2016年7月21日木曜日

北軽井沢コンサートのお知らせ

今年も北軽井沢の「ルオムの森」でのコンサートが決った。

今年は「2人で演奏を」又は「2人で弾けばこわくない」
ピアノまで2人で演奏することになった。

本当は2人で弾くのは1人で弾くより大変なのだけれど、その分楽しさも倍増。
普段は1人で弾いて居るピアノも、2人で弾くとどうなるかをお楽しみあれ。

スキークラブ「雪雀連」のメンバーは多士済々。
会長はピアノ調律界の大御所の山田さん。
それで舞台、音楽、映像などの関係者の多い集団となっている。

私の仲間といえば、まずコントラバスのHさん。
私が「雪雀連」に参加するようになったのは、Hさんのお誘いがあったから。
女性コントラバス奏者がまだ珍しかった頃、彼女は男性奏者に囲まれて堂々とオーケストラで活躍していた。
美貌とはきはきした言動で周りの人達を魅了していたけれど、1番のファンは当時新進気鋭の調律師だったJさん。
東京文化会館などで、調律師とコンバス奏者の間に火花が。
そして彼らは結婚して、Jさんが山田さんの仲間だったことから「雪雀連」に彼女も参加。
彼女のおさそいで私も芋蔓式に参加・・・という経緯。

ヴィオラのKさん。
彼女はやはりスキーとオーケストラの仲間。
長身でスタイル抜群、スキーも上手い。
早くにご主人をなくし、女手ひとつで2人の男の子を育て上げた。
その間多忙なオーケストラの仕事をこなしつつ、信じられないほどの多くの猫の命を救ってきた。
軽井沢の別荘へ行く時には、6匹もの猫を車に乗せて移動する。
別荘に泊めてもらうと、夜中に猫が布団の周りにやってきて、幸せな気分になれる。

ピアノは今回2人。

Oさんは、生れも育ちも北海道。
当然スキーは歩くよりも得意で、私の旧い演奏仲間。
若いときには、彼女とチェロのMさんと私の3人でトリオを組んで、沢山の演奏活動をしてきた。
私の名字の頭文字はY。
3人の頭文字をつなげると、YMO。
そう、イエローマジックオーケストラの頭文字になる。
Oさんのご主人が、トリオの名前を「YMO」にしたら?と言う。
そうすれば本家の「YMO」と間違えてチケットを買う人が居るかも知れないとの有り難い助言を頂いたけれど、その当時は独身だったチェロのMさんの結婚を機に、10年ほど続いたトリオは解散状態になった。
彼が結婚した相手がピアニストだったために、我々の入る余地はなくなった、というか遠慮した。

もう1人のピアノはSさん。
少し前から「雪雀連」のニュージーランドスキーツアーなどに、ご夫婦お揃いで参加するけれど、演奏には初参加。
ご主人が奥さん大好き。
奥さんがピアノを弾くと、ニコニコして嬉しそうに聴いている。
初参加でだいぶ緊張しているようだけれど、Oさんと連弾をしてもらうことになった。
なによりもご主人の喜ぶ顔が目に浮かぶ。

ヴァイオリンは私の他に、スキーの名手のIさんと最近オーケストラを退職したMちゃん。
Iさんは長野県で育ったために、どんな難所急所も颯爽と滑り降りていく、カモシカのような人。
スキーで転んだのは見た事がないけれど、先日東京文化会館のステージで転んだ。
靴が滑ったそうだけれど、見事な転びっぷりで、楽器も本人も怪我もせず無事だったのはさすが!

Mちゃんもスキーが上手い。
来年は2人が競い合ってゲレンデを滑る姿が、見られるかもしれない。
Mちゃんはまだ「雪雀連」のメンバーではないけれど、そうなるのは時間の問題だと思う。
こんな面白いクラブに入らない手はない。

今回はこの7人の編成で手を変え品を変え、できる限り面白く楽しい演奏会にしたいと思う。
チェリストが居ないので不自由なんですわ。

決っている曲目は
  ディッタースドルフ 「ヴィオラ、コントラバスの
              シンフォニーコンチェルタンテ」
  バッハ       「二つのヴァイオリンの協奏曲」
  ピアノ       「ピアノ連弾 中田喜直作品」
  ロッラ       「ヴァイオリンとヴィオラの
              デュオ・コンチェルタンテ」
  グリーク      「ピアノソロ  ホルベルク組曲より」
  全員でパッヘルベル 「カノン」
  
楽器の組み合わせが面白く、めったに聞けない曲が聴けるのがミソ。
今回は会場の都合で9月になってしまいましたが、付近で避暑中の方は帰京を少し延長して聴きにいらして下さると、嬉しいです。
 
   日時 9月3日(土)午後 時間未定 たぶん14時から
   会場 「ルオムの森」レストラン
      飲み放題のパーティーと演奏

         会費5000円(演奏のみ聴く方はワンドリンク付きで1100円)

会場には人形作家の田畑純子さん、織物作家の小形桜子さん、油絵の福間順子さんの主宰する「3人の会」の作品展があります。
それぞれが素晴らしい作品を出品されますので、お楽しみ頂けると思います。

先日私のミスで日を4日とお知らせしましたが、3日の間違えでした。
申し訳ありませんでした。





















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