がないからそこに毛布を敷いて、猫トイレを置いて、ドアを少し開けて外に餌を置いて、何不自由なく暮らせるのに文句を言う。
あまりにも他の人を怖がるので、12月に旅行に行くつもりなのに心配。
ペットホテルに泊めるか、いつもの獣医さんに預けるか、又は自宅で一人暮らしをしてもらうか考慮中。
幸い周りは猫好きだらけ。
上の階の人がペットシッターしますよと言ってくれている。
お願いしますと言ったものの、その人とちょっと階段で出会っただけで猫めは、しっぽブラシ膨張、体中の毛が逆立ち目は真ん丸に。
近寄ってこようとする上の階の人に、近寄らないでと言ってしまった。
これからお世話になるかもしれないから馴らさないといけないのに、どうしよう。
悩みは尽きない。
猫の悩みはもっとある。
最近駐車場に来る猫の数が増加の一途で、初めはガタイの良いオス猫が1匹。
おしゃれなバンダナを首に巻いているから、近所の飼い猫だと思う。
飼い猫さんなら後腐れないと思っていたら、別の猫を連れてきた。
どうやら別猫は雌の野良猫のようだ。
雌にいい顔見せたくて鷹揚に振る舞っている。
ところが次に、家の前の川を渡って来る子が。
川を渡ってと言っても泳いでではなく、ちゃんと橋を渡ってくる。
あたりまえか!
そして次にその兄弟猫が。
そのうち黒っぽい縞猫が仲間に。
そんなわけで今年、私の生活は大騒ぎ。
何事も変化の潮流が渦巻いているのだと思えば納得は行くけれど、早く収まるところに収まってほしい。
私は法的な手続きとか、書類の書き込みとかが嫌いで苦手だったけれど、過ぎ去ってみると結構面白いじゃないなんて暢気になってしまうのが浅はかなところ。
とにかく2度とこんな面倒には巻き込まれたくない。
何回も結婚したり、あちらこちらに子供を沢山作ったりする人がいるけれど、そういう人たちの相続の修羅場はいかほどのものかと思う。
けれど、ちょっぴり、そういう現場で取っ組み合いをしている人たちを眺めて見たいような気がしないでもない。
父の相続のときに税理士さんから「皆様だけが兄弟だと限りません。どこかに他のご兄弟が出てくるかもしれません」と言われて皆シーンとなった。
けれど結局見慣れた兄弟だけとわかって一安心。
一瞬あの父親ならありうると思ってしまったのは親不孝だったかも。
でも弟が1人いてくれたらよかったのにと思ったりも。
先日筋トレに行ったらトレーナーが、nekotamaさんは自分から好んで忙しくしてますよねと言う。
なるほどそういうところもあるかもしれない。
嵐を呼ぶ海燕か私は。
いやウミネコでしょう。
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