2025年9月14日日曜日

上手いねえ!

いつも一緒に演奏してもらっていたけれど、私は疲れ果ててしばらく休んでいた間に・・・おや、おまえさん、こんなに上手くなっちまって。

今日はSさんが毎年主宰しているコンサート。私はこのnekotamaにはなるべく個人情報を書かないようにと配慮しているものの 、殺人犯とか裏金作りの政治家などの名前はバンバン出してもいいと思っているから書いてしまう。まあ、そのような話題は縁遠いので今まで書くことはすくなかったにしても。友人たちは名前なしでも、仲間たちから見れば誰のことかわかるからアルファベットの頭文字で済ますことに。

今日はあまりにも上出来の演奏を聴いたので名前をだしてしまおうかと。Sさんこと芝治子さんは長年の付き合いで彼女はすごく真面目でも、私のようなちゃらんぽらんとも付き合えるような太っ腹。実際に太っ腹なのは私の方でウエスト周りは成長の一途を辿っている。冗談さておき、今日の演奏があまりにも上手かったから、こんな年齢になっても着実に成長する人もいるのだと感無量になった。

他の出演者たちは彼女の友人やお弟子さんたち。大学で教えていたからみなさん卒業してプロになっている人たち。その中で演奏するのは緊張するものだと思っていたけれど、実に楽しそうにしれっと弾いてのけたシューベルト「即興曲」3番、4番。私はシューベルトは大好きだけれどやたらに難しいので敬遠しがちなのに、よくぞ、偉い!

そういえば彼女は母校に残って教師になってからも毎年のようにリサイタルをしていた。スクリアビンなどという小難しげな曲を実にさらっとミスなしに弾いていたっけ。レッスンをサボっては遊びに出ていた私とは大違い。ここでこれだけの差がつくのだと今更ながらぎゃふんというしかない。

私は一時期引退の決意をしていたけれど、友人たちが遊ぼうよと誘ってくるので、来年から復活することにした。それでもう手遅れかもしれないけれど、また徐々に活動したくなってきた。けれどヴァイオリンは年齢的にも非常に厳しい。それは音程があまりにも繊細なので、年齢とともに指が曲がってくる老化現象に非常に左右されるのだ。ミリ単位以下の精度を要求されるし、外から聞いている人にたとえ気が付かれなくても自分が一番良くわかるのだから。

それが気にならなければまだまだ演奏できるのにと思うけれど、気にならないようなことではやはり困るわけ。自分で音程がわかるうちは気になって弾けなくなるし、違いがわからなくなったら気楽に弾けるかというと、それは迷惑な演奏ということになってしまう。なまじ音がわかると困ったことに。しかし最近曲がった指にだんだん対応できるようになってきたという幻想を抱くようになってきた。もしかしたら修正できているのかどうか?それとも耳まで鈍くなってきた?それはまだ大丈夫だと思う。と、本人は思っているけれど。

グチグチと言い訳言うのは悠然とシューベルトを彈いてのけた芝さんに、あまりにも感心したせいであり、刺激を受けたこともあって、今後の自分の生き方を変えないといけないと今更ながら思う。でも一度火をおとしたところから復活するのは大変。また最初の一歩からやり直し?なんて今は大反省をしているけれど、どうせまた三日坊主。まあ、見てらっしゃい、せめて10日はもたせるから。

明日から根性入れ直してがんばろう。優秀な友人がいると引退もできやしないじゃないの。というわけでただいまヴァイオリンの二重奏などを練習中。


























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