今年も北軽井沢ミュージックホールフェスティヴァルに参加することになった。
本番は9月9日(日)昨日のことでした。
夏前にお話を頂いたけれど、去年のフェスティヴァルは天候に恵まれず最悪の条件となったので今年は参加を躊躇していた。
それでも数人の人たちが今年もやったらどうかと言うし、なんでもお手伝いしますよと言うので参加を決めた。
メンバーはいつもの雪雀連の演奏家たち。
楽器はヴァイオリン2人、ヴィオラ1人、コントラバス1人、ピアノ1人という編成なので、弾ける曲が限られてくる。
それでもチェロパートをヴィオラに移調したり、ヴィオラ2本のソロをヴァイオリンで弾いたり、悪戦苦闘してプログラムを作り上げた。
今年のプログラムは
ヴィヴァルディ:四季より「秋」
テレマン:ヴァイオリン二重奏
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番
ドビュッシー:アラベスク第1,第2番
グリンカ~バラキレフ:ひばり
ロッシーニ:ヴィオラとコントラバスの二重奏曲ソナタ
作曲者不明のヴィオラとコントラバスの二重奏曲
ラヴェル:ボレロ
前半はガチガチのクラシック。
後半は彩り豊かに明るく楽しい曲を揃えてみた。
プロデュースはnekotama。
結構コンサートの構成を考えるのが好きだけれど、楽器の編成の都合上できない曲があるのが悩みのタネ。
ロッシーニの曲も本当はチェロとコントラバスの編成を、無理やりヴィオラ用に書き直してもらった。
作曲者不明の曲は本当はコントラバス2本で弾くものらしい。
バッハのブランデンブルク協奏曲6番は本来はヴィオラ2本用、それをヴァイオリンがしゃしゃり出て別の調子で弾かせてもらった。
ラヴェルのボレロはスネア(小太鼓)がないから、私がG音でボレロのリズムを刻んでみた。
そして思ったのは、このリズムをスネアがたった1人でピアニッシモで始めるときのプレッシャーは如何ほどのものかということ。
大きなホールの大編成のオーケストラの中で唯一人、よくまあ手が震えて叩けなくならないでいられるものだと思った。
打楽器奏者に尋ねると、皆震えるそうなのだ。
大編成のオーケストラの前に出されてただ1人、数千人の聴衆の前で注目を浴びて、私なら数ヶ月前からお腹を壊しそう。
聴いている人たちが想像もつかないような過酷なことが、オーケストラの中では起こる。
ボレロの中にトロンボーンのソロがあって、それはとんでもなくプレッシャーなのだ。
そのソロをほんの僅か失敗して自殺したヨーロッパのトロンボー(ン)ニストもいたくらいで。
今回のスネアのリズムはヴァイオリンで呑気に始めてみた。
もちろんスネアもトロンボーンもいないから、弦楽器だけの編成。
大編成なら多彩な音色の変化がつけられるけれど、家内工業、零細企業のわが楽団は弦楽器でしょぼく始まる。
それでもこの曲は受ける。
なにか動物的な本能を掻き立てるものがあるらしい。
ずっと同じリズムを刻まれると、人は忘我の境地に入る。
ラヴェルの天才たるゆえん。
去年は天候に影響されて高湿度のステージは地獄のようだった。
それでも本番が始まると雨がやんだ。
今年は当日未明までは土砂降り。
ところが明け方雨はやんで、本番の頃には晴れて青空と雲が見えた。
どうやら強力な晴れ女の私のおかげ?オッホン!
このホールはシャッターを開けるとダイレクトに庭になってしまうから、外気はお構いなく入ってくる。
屋根にどんぐりの当たる音がする。
外の街道を走るトラックの騒音も交じってくる。
コントラバスとトラックの音は周波数が同じレベルだから、同時に鳴ると区別がつかなくなるとはコンバス奏者の言い分。
ま、良いではないですか、秋の日のうららかな午後、トラックのエンジン音のBGM入のコンサートでも。
これから北軽井沢は紅葉で全山が燃えるように彩られる。
最高に美しい季節を迎える。
今回はコンサートのためだけで慌ただしく帰宅したけれど、来月は猫連れで長逗留をしようと、家主さんのノンちゃんと相談している。
1番のネックは我が家の猫。
きょう帰宅したら、放置され、すっかり怒り狂っていてシャーシャー威嚇された。
留守中餌をやってくれた姉は、一回も姿を見なかったとのこと。
連れていきたいのに、こんなに人見知りでは長距離のドライブや新しい環境に馴染んでくれないのではと心配している。
猫に紅葉を愛でる気持ちを期待できるかどうか。
2018年9月10日月曜日
2018年8月3日金曜日
おじさんたち頑張って!
明日から音楽教室の弦楽アンサンブルの合宿。
毎年、越後湯沢のスキー場のなかにあるマンションのゲストルームをお借りして、発表会前の総仕上げをする。
1泊2日での合宿は、最初に越後湯沢駅近くの釜飯やさんから始まる。
ここで美味しい釜飯をたらふく食べて、いざ、練習!
このマンションには温泉やプールの他、音響の良いホールまで完備されている。
毎年思うのはここで音楽会を開いたらいいのに。
例えば居住者やマンション周辺のホテル、ロッジなどの宿泊客に聴いてもらえば、練習にも一段と励みになる。
と、思うけれどすぐに忘れるから、いつも現地に行ってから思い出す。
早くからスケジュールが決まっていたのに、あまりの暑さに新幹線のチケットを購入しにいく気にもならない。
しかし、明日は土曜日。
東京駅は大混乱でチケット売り場は長蛇の列だと思うと、お尻に火がついた。
自転車を漕いで、隣駅のJRの窓口に並んだ。
少し列が出来ていて買う人達を観察していると、おや?と思うことがあった。
よくネットでおばさんの悪口を読む。
ばばあが横入りしやがって、とか、グズグズして前に進まないとか。
でもね、良く見ているとおばさんよりおじさんのほうがとろいのよ。
今どきのおばさんはどんどん社会に出ていっている。
シャキシャキとチケットを買って、友達と楽しく旅に出る。
世の中の若い男性はおばさんが嫌い。
女子高校生よりおばさんのほうが圧倒的に面白いのに。
ところがおじさんは定年退職して仕事をやめると、友達も少ない。
仕事をしていた頃のプライドがあるから、その頃のままで生きていけると思っている。
いくら前職で偉くても、辞めてしまえば唯のおじさん。
今日見たおじさんは窓口で偉そうに「だから、それを見越してこういうスケジュールにしたんですよ」と宣う。
そのわりに作業は遅々として進まず、結局ちゃんと調べていないことが判明。
職員にいろいろ調べさせて、時間が過ぎていく。
もう一つの窓口もおじさん。
ここも長い時間かかっている。
おーい!少しは自分で調べてからいらっしゃいませな。
たった2つしかない窓口におじさん二人が張り付いて、ため息が出た。
次のおばさんはさっさと購入、若者もさっさと購入。
結局おじさん二人は、たぶん部下にやらせていた作業を自分でやらなくてはならなくなって、とまどっているのかと勘ぐった。
会社にいる頃は事務員や部下がやってくれていたかもしれない。
いざ、自分でチケットを買う段になって戸惑うのはわかるけど、全部自分で調べてくれば長蛇の列にはならないのよ。
調べ方がわからない?
他の人に訊くのはプライドが許さない?
おばさんみたいに訊きなさいよ、周りの人に。
知らないことは恥じゃない。
駅員さんたちに偉そうにしていないで。
毎年、越後湯沢のスキー場のなかにあるマンションのゲストルームをお借りして、発表会前の総仕上げをする。
1泊2日での合宿は、最初に越後湯沢駅近くの釜飯やさんから始まる。
ここで美味しい釜飯をたらふく食べて、いざ、練習!
このマンションには温泉やプールの他、音響の良いホールまで完備されている。
毎年思うのはここで音楽会を開いたらいいのに。
例えば居住者やマンション周辺のホテル、ロッジなどの宿泊客に聴いてもらえば、練習にも一段と励みになる。
と、思うけれどすぐに忘れるから、いつも現地に行ってから思い出す。
早くからスケジュールが決まっていたのに、あまりの暑さに新幹線のチケットを購入しにいく気にもならない。
しかし、明日は土曜日。
東京駅は大混乱でチケット売り場は長蛇の列だと思うと、お尻に火がついた。
自転車を漕いで、隣駅のJRの窓口に並んだ。
少し列が出来ていて買う人達を観察していると、おや?と思うことがあった。
よくネットでおばさんの悪口を読む。
ばばあが横入りしやがって、とか、グズグズして前に進まないとか。
でもね、良く見ているとおばさんよりおじさんのほうがとろいのよ。
今どきのおばさんはどんどん社会に出ていっている。
シャキシャキとチケットを買って、友達と楽しく旅に出る。
世の中の若い男性はおばさんが嫌い。
女子高校生よりおばさんのほうが圧倒的に面白いのに。
ところがおじさんは定年退職して仕事をやめると、友達も少ない。
仕事をしていた頃のプライドがあるから、その頃のままで生きていけると思っている。
いくら前職で偉くても、辞めてしまえば唯のおじさん。
今日見たおじさんは窓口で偉そうに「だから、それを見越してこういうスケジュールにしたんですよ」と宣う。
そのわりに作業は遅々として進まず、結局ちゃんと調べていないことが判明。
職員にいろいろ調べさせて、時間が過ぎていく。
もう一つの窓口もおじさん。
ここも長い時間かかっている。
おーい!少しは自分で調べてからいらっしゃいませな。
たった2つしかない窓口におじさん二人が張り付いて、ため息が出た。
次のおばさんはさっさと購入、若者もさっさと購入。
結局おじさん二人は、たぶん部下にやらせていた作業を自分でやらなくてはならなくなって、とまどっているのかと勘ぐった。
会社にいる頃は事務員や部下がやってくれていたかもしれない。
いざ、自分でチケットを買う段になって戸惑うのはわかるけど、全部自分で調べてくれば長蛇の列にはならないのよ。
調べ方がわからない?
他の人に訊くのはプライドが許さない?
おばさんみたいに訊きなさいよ、周りの人に。
知らないことは恥じゃない。
駅員さんたちに偉そうにしていないで。
2018年8月2日木曜日
掃除に目覚める
私の姪が「今日はレッスンあったの?」と訊くから「どうして?」と言ったら「掃除機の音が聞こえたから」
失礼ね!私だって誰も来なくても掃除機くらいかけるわよ。
キッチンの工事が終わってきれいな黄色いシンクが備え付けられた。
けれど、サイズがやけに小さい。
説明は受けていた。
元のスペースのサイズに合うものがなくて、もう一つ上のサイズだと前面が飛び出してしまう上に、横のサイズも少し大きいから、冷蔵庫との間にある間仕切りが邪魔で入らない。
その仕切りの板を移動させなくてはいけない。
大事になる。
それで早く工事ができるようにと小さいので良いと言ったのだが・・・
毎日使うものだから、不便を我慢して大きい方を入れて貰えばよかったと、まあ、いつものことですが。
シンクの交換のときについでに、きったな~い食器戸棚も廃棄してもらったので、食器戸棚がない。
仕方がないからシンク下の収納場所にお皿などを置いてあるけれど、あんまり良い気分のものではない。
理屈では汚くないと思っているのに、食器は食器戸棚に入っていないと落ち着かない。
昨日まで、居住スペースの方から運び込んだ調理器具や食器などが置いてあったレッスン室。
それらを持ってきたので生活感満載。
夜になってようやく移動完了。
気分としては生活スペースにあったものは、ホコリ、ダニなどが付着しているようで、気持ちが悪い。
付着している(ようで)ではなく(している)しかも大量に。
それで今日は朝からレッスン室の掃除機掛け。
ええ、今日は生徒さんも来ないし、私はでかけますよ。
でも、ね、ほら、掃除機はレッスンがなくてもかけるんです。
今回のことで、急にいらないものを捨てることに急ピッチ。
拍車がかかった。
ハイヨー!シルバー!!!
これ分かる人は同世代。
まず、ほとんど使わないものは惜しげもなくゴミ袋へ。
必要だけどベトベトして気持ち悪く、洗いたくもない物もゴミ袋へ。
そうしたら、ほとんどいらないものばかり。
新しい食器戸棚を買う予定だったけれど、サイズを一つ下にしても大丈夫そう。
小さくなったシンクは使いにくいけれど、しかたがない。
もう、あまり食べるなということね。
次に取り替えることがあれば、間仕切り取り払って大きいのを入れよう。
今まで影に隠れて目立たなかったワゴンなどの汚れもはっきりと目について、浴槽で洗い流す。
長年の蓄積は恐ろしいもので、クレンザーつけてゴシゴシやっても中々落ちない。
最後に人間もシャワーを浴びて完了。
こちらは毎日お風呂入っているし、ゴシゴシすると脂分がなくなってしわしわになるから、ほどほどに。
ワゴンは、お日様の照るベランダに運ぶ。
部屋がきゅうに広くなった。
なんだか狭いなあと思っていたけれど、いままで物がありすぎていたのだ。
掃除は終わってみれば趣味にしていいほど気持ちが良い。
でも、喉元すぎれば元の木阿弥。
失礼ね!私だって誰も来なくても掃除機くらいかけるわよ。
キッチンの工事が終わってきれいな黄色いシンクが備え付けられた。
けれど、サイズがやけに小さい。
説明は受けていた。
元のスペースのサイズに合うものがなくて、もう一つ上のサイズだと前面が飛び出してしまう上に、横のサイズも少し大きいから、冷蔵庫との間にある間仕切りが邪魔で入らない。
その仕切りの板を移動させなくてはいけない。
大事になる。
それで早く工事ができるようにと小さいので良いと言ったのだが・・・
毎日使うものだから、不便を我慢して大きい方を入れて貰えばよかったと、まあ、いつものことですが。
シンクの交換のときについでに、きったな~い食器戸棚も廃棄してもらったので、食器戸棚がない。
仕方がないからシンク下の収納場所にお皿などを置いてあるけれど、あんまり良い気分のものではない。
理屈では汚くないと思っているのに、食器は食器戸棚に入っていないと落ち着かない。
昨日まで、居住スペースの方から運び込んだ調理器具や食器などが置いてあったレッスン室。
それらを持ってきたので生活感満載。
夜になってようやく移動完了。
気分としては生活スペースにあったものは、ホコリ、ダニなどが付着しているようで、気持ちが悪い。
付着している(ようで)ではなく(している)しかも大量に。
それで今日は朝からレッスン室の掃除機掛け。
ええ、今日は生徒さんも来ないし、私はでかけますよ。
でも、ね、ほら、掃除機はレッスンがなくてもかけるんです。
今回のことで、急にいらないものを捨てることに急ピッチ。
拍車がかかった。
ハイヨー!シルバー!!!
これ分かる人は同世代。
まず、ほとんど使わないものは惜しげもなくゴミ袋へ。
必要だけどベトベトして気持ち悪く、洗いたくもない物もゴミ袋へ。
そうしたら、ほとんどいらないものばかり。
新しい食器戸棚を買う予定だったけれど、サイズを一つ下にしても大丈夫そう。
小さくなったシンクは使いにくいけれど、しかたがない。
もう、あまり食べるなということね。
次に取り替えることがあれば、間仕切り取り払って大きいのを入れよう。
今まで影に隠れて目立たなかったワゴンなどの汚れもはっきりと目について、浴槽で洗い流す。
長年の蓄積は恐ろしいもので、クレンザーつけてゴシゴシやっても中々落ちない。
最後に人間もシャワーを浴びて完了。
こちらは毎日お風呂入っているし、ゴシゴシすると脂分がなくなってしわしわになるから、ほどほどに。
ワゴンは、お日様の照るベランダに運ぶ。
部屋がきゅうに広くなった。
なんだか狭いなあと思っていたけれど、いままで物がありすぎていたのだ。
掃除は終わってみれば趣味にしていいほど気持ちが良い。
でも、喉元すぎれば元の木阿弥。
2018年8月1日水曜日
猫初めて隣の部屋に行く
うちの猫は箱入り娘。
動物病院へ行ったのは飼い始めてすぐに不妊手術をしたときと、後は1,2回だけかもしれない。
それからもう20年近くの歳月が流れ、全部で4匹いたうち3匹の猫が一昨年次々と天国へいって、残されたのが今残っている1匹。
コチャといいます。
4匹いたときにはむっつりとして無愛想な子だった。
抱っこされるのも嫌がって、前足を突っ張ってすぐに逃げてしまう。
どちらかというと可愛げのない。
顎が妙に突出していて、目がギョロリ、顔つきも良くない。
それが他の猫がいなくなって数ヶ月すると、だんだん甘えん坊になってきた。
なにかというとすぐに押入れに隠れていたのが、最近は自分の椅子を与えられて猫っ可愛がりされて、我が世の春!
今までに比べ顔つきもどんどん可愛くなって、多少顎が出ているのもご愛嬌。
しっかりと目をあわせて、話をするようになった。
人も動物も与えられた環境によって、これほど表情が変わるものかと驚いた。
最近は抱っこされるのが好きになって、何かと言うと甘えた声を出して膝に乗ってくるようになった。
10日ほど前、台所の水漏れ発生。
シンク下から漏れた水は量が少ないので中々気づかれず、しばらくして足ふきマットの変色に気がついたときには、けっこう床に染み込んで大変なことになっていた。
シンクごと替えることにしたのは、以前のものが排水管が排水口と微妙にずれていて、それが長年のうちに歪んでストレスの掛かるところが劣化。
構造上の問題だったらしい。
部品が届くまで多少時間がかかって、やっと今日工事。
収納扉の中身を取り出す。
こんな小さな扉の中に沢山のガラクタが収まっていた。
それを同じ階の階段を挟んだ反対側の部屋に移動。
大変な作業だった。
隣の部屋はレッスン室でいわば仕事場。
生活用品は極力入れないようにしていたけれど、最近はだんだん、ごちゃまぜになって、生活感が出てきてしまった。
これはいけない、でも今回は仕方がないから鍋釜包丁などが運び込まれた。
今朝9時ぴったり作業開始。
最近お願いしているリフォーム業者は時間に正確。
9時と言ったら9時に階段を登ってくる足音がする。
暑い外で秒読み?
その前に超内気な猫の移動をしておかないといけないから、30分前に物置からケージを引っ張り出して用意。
10分ほど前にご飯を食べてのほほんとしている彼女をすばやく捕まえ、開けておいたケージに入れる。
ん?なに?なんて言う間に隣の部屋に。
レッスン室には猫は立入禁止なので、生まれてからこの方入ったことのない部屋に連れて行かれたのが恐怖だったようだ。
キュウリくらいの尻尾がトウモロコシくらいに膨れ上がり、この尻尾でピアノのホコリが取れるなあなんて考えた。
その後1時間ほどは鳴きに鳴く。
それでも私が側にいるのと、自宅の建物からは出ていないのがわかるらしく、喚いた風でもない。
しばらくしてケージから出すと、おとなしく膝に乗る。
体が緊張で硬い。
猫独特の体の柔らかさが失われて、肩がこりそうな。
彼女専用椅子も運んであったので、それに乗せるとやっと泣き止んだ。
肥満猫で普通の高さの椅子だと中々登れず苦労する。
それで普通よりもかなり低めの、座椅子より少し高めの椅子を買ってあげた。
それを知らないで座った人は、お尻がドシンと落ちてびっくりしていた。
ドアが開けてあったのに決して部屋の奥に入ろうとしない。
中を見ようともしない。
見たら連れて行かれるとでも思ったのか、それとも好奇心が薄くて興味なかっただけなのかはわからない。
前に飼っていた玉三郎は好奇心が強く、他の部屋に来ると大騒ぎして探検する。
それに比べると、多少頭が悪いのか、性格がおとなしいのか、コチャは徘徊しない。
恐怖だったかもしれないけれど、連日の暑さに参っている猫の脳みそに多少の刺激になったのでは?
動物病院へ行ったのは飼い始めてすぐに不妊手術をしたときと、後は1,2回だけかもしれない。
それからもう20年近くの歳月が流れ、全部で4匹いたうち3匹の猫が一昨年次々と天国へいって、残されたのが今残っている1匹。
コチャといいます。
4匹いたときにはむっつりとして無愛想な子だった。
抱っこされるのも嫌がって、前足を突っ張ってすぐに逃げてしまう。
どちらかというと可愛げのない。
顎が妙に突出していて、目がギョロリ、顔つきも良くない。
それが他の猫がいなくなって数ヶ月すると、だんだん甘えん坊になってきた。
なにかというとすぐに押入れに隠れていたのが、最近は自分の椅子を与えられて猫っ可愛がりされて、我が世の春!
今までに比べ顔つきもどんどん可愛くなって、多少顎が出ているのもご愛嬌。
しっかりと目をあわせて、話をするようになった。
人も動物も与えられた環境によって、これほど表情が変わるものかと驚いた。
最近は抱っこされるのが好きになって、何かと言うと甘えた声を出して膝に乗ってくるようになった。
10日ほど前、台所の水漏れ発生。
シンク下から漏れた水は量が少ないので中々気づかれず、しばらくして足ふきマットの変色に気がついたときには、けっこう床に染み込んで大変なことになっていた。
シンクごと替えることにしたのは、以前のものが排水管が排水口と微妙にずれていて、それが長年のうちに歪んでストレスの掛かるところが劣化。
構造上の問題だったらしい。
部品が届くまで多少時間がかかって、やっと今日工事。
収納扉の中身を取り出す。
こんな小さな扉の中に沢山のガラクタが収まっていた。
それを同じ階の階段を挟んだ反対側の部屋に移動。
大変な作業だった。
隣の部屋はレッスン室でいわば仕事場。
生活用品は極力入れないようにしていたけれど、最近はだんだん、ごちゃまぜになって、生活感が出てきてしまった。
これはいけない、でも今回は仕方がないから鍋釜包丁などが運び込まれた。
今朝9時ぴったり作業開始。
最近お願いしているリフォーム業者は時間に正確。
9時と言ったら9時に階段を登ってくる足音がする。
暑い外で秒読み?
その前に超内気な猫の移動をしておかないといけないから、30分前に物置からケージを引っ張り出して用意。
10分ほど前にご飯を食べてのほほんとしている彼女をすばやく捕まえ、開けておいたケージに入れる。
ん?なに?なんて言う間に隣の部屋に。
レッスン室には猫は立入禁止なので、生まれてからこの方入ったことのない部屋に連れて行かれたのが恐怖だったようだ。
キュウリくらいの尻尾がトウモロコシくらいに膨れ上がり、この尻尾でピアノのホコリが取れるなあなんて考えた。
その後1時間ほどは鳴きに鳴く。
それでも私が側にいるのと、自宅の建物からは出ていないのがわかるらしく、喚いた風でもない。
しばらくしてケージから出すと、おとなしく膝に乗る。
体が緊張で硬い。
猫独特の体の柔らかさが失われて、肩がこりそうな。
彼女専用椅子も運んであったので、それに乗せるとやっと泣き止んだ。
肥満猫で普通の高さの椅子だと中々登れず苦労する。
それで普通よりもかなり低めの、座椅子より少し高めの椅子を買ってあげた。
それを知らないで座った人は、お尻がドシンと落ちてびっくりしていた。
ドアが開けてあったのに決して部屋の奥に入ろうとしない。
中を見ようともしない。
見たら連れて行かれるとでも思ったのか、それとも好奇心が薄くて興味なかっただけなのかはわからない。
前に飼っていた玉三郎は好奇心が強く、他の部屋に来ると大騒ぎして探検する。
それに比べると、多少頭が悪いのか、性格がおとなしいのか、コチャは徘徊しない。
恐怖だったかもしれないけれど、連日の暑さに参っている猫の脳みそに多少の刺激になったのでは?
2018年7月31日火曜日
個展
昨日見に行くはずだった高木さんの個展、体調が悪くて行かれなかったので今日、覗きにいった。
日中1番温度の高い2時ころなので、容赦なく照りつける太陽にクラクラ。
それでも昨日よりは体調が良い。
銀座三越と松屋近くの画廊で、木村屋も近くだから手土産はアンパン。
帰宅してから自分の分を買い忘れたことに気がついた。
う~、残念。
キムラヤのアンパン食べたいよ~!
アンパンはさておいて、素敵な作品が並んでいた。
特にマーブリングという手法の作品はとても綺麗。
水に糊を混ぜ、其の上に絵の具を落とし、出てくる模様を紙に写し取るというやり方らしい。
私は絵画にはとんと造詣が深くないから、ふーん、と感心して聞いていた。
自然にできる模様かと思いきや、これほどキリッとした模様になるのは本人のテクニックの為せる技でしょう。
すごいなあ、色の感覚も洗練されていて一枚ほしかったけれど、私は今貧乏なので買えないかもしれない。
楽器を背負っていったので、なにか?と高木さんに訊かれたから「売り歩いているの」と言うと冗談だと思ったみたい。
貧乏なので本当に楽器を売りに行った。
まあ、それは半分冗談半分本当。
以前から持っていてほとんど弾いたことのない楽器。
数十年前に近所の人から頂いた。
その時点でニスが溶けて、それをサンドペーパーかなにかでこすったような悲惨な有様。
弾くとキーキーと金属音。
はて?ヴァイオリンの材料は木ではなかったかしら。
動物がホームレスになってさまよって、怪我や病気になってお腹をすかせて・・・みたいな感じで。
それでもしっかりした造りで、ドイツの製作者の名前が書いてあるから期待して鑑定してもらったら、ドイツの量産品で、それはもう安い安い。
それでは売る程のこともなく、家で飼ってあげよう。
いや、楽器だから時々弾いてあげよう。
お金持ち計画第1弾は大失敗。
わざわざ暑いところありがとうございましたと、社員打ち揃ってエレベーターまで見送られて、尻尾を巻いて帰ってきた。
実は私の今演奏している楽器の写真のコピーを持っていったら「これはうちから出た楽器ですね」と鑑定士に大喜びされた。
こんなところで古巣がわかって、めでたい!
今日は持っていかなかったから「ぜひ持ってきて見せてください」と言われた。
この写真はある図鑑に載っている。
見せてくださいと言われても、綺麗にしてから持っていかないと叱られそうで。
最近亡くなった佐藤弦楽器の佐藤さんから「この楽器は良い楽器ですから大切にしてください」と言われたのに、先日も他の楽器やさんに調整してもらったら「ちょっと綺麗にしてもいいですか?」と訊かれるくらい。
故鳩山寛さんが「まったく女ってやつは自分の顔ばっかりきれいにして」なんて言うのを聞いたことがあって、私は自分の顔も綺麗にしないけどなんてお腹の中でつぶやいたこともあった。
汚くしているのは家も・・・なんて自慢気に言うことではないけれど。
台所のシンクから水漏れしたので、明日交換の工事をする。
シンクやガス台を片付けて収納庫の中身を取り出してと、大童。
思いがけないものが出てくる。
わけのわからないものや、忘れていて使っていないものがゾロゾロ。
一番嬉しかったのはウイーンで買った、モーツァルトのリキュール。
それとレミー・マルタンの瓶。
時々深夜に、ちょっとお酒が飲みたくなることがある。
日本酒でもビールでもウイスキーでもなく、そういうときにはブランデー。
ブランデーの安物は美味しくないから、やはりレミー・マルタン級のものが飲みたい。
でも最近は貧乏で買えない。
そこで隠匿物資からブランデーが見つかったのは非常にラッキーなのだ。
うふふ、これは良いものが見つかった。
お金持ちだったらレミーごときで欣喜雀躍はしない。
貧乏だからこその幸せ。
私は本当に安上がりな人間なのだ。
以前レミー・マルタンどころか、聞いたこともないような超高級なブランデーを頂いたことがあった。
競走馬を何頭か持っているようなお金持ちさんからで、柄に馬の顔のついた銀のスプーンやお皿なども頂いた。
その高級ブランデーはまだ開けていない。
そんなものを飲んだら口が曲がってしまいそうで、人生のここ一番というときに飲みたい。
けれど、そんな時期が巡ってくるかどうかわからない。
待っているうちに終わってしまうかもしれない。
それはそれで平穏無事ということで、中々良い人生だったと振り返ることもできるかもしれない。
日中1番温度の高い2時ころなので、容赦なく照りつける太陽にクラクラ。
それでも昨日よりは体調が良い。
銀座三越と松屋近くの画廊で、木村屋も近くだから手土産はアンパン。
帰宅してから自分の分を買い忘れたことに気がついた。
う~、残念。
キムラヤのアンパン食べたいよ~!
アンパンはさておいて、素敵な作品が並んでいた。
特にマーブリングという手法の作品はとても綺麗。
水に糊を混ぜ、其の上に絵の具を落とし、出てくる模様を紙に写し取るというやり方らしい。
私は絵画にはとんと造詣が深くないから、ふーん、と感心して聞いていた。
自然にできる模様かと思いきや、これほどキリッとした模様になるのは本人のテクニックの為せる技でしょう。
すごいなあ、色の感覚も洗練されていて一枚ほしかったけれど、私は今貧乏なので買えないかもしれない。
楽器を背負っていったので、なにか?と高木さんに訊かれたから「売り歩いているの」と言うと冗談だと思ったみたい。
貧乏なので本当に楽器を売りに行った。
まあ、それは半分冗談半分本当。
以前から持っていてほとんど弾いたことのない楽器。
数十年前に近所の人から頂いた。
その時点でニスが溶けて、それをサンドペーパーかなにかでこすったような悲惨な有様。
弾くとキーキーと金属音。
はて?ヴァイオリンの材料は木ではなかったかしら。
動物がホームレスになってさまよって、怪我や病気になってお腹をすかせて・・・みたいな感じで。
それでもしっかりした造りで、ドイツの製作者の名前が書いてあるから期待して鑑定してもらったら、ドイツの量産品で、それはもう安い安い。
それでは売る程のこともなく、家で飼ってあげよう。
いや、楽器だから時々弾いてあげよう。
お金持ち計画第1弾は大失敗。
わざわざ暑いところありがとうございましたと、社員打ち揃ってエレベーターまで見送られて、尻尾を巻いて帰ってきた。
実は私の今演奏している楽器の写真のコピーを持っていったら「これはうちから出た楽器ですね」と鑑定士に大喜びされた。
こんなところで古巣がわかって、めでたい!
今日は持っていかなかったから「ぜひ持ってきて見せてください」と言われた。
この写真はある図鑑に載っている。
見せてくださいと言われても、綺麗にしてから持っていかないと叱られそうで。
最近亡くなった佐藤弦楽器の佐藤さんから「この楽器は良い楽器ですから大切にしてください」と言われたのに、先日も他の楽器やさんに調整してもらったら「ちょっと綺麗にしてもいいですか?」と訊かれるくらい。
故鳩山寛さんが「まったく女ってやつは自分の顔ばっかりきれいにして」なんて言うのを聞いたことがあって、私は自分の顔も綺麗にしないけどなんてお腹の中でつぶやいたこともあった。
汚くしているのは家も・・・なんて自慢気に言うことではないけれど。
台所のシンクから水漏れしたので、明日交換の工事をする。
シンクやガス台を片付けて収納庫の中身を取り出してと、大童。
思いがけないものが出てくる。
わけのわからないものや、忘れていて使っていないものがゾロゾロ。
一番嬉しかったのはウイーンで買った、モーツァルトのリキュール。
それとレミー・マルタンの瓶。
時々深夜に、ちょっとお酒が飲みたくなることがある。
日本酒でもビールでもウイスキーでもなく、そういうときにはブランデー。
ブランデーの安物は美味しくないから、やはりレミー・マルタン級のものが飲みたい。
でも最近は貧乏で買えない。
そこで隠匿物資からブランデーが見つかったのは非常にラッキーなのだ。
うふふ、これは良いものが見つかった。
お金持ちだったらレミーごときで欣喜雀躍はしない。
貧乏だからこその幸せ。
私は本当に安上がりな人間なのだ。
以前レミー・マルタンどころか、聞いたこともないような超高級なブランデーを頂いたことがあった。
競走馬を何頭か持っているようなお金持ちさんからで、柄に馬の顔のついた銀のスプーンやお皿なども頂いた。
その高級ブランデーはまだ開けていない。
そんなものを飲んだら口が曲がってしまいそうで、人生のここ一番というときに飲みたい。
けれど、そんな時期が巡ってくるかどうかわからない。
待っているうちに終わってしまうかもしれない。
それはそれで平穏無事ということで、中々良い人生だったと振り返ることもできるかもしれない。
2018年7月30日月曜日
断捨離
銀座の画廊で個展が開かれて、今日はオープニングパーティーがあるというので参加するつもりだった。
高木紀子 個展 PREGARE Ⅱ
7月30日~8月4日
枝香庵Flat 中央区銀座3-3-12銀座ビルディング7F
11:30~18:30(最終日は17:00まで)
高木さんはヴィオラ奏者のFUMIKOさんの友人。
エキゾチックな幻想的な作風。
素敵な絵を見るのと、FUMIKOさんが演奏するのでそれを聴くためでもあった。
ピアノのSさんとOさんと約束をして夕方のパーティーの間に合う時間に待ち合わせたのだが、あまりの暑さに多少具合が悪くなってしまった。
体がゆらゆらして気持ちが悪い。
私は暑さに弱く、去年は数回熱中症になった。
今年も暑くなり始めた頃、目がさめるとどうもおかしいということが数回。
こころして水分補給もしているし、欠かさずクーラーを点け適度な運動睡眠も摂っているはずなのに。
それで今日は外出を控えようと思い、予約キャンセル。
明日改めて出かけることにした。
明日午前中、筋トレに行くつもりでいた。
パーソナルトレーナーは元格闘技の選手というのかな、闘士というのかな?とにかく格闘していた人で、頭の天辺の髪の毛をツンツンと逆立てた若者。
筋トレが仕事でもあり趣味でもあるというので、全身筋肉のおにいさん。
いうなれば人間の中でも最も強い種族にあたると思うのに、なんと40度の熱を出して明日の予定キャンセルしてくださいとメールがきた。
若いし体力あるから、熱もはんぱなく出るのかもしれない。
私なんざあ自慢じゃないが、もはや熱も出ない。
明日筋トレをしてから出かけるのは辛いかもしれないと思っていたので、休みになってちょうどよかった。
銀座へいくのにはもう一つ理由があって、使っていない楽器の整理しようという目的。
そのために価格の査定をしてもらう。
楽器を買うときその前に使っていたものを下取りに出して、金額のたりない分上乗せして買う。
そうやって徐々にランクを上げていく。
だから前に使っていたものは残らないけれど、私は子供の頃に近所の人から頂いた物があった。
それはニスが熱かなにかでどろどろに溶けてそれが固まって、無残な様子のヴァイオリンだった。
あまりの外見と音がキンキンと甲高いので、弾く気になれず放置していた。
ずっと我が家の押入れで眠っていたのだった。
しかし、それでは可哀想なので、ある時、行きつけの楽器工房でニスを塗り替えてもらった。
急がないと言ったので結局その工房の楽器ラックに3年以上ぶら下がったままになっていた。
やっと出来上がってきたそれは、やけに赤いニスでピカピカにいかにも安物でございと白状しているような有様。
音は相変わらずキンキンと金属的。
それで又押し入れに放り込まれて、それ以来数十年。
最近やっと外に出してきたけれど、音が落ち着いてきたのにびっくり。
もしかしたらスペアに使えるかもしれない。
数年後には私のヴァイオリン弾きとしての能力は消滅すると思うので、取っておいてもむだ、誰かに弾いてもらいたい。
楽器は音をだしてこそのものなので。
あとはヴィオラが2丁。
これも安物だけれど中々良い音が出る。
サイズが小さめだから、アマチュアオーケストラの人などにはもってこいの物。
どれも使っていないものなのに、いざ手放そうと思うとどうしても未練が残る。
売ってしまってから後悔しないだろうか。
キンキンするヴァイオリンをしばらく弾いてから、今メインに使っている楽器に戻ると、やはりホッとする。
だから取っておいても無駄なのはわかっている。
弓も1本処分するかどうか迷った結果、これは取っておこう。
断捨離は難しい。
特に楽器は家族みたいなものだから。
高木紀子 個展 PREGARE Ⅱ
7月30日~8月4日
枝香庵Flat 中央区銀座3-3-12銀座ビルディング7F
11:30~18:30(最終日は17:00まで)
高木さんはヴィオラ奏者のFUMIKOさんの友人。
エキゾチックな幻想的な作風。
素敵な絵を見るのと、FUMIKOさんが演奏するのでそれを聴くためでもあった。
ピアノのSさんとOさんと約束をして夕方のパーティーの間に合う時間に待ち合わせたのだが、あまりの暑さに多少具合が悪くなってしまった。
体がゆらゆらして気持ちが悪い。
私は暑さに弱く、去年は数回熱中症になった。
今年も暑くなり始めた頃、目がさめるとどうもおかしいということが数回。
こころして水分補給もしているし、欠かさずクーラーを点け適度な運動睡眠も摂っているはずなのに。
それで今日は外出を控えようと思い、予約キャンセル。
明日改めて出かけることにした。
明日午前中、筋トレに行くつもりでいた。
パーソナルトレーナーは元格闘技の選手というのかな、闘士というのかな?とにかく格闘していた人で、頭の天辺の髪の毛をツンツンと逆立てた若者。
筋トレが仕事でもあり趣味でもあるというので、全身筋肉のおにいさん。
いうなれば人間の中でも最も強い種族にあたると思うのに、なんと40度の熱を出して明日の予定キャンセルしてくださいとメールがきた。
若いし体力あるから、熱もはんぱなく出るのかもしれない。
私なんざあ自慢じゃないが、もはや熱も出ない。
明日筋トレをしてから出かけるのは辛いかもしれないと思っていたので、休みになってちょうどよかった。
銀座へいくのにはもう一つ理由があって、使っていない楽器の整理しようという目的。
そのために価格の査定をしてもらう。
楽器を買うときその前に使っていたものを下取りに出して、金額のたりない分上乗せして買う。
そうやって徐々にランクを上げていく。
だから前に使っていたものは残らないけれど、私は子供の頃に近所の人から頂いた物があった。
それはニスが熱かなにかでどろどろに溶けてそれが固まって、無残な様子のヴァイオリンだった。
あまりの外見と音がキンキンと甲高いので、弾く気になれず放置していた。
ずっと我が家の押入れで眠っていたのだった。
しかし、それでは可哀想なので、ある時、行きつけの楽器工房でニスを塗り替えてもらった。
急がないと言ったので結局その工房の楽器ラックに3年以上ぶら下がったままになっていた。
やっと出来上がってきたそれは、やけに赤いニスでピカピカにいかにも安物でございと白状しているような有様。
音は相変わらずキンキンと金属的。
それで又押し入れに放り込まれて、それ以来数十年。
最近やっと外に出してきたけれど、音が落ち着いてきたのにびっくり。
もしかしたらスペアに使えるかもしれない。
数年後には私のヴァイオリン弾きとしての能力は消滅すると思うので、取っておいてもむだ、誰かに弾いてもらいたい。
楽器は音をだしてこそのものなので。
あとはヴィオラが2丁。
これも安物だけれど中々良い音が出る。
サイズが小さめだから、アマチュアオーケストラの人などにはもってこいの物。
どれも使っていないものなのに、いざ手放そうと思うとどうしても未練が残る。
売ってしまってから後悔しないだろうか。
キンキンするヴァイオリンをしばらく弾いてから、今メインに使っている楽器に戻ると、やはりホッとする。
だから取っておいても無駄なのはわかっている。
弓も1本処分するかどうか迷った結果、これは取っておこう。
断捨離は難しい。
特に楽器は家族みたいなものだから。
2018年7月27日金曜日
下山
北軽井沢の緑を後に、下へ降りてきた。
出かけたのは今週の月曜日。
都内は猛烈な暑さで、熱中症の救急搬送が続いたような日だった。
北軽井沢はいつもの年なら朝晩肌寒いほどなのに、私が到着した日は汗ばむほどの暑さ。
それでも天国のようだった。
今朝山を降りて覚悟して都内に入ったけれど、案外暑くなくて良かった。
曇り空で日差しが弱かったせいでもある。
思ったより湿度も低い。
北軽井沢は木が多いので、けっこう湿度が高い。
昨日の朝森の中の遊歩道を散歩していたら、小さな蛇に出会った。
私は蛇がものすごく苦手。
その蛇は黒っぽくて小さく、草の陰を潜って滑るように去っていったので全身を見なかったせいか普段よりも怖くなかったけれど、危うく叫び声を上げそうになった。
北軽井沢のこの別荘地で蛇を見たのは初めてだったので、気温が高くなったせいかしらとちょっとがっかり。
家主のノンちゃんに別れを告げて車を走らせると、窓から入る風はクーラーより気持ち良い。
地場産野菜をお土産に買う。
大きなキャベツ100円、とうもろこし100円、大きなトマト10個入りの箱が750円、スイカ丸ごと1200円。
スイカは4分の1にカットして近所におすそ分け。
キャベツやトマトも一緒に。
時々調理されて戻ってくる。
産直で見てくれはたいしたことがなくても、すごく新鮮で美味しい。
毎朝森を散歩してこの野菜を食べて、窓から森の木々を眺め、夜は仲間とお酒をのんで、幸せな5日間だった。
車を運転しながらふと気がついた。
いつもなら目がショボショボするのに、全くクリアに景色が見える。
これは毎日遠くを眺めていたせいかしら。
しんとした森のなかで、まるで緑色の深海に潜っているような気分になる。
車を運転していても、まだ穏やかな気分が持続している。
瞑想しなくても効果があるらしい。
夜になって窓のシャッターを下ろすと、時々小動物が当たる音がする。
初めてその音を聞いたときには驚いた。
あの音はいったいなに?と訊いたら、主にリスだそうだ。
それ以外にはし~んとしている。
外は真っ暗。
長い夜が始まる。
夜遅くまで明るくて人が動いている都会のようには暮らせない。
1番近くのコンビニも、車でないと行かれない。
夜明けの森は息をのむほど美しい。
すこし明るくなってからしばらくすると、木の間からキラキラと陽が差してくる。
この1番美しい瞬間に散歩をする人に会わないのはどうして?
クマが出るから?
熊よけの鈴を持って散歩するのも億劫なのかもしれない。
せっかくの静かな森にうるさい音を響かせたら、白い目で見られそうだし。
出かけたのは今週の月曜日。
都内は猛烈な暑さで、熱中症の救急搬送が続いたような日だった。
北軽井沢はいつもの年なら朝晩肌寒いほどなのに、私が到着した日は汗ばむほどの暑さ。
それでも天国のようだった。
今朝山を降りて覚悟して都内に入ったけれど、案外暑くなくて良かった。
曇り空で日差しが弱かったせいでもある。
思ったより湿度も低い。
北軽井沢は木が多いので、けっこう湿度が高い。
昨日の朝森の中の遊歩道を散歩していたら、小さな蛇に出会った。
私は蛇がものすごく苦手。
その蛇は黒っぽくて小さく、草の陰を潜って滑るように去っていったので全身を見なかったせいか普段よりも怖くなかったけれど、危うく叫び声を上げそうになった。
北軽井沢のこの別荘地で蛇を見たのは初めてだったので、気温が高くなったせいかしらとちょっとがっかり。
家主のノンちゃんに別れを告げて車を走らせると、窓から入る風はクーラーより気持ち良い。
地場産野菜をお土産に買う。
大きなキャベツ100円、とうもろこし100円、大きなトマト10個入りの箱が750円、スイカ丸ごと1200円。
スイカは4分の1にカットして近所におすそ分け。
キャベツやトマトも一緒に。
時々調理されて戻ってくる。
産直で見てくれはたいしたことがなくても、すごく新鮮で美味しい。
毎朝森を散歩してこの野菜を食べて、窓から森の木々を眺め、夜は仲間とお酒をのんで、幸せな5日間だった。
車を運転しながらふと気がついた。
いつもなら目がショボショボするのに、全くクリアに景色が見える。
これは毎日遠くを眺めていたせいかしら。
しんとした森のなかで、まるで緑色の深海に潜っているような気分になる。
車を運転していても、まだ穏やかな気分が持続している。
瞑想しなくても効果があるらしい。
夜になって窓のシャッターを下ろすと、時々小動物が当たる音がする。
初めてその音を聞いたときには驚いた。
あの音はいったいなに?と訊いたら、主にリスだそうだ。
それ以外にはし~んとしている。
外は真っ暗。
長い夜が始まる。
夜遅くまで明るくて人が動いている都会のようには暮らせない。
1番近くのコンビニも、車でないと行かれない。
夜明けの森は息をのむほど美しい。
すこし明るくなってからしばらくすると、木の間からキラキラと陽が差してくる。
この1番美しい瞬間に散歩をする人に会わないのはどうして?
クマが出るから?
熊よけの鈴を持って散歩するのも億劫なのかもしれない。
せっかくの静かな森にうるさい音を響かせたら、白い目で見られそうだし。
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