2025年9月10日水曜日

涼しくなったけど

北軽井沢の隣人から「なんでこないのー」電話がかかってきた。「実はこちらは猛暑で毎日軽い熱中症の症状なの。運転に支障が出ると事故につながるからいかれない 。涼しくなったら行くわ」といって電話を切った。それほど、この夏の暑さは私の体に影響を与えた。

私は運転大好きで今まで苦になったことは一度もなかった。けれど、毎日目が覚めると軽い頭痛とめまい、気分の悪さが気になって、猫連れのドライブが億劫に。年のせいかもしれないが嫌がる猫の苦情を4時間聞き続ける修羅場を考えるとねえ。のんちゃんは車大嫌い。4時間ドライブ中、一秒たりとも鳴きやまない。時に一人で出かけるとドライブを大いに楽しめる。カーブでも遠慮なしにフルスロットルでグイーンと曲がる面白さを堪能する。

やっと涼しさが秋の到来を告げる。ああ、やっと。でも怠け癖が、それとたくさんのコンサートのご招待やチケットの買い置きがあって、今月は大忙し。

古典音楽協会の定期演奏会がありますので、涼しくなった上野公園にそぞろ歩きかたがたお越し下さいませ。

古典音楽協会第168回定期演奏会

2025/9/25(木)19時 東京文化会館小ホール

セバスチャン・バッハ:五重奏曲

モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラの協奏曲

モーツァルト:チェンバロ協奏曲ニ長調

モーツァルト:交響曲第29番K.201

今回の目玉商品はヴァイオリンとヴィオラの協奏曲。名手が二人で奏でるこの曲を存分にお楽しみください。

私も、当日会場にてお待ちしております。演奏を引退して客席で幸せなひとときを過ごすことができるようになりました。お目にかかれればお話などもできます。どうぞよろしく。

などと古典の定期もあるし、他のコンサートも目白押し。せっかく北軽井沢に行ってもすぐにとんぼ返りの可能性もある。猫には嫌われる。私の苦労は山積み。特に猫はお兄ちゃんと一緒に楽しく毎日連れ立ってご近所さん巡りをしているらしく、日中はほとんど我が家のご飯を食べない。それでも猫を置いて私が数日留守の間、憔悴しきって待っている姿をみると可哀想で置いてゆくかどうかの決定はつらい。

私は意外に気が小さい。特に猫に関しては心配でならない。猫がいなかったら私は今頃どこの国をふらついているだろうか。世界中飛び回って帰ってこないかもしれない。たった1匹の猫に惑わされてこの体たらく。特にのんちゃんは最近やっと私に対する信頼を高めている。以前はちょっとしたことでもカリカリして立ち向かってきた。ほんの少し手を早くうごかすと打たれるとでも思うらしく、サッと逃げる体勢になり爪を出すこともあった。随分いじめられたのだろうと不憫になる。

今はお兄ちゃんのグレちゃんが苦労しているような。気が荒くなり私でさえ触れられないことも多くなった。どこかの家でどんな扱いを受けているのだろうか。それも心配で一人だけ遊びに行く気がしない。でも10月には誰がなんと言おうと、誰もなにもいわないけれど、行きますよ。行きますとも。






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