2019年11月26日火曜日

片足立ちができない

約一年間、食生活の乱れと運動放棄により体調はめちゃくちゃになった。
体重はそう変わらないのに体脂肪率が増え、基礎代謝量が減って運動年齢が急激に年老いた。
結局筋肉が衰えたということ。

先日友人と足腰の弱りについての話になった。
友人のWちゃんは立ったままソックスを履こうとしたら、後ろ向きにひっくり返ったそうだ。
私が階段から落ちて口を怪我したときに、ふと~いストローを送ってくれた彼女も、口からころんだ経験がある。
前からも後ろからも転んだので足腰を鍛えようと思い、今では片足立ちが2分以上できるらしい。
なんでも、拇指球に乗ることが大切らしい。
2分って、これはすごい。
なんでも努力する人だから、驚きはしないけれど。

その話の後、自分でやってみてびっくり仰天。
なんと!片足立ちが全くできなくなっていた。
右足はわずかに2秒、左足はもう少しできるけれど、それでも長くて10秒、短いときには4秒ほど。
それで毎日練習をしていたら、左足は長くて20秒ほどできるようになったのに、右足は長くて4秒ほどしか続かない。
これは一大事。

私の左足は外反母趾で、親指の付け根が突起している。
見るぶんには左足のほうがダメで右足はほぼ正常な親指なのに、それがいざ片足で立つと右は全くダメ。
立とうと思って考えても、一体どうやって立って良いのかわからないから、脳の1部が壊れたのかと思った。

半年以上、右足にしびれやチクチクした違和感があって、足首も痛かった。
足首がかすかに腫れている。
その頃から鏡に映すと、こころなしかO脚がひどくなったように見えた。
無理して歩き過ぎると腫れと痛みがひどくなって、朝起きる頃にはよくなっている。
やたらに転ぶ。

これは早く病院で診てもらおうとと思っても病院嫌いにつき、なかなか足が向かない。
そうこうしているうちに、足首はいよいよ痛く腫れ上がってきた。
それで滅多に歩くことはなくなって、安静を心がける。
ところが、もう限界と思っているころに演奏することが増えてきて、どうしても外に出ないといけなくなった。
気がつくと、外に出て人に会ってくると元気になる。
足の痛みも少なくなる。
コンサートのためにヴァイオリンの練習時間も多くなる。
練習はいつも立って弾いているから、終わると全身が温まって体調が良くなる。

ふうむ、やはり体を甘やかしてはいけないのだ。
それで無茶なことだけれど、痛くて回らない足首を回し、つま先立ちで10秒間キープすることや、片足立ちや、痛かろうがなんだろうが構わずやっていたら、少しずつ治ってきた。
O脚度も少し改善されたようだ。
特に両足のつま先で立って両踵をぐっと寄せる運動がかなり効果があった。
これはお尻の筋肉が鍛えられるので、結果体幹が鍛えられるらしい。

この数ヶ月、筋トレをサボっている。
一番最後にジムに行った時トレーナーから「nekotamaさん、体動かさないとだめですよ」と言われた。
それは百も承知なのだけれど、練習が混み合ってくるとジムに行く気になれない。
心に余裕がなくなってしまうのだ。

12月のコンサートが終わったら、久しぶりにジムで汗流してこよう。
泳ぎたいけれど、プールは苦手。
市民プールにはへんなおにいさんとおじ(い)ちゃんがたくさんいてわざとぶつかってくる。
監視員も見て見ぬふり。
時々喧嘩して帰ってくる。
全く男ってのはなにを考えているのか!

1年間の不摂生が、これほど体調を損なうのだということにやっと気がついた。
食も運動も大切。
いまや蕁麻疹持ちになって、お腹周りのプヨプヨしたところが時々赤くなる。
まだかわいい蕁麻疹だけれど、このまま不摂生を続けて慢性化したらどうしよう。
すべてリセットして、出直しすることが来年の課題。


















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