首都圏の緊急事態宣言がなかなか解除されなかったのは、神奈川県の感染者数がなかなか減少しなかったからで、県民の一人であるnekotamaは肩身が狭かった。
病院の院内感染が発生したためだとはいえ、それも県内の感染ということになるので仕方がない。
それを考えると一般県民の感染者数は少ないのでは?
誰も彼もがマスクをして手を消毒しているけれど、日本人はこういう事が日常的だし、清潔志向が強いから、だれもが違和感なかったかもしれない。
私は原始人であまりそういうことに関心がなく、むしろテレビコマーシャルでファブリーズなどの宣伝を見ると、いやな感じがしていた。
なにもかも消毒なんて!
あれでは常在菌などの役に立つ菌もころしてしまうでしょ。
人と同じで役に立つ(もちろん人間のためだけに)菌もいれば人に悪さをする菌もいる。
悪いと思われる菌だって、他の動植物には役にたっているとかあるでしょう。
地中上のすべての現象から考えると、良い菌、悪い菌ということはなくて、すべてが存在するだけの価値はあるのかもしれない。
可愛い顔をした女子プロレスラーが亡くなった。
SNSのコメントに酷い誹謗中傷があったらしい。
今頃になってコソコソと書き込みを消す輩がいるという。
手遅れよ、あなただって彼女が好きでここに来たのでしょう。
可愛いい女の子を見るといじめたくなるガキ大将がいるけれど、あれと一緒。
ほんとに馬鹿なんだから。
一人の人間を殺したことは一生悔やんでも取り返しはつかない。
自殺した子はとっても可愛いい顔のわりには自己肯定が少かったのかなあ。
どういうことなんだろう。
あんなにかわいい顔をしていたら、私だったら自分大好きになる。
私は声を大にして地球の真ん中で宣言できるほどのブスだけど、死のうなんて思ったことはない。
私が子供の頃、母親が私を可愛いと言ってくれたから、自分は可愛いと思いこんでいた。
長じて客観的に鏡を見ると、全然美人でもべっぴんでも、並でもない。
ランクからすれば真ん中より下とわかってからも、でも母が可愛いと言えば私は可愛いのだと母の呪縛が解けなかった。
母はちゃんとわかっていたのだ。
かわいそうにこの子は、大人になったら容姿に悩むことになると。
だからせめて子供のうちは夢を見させておこうと。
私を好きになってくれる人もいれば、なにかと突っかかってくる人もいる。
けれど、世間ってそういうものだと思っている。
これは大家族で育ったお陰かもしれない。
仕事場での私に対する風当たりはけっこうきつかった。
いい年してまだ仕事をしている。
しかもたくさん仕事がもらえている。
面と向かって、私もあの仕事したいのにと女子トイレでくって掛かられたこともあった。
nekotamaさんが早くやめれば若い美人の私に仕事がまわってくる・・という言い分らしい。
そろそろおやめになってもいいんじゃないですか、と若者が言う。
僕のお母さんと同い年でしょう?
はいはい、とスルー。
「老後のためにね」と話し始めると、もうすでに老後ですよと突っ込まれる。
あなたたち、子供は黙ってらっしゃいといなす。
彼らも必死で働いて妻子を養い家を建てる。
高い楽器も買わないといけない。
だからどいてあげたいのは山々だけど、まだそういうわけにはいかないのよ。
そうこうしているうちに私の時代は過ぎた。
さあどうぞと譲ってあげたい頃には、仕事自体がなくなった。
仕事が来たのは私が美人だからでもなく演奏が上手いからでもなく、それはときの流れだと思っている。
たまたま私のところに仕事の波が来ていただけ。
女子プロレスのお嬢さん。
あなたがもう少し自分自身を好きだったら、誹謗中傷に耐えられたと思う。
誰がなんと言おうと私は私と開き直れたかもしれない。
今では何を言ってもおそすぎるけれど。
ネットの悪口は匿名であるがゆえに、エスカレートしていく。
実名を書くのであれば、あそこまで言えない。
だから、もしかしたらコメントの半分は本音ではなかったかもしれないのだ。
人の書き込みに乗じて面白半分に書いたのかもしれないのだ。
それを真正面から浴びたら、若さゆえの敏感な感受性が耐えきれない。
なぜ近くにいた人たちがフォローしてあげなかったのか。
誰かが無条件の愛情を注いでくれていたら、他の悪口もスルーできたかも。
痛ましい悲しい事件だった。
この事件がきっかけでネットの規制をしようという動きがすでに出始めている。
これが悪い方に向かえば、政治的介入によって簡単に言動を左右できる巨大な力が出来上がる。
コロナの非常事態宣言が緩んで、神奈川県人もようやく外出できるようになった。
そろそろ新緑の美しい北軽井沢に行こうと思っているのですが・・
県外はまだダメ?
神奈川県のせいで解除が遅くなってすみません。
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