2019年2月9日土曜日

郵便屋さんはまだかな?

怪しい電話があってからずっとお待ちしているのに、郵便局からの書留は来ないからこちらから出向くことにした。
詐欺のことではなく、はがきを2枚と、古典音楽協会の定期演奏会のご案内を郵送するために。

ちなみにお知らせです。

古典音楽協会第158回定期演奏会
2019年3月25日(月)午後7時開演
東京文化会館小ホール

ヘンデル:組曲”アルチーナ”
ヘンデル:リコーダー協奏曲 ヘ長調
ヘンデル:合奏協奏曲ハ長調”アレキサンダーフェスト”
J.S.バッハ:オーボエ・ダモーレ協奏曲 イ長調
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調

古典音楽協会は日本で1番早くから長く続いている合奏団で、誰もやめようとしないので全員高齢者となってもなお毎年2回の定期演奏会をしている。
皆がまだ若い頃、そのうち年をとったら曲の繰り返しがわからなくなったり、どの曲を弾いているのかでもめたりするかもねと笑っていたけれど、いまのところその兆候はまだ現れていない。
でも今回はもしかして・・・私あたりが立ち上がるときにぎっくり腰になったり・・・
いやいや、悪いことを考えるのはやめましょう。

合奏団でこの様にメンバーの交代があまり無いというのも良し悪しで、結局皆一緒に年をとってしまい、後継者の育成に繋がらなくなってしまう。
けれど、仲がよくてほとんどトラブルが無くて、一緒に終末を迎えられるのは稀有のことと喜ぶべき。

というわけで、日本で一番平均年齢の高い合奏団ではないかと思っている。
お互いにツーカーだから、ほとんど言葉で言わなくても通じる。
まだ耳の遠い人もいない。
まだ歩けない人もいない。
女性はステージでなら、まだハイヒールが履ける。
途中で眠ってしまったり、トイレを我慢できなくなったり、違う曲を平気で弾いてしまったりする人もまだ出てきていない。

練習で初めて楽譜が配られてほぼ初見で弾き始めても、瞬時にアンサンブルできるのも長年の修練の賜物。
と、自画自賛させていただきます。
他に自慢できるものがないので。
この様に長年に亘ってほとんど同じメンバーで継続することは至難の技。
たまたま私がいくら我が儘を言っても許してくれる優しい人が集まったからで、いつも言いたい放題言わせてもらっている。
ヤレヤレ・・・と思っていても練習が終わればにこやかに語り合える。
こんな珠玉の様な仲間とも、いつの日かお別れすることになる。

この数年、親しかった人と疎遠になったり、亡くなったり、お別れが続いて寂しい。
けれど、流れは止められない。
無理に流れを止めても手遅れ。
じっと我慢の日が続く。
もうすぐ私の人生の変換期が終わって、又新しい環境に落ち着けると思う。
別れが寂しくても、新たな芽吹きのために必要なのかもしれない。
けれど、なるべくなら、いつまでもお別れが来ないほうが良い。
残された人生は、素っ頓狂に生きても許されるのではないかと。
認知症のフリしてやりたい放題。
フリをしなくても認知症はもう間近。

来週運転免許証の書き換えで、認知症検査をする。
すごく楽しみ。
いったいどんな結果が待っているか。
ご報告しますね。










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