連れ合いがなくなって早くも半年になろうというこの頃、請求書や還付金やら、未だに書類が届く。
今朝来たのは保険金の過払いの還付金。
金額は6000円ほど。
以前は700円ほど戻ってきたので今回も600円かとおもったけれど、0が1つ多かった。
昨日支払ったのは324円。
カードの未払い分。
あまりの小さな金額に請求書が来ていたのに、うっかり払い忘れていた。
カード会社から電話があって、思い出した。
金額を尋ねると、申し訳なさそうに小さな声で324円ですと言う。
申し訳ない、すぐ振り込みますと言って電話を切った。
私は何よりも借金が嫌い。
ある人にずっと以前500円借りっぱなしになっていて、そのことを何年も覚えているのだけれど、まだ連絡先がわからず未払いになっている。
ところが本当にうっかり屋なので、もし、本人に出会って眼の前にいても、話しに夢中で返すことを忘れてしまいそうなのだ。
ある時あまりにも頻繁な請求や還付金の知らせに、役所の人に訊ねたことがあった。
「こういう金額まで始末するのは、それ以上に費用がかかるのではないですか。請求を破棄してはいけないの?」
するとそういうわけにはいかないのだという当然ながらの返事が返ってきた。
私だって全部辻褄が合わないといけないとはわかっているけれど、微少な金額のためにそれ以上の費用がかかるのは納得がいかない。
今日は過払い金の返還請求をしてほしいとのお知らせ。
そのために又戸籍謄本がいるって・・・
憤慨していたけれどよく読んだら、同一住民票の人なら必要ないと。
みみっちいことをいえば、戸籍謄本取るのにもお金と時間がかかる。
家の中に書類が沢山残っている。
もう終わったと思っているものも、今後なにが起こるかわからないから捨てられない。
早くさっぱりしたいのだけど。
去年ニューヨークへ行ったときの飛行機代。
立て替えてくれた人から請求書が届かない。
何回も催促しているのにお金持ちは鷹揚なものだ。
私が認知症になって「あら、そんなもの借りていないわよ」とでも言い出したらどうするつもりなのかしら。
羽田~ニューヨーク往復の飛行機代だから、324円とはいかないのに。
この際、催促するのが借りたほうで、逃げ回っているのは貸したほうという不思議な現象となっている。
これを読んだら請求書送ってくださいな。
去年の収入といったら目も当てられないほどなのに、なぜかあまりお金に困っていない。
周りからとても助けられているからで、私を助けてもなんの見返りもないのに優しい人達が手を差し伸べてくれる。
この御恩は一生忘れませんと言いたいところだが、最近の物忘れの激しさはヒタヒタと足音をたててやってくる。
もうすぐ免許証の更新。
いつか免許を取り上げられたらどうしよう。
これから北軽井沢で暮らすことになったら、車は必需品。
当然免許も必要。
高速道路を逆走し始める前に運転やめるようにと、誰が言ってくれるのか。
猫の首に鈴をつけるのは誰?
この猫、猛獣につき、恐ろしくて言い出せないかもしれない。
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