人は様々な制約を受けて生きている。
収入やステータス、愛や憎しみ、羨望や思い上がり、それらが沢山のストレスを生んでいる。
特に日本の社会に多いかもしれない、他人と違うことをすると仲間はずれになるという恐怖感。
実際私の家の周りで、村八分になった家があった。
ゴミの集積場を巡ってのことなのだが、そのお宅では自宅の隣に所有しているマンションがあって、そこの集積場にゴミ出しをしていた。
ところが周りの家がそこに目を付けて、自分たちも一緒に棄てさせてと申し込んだ。
しかし、あまりにも軒数が多いので、そのお宅で断ったところ仲間はずれにされてしまった。
その家のおじいちゃんはショックで、しばらく元気がなくなってしまった。
いまどき、都会でこんなことがあるとは私も知らなくて、後で聞かされてびっくりした。
そのお宅では、マンションの人達の分と自宅の分のゴミで、もう目一杯だった。
それをゴミ集積場を他人に押しつけようとする図々しい人達が、乗り込んできて一緒に棄てさせろと言うから、そんな無理を聞いていたら自宅前がゴミだらけになる。
断られた連中はどうしたかというと、更にその目と鼻の先の道路に収集場を勝手に作ってしまった。
そこは私の自宅の目の前。
余りにも無責任な捨て方、汚れ放題に私は怒り心頭。
それから10年以上、只独りで10数軒相手に闘ってきた。
その場所は丁度番地が変わるところで町内会が違う。
その町会長に怒鳴り込み、組長に直談判。
孤軍奮闘して、10年ほどしてやっと見違えるようにきれいになって、棄てる人の自覚も出てきたようだ。
その間色々言われるし、頭にくることばかりで、胃潰瘍になりそうだった。
裁判にしようかと思ったこともあったけれど、仕事の忙しい時期で、そんなことに関わっていられるほどヒマではなかった。
自分の家のゴミを他人の家の前に捨てて、自分たちは棄ててしまえば目に付かない距離だから、カラスが荒そうと、収集日が違って持っていかれないゴミが残ろうと知らぬ存ぜぬ。
雪の降った日、カラスが大量にゴミをまき散らした上を踏んで「あら、大変」と言いながら平然と棄てている人に私の怒りが炸裂した。
「掃除しなさーいっ!」
あちらこちらから箒とちりとりを持った人達がワラワラと出てきて、一斉に掃除をし始める。
それでも詫びの一つも、いつもこちらで掃除することへの感謝の声も聞かれない。
これほど民度の低い地域も珍しい。
道一つ隔てたこちら側の町内会は、衛生管理がきちんとしていて、ごみの収集についても非常に厳しいので町がいつもきれいなのに、あちら側は酷い状態のところが多かった。
それを指摘すると、悪口を言われたと言って怒り出す。
言われたくなければ、ちゃんとして!と、向こうっ気の強い私はやりかえす。
そして今はその地域の人で、毎朝そこだけでなく私の家の前まできれいにしてくれる人が出てきて、平和が訪れた。
自宅前の道路はちり一つ落ちていない。
ところが、私に恨みを持っている人がいるらしく、嫌がらせが絶えない。
私が棄てたゴミを収集車が来る前に隠し、収集が終った後に戻すという陰湿な嫌がらせを時々される。
私の家の間借り人のゴミを、わざわざ隣の集積場に時間外に持って行って、うちのせいにするようなことも。
間借り人に訊くと、ちゃんとこちらの集積場に棄てていると言うし、一体何のためにわざわざ隣の集積場に持って行く意味があるのか。
先日も資源ゴミ収集の日に空き瓶が一つ、収集後に残っていた。
私がその日の朝に棄てた物で、一つだけ収集されないのは明らかに誰かが収集車が来る前に持って行き、収集後に返したとしか思えない。
そんなことが殆ど毎回の様にあって、本当にこんなつまらんことをする人の頭の中はどうなっているのだろう。
先日はとうとう、その空き瓶入れまで盗まれた。
町内会が市から借りて、各ゴミ集積場に置かれている。
プラスチックの買い物かごの様な物だが、町会事務所に替りをもらいに行ったら、あんな物盗んでどうするのかしらねと、話題になった。
もう少しマシな事にエネルギーを使えないのかと、情けない。
私が特殊な仕事なので、面白そうに(実際面白い)遊び暮らしているとでも勘違いする人が多いので、やっかみ半分、なにかの仕返しかもしれない。
態度がデカい、ノラ猫にエサをやるなどという反社会的な行為、ズケズケ歯に衣着せぬもの言い。
客観的に見て、あまり可愛くないのは良く分かるけど。
2014年6月6日金曜日
多動児
私の頭の中はゴチャゴチャで少しも整頓されていない。
その証拠に、部屋の中も全く同じ。
上手くかたづけられない。
母がすごく整頓上手だったのに、私はずぼらな父親似だから、どんなに考えても物をどこへ置けば良いのかが分からない。
鍵が冷蔵庫から出てきた時にはさすがにショックだったけれど、その時はなにかの拍子に置いたのだと自分を納得させた。
何かの拍子が多すぎるのが、少し気になるところだが。
かつてテレビの仕事を沢山やっていた頃、たいていはスタジオの隅にひな壇が組んであって、そこに楽器を持った「きれいどころ」がずらりと並んでいた。
スタジオの中は面白い。
スタッフが忙しくバタバタと走り回り、タレントや歌手が偉そうに登場して、特に大物歌手に対してディレクターがヘラヘラするのを見るのも面白い。
大道具さん達はせわしなく動き回る。
彼らは本当に良く働く。
自分がそうではないからか、良く働く人が好きなので、私は大道具さんたちと仲良しになることが多かった。
普段裏にいて日の目をみないけれど、彼らがテレビ画面を支えているのだと思うし、彼らもそう自覚しながらの働きっぷりだった。
そんな仕事場が大好きで、ひな壇から現場の様子をキョロキョロながめるのがいつものことだったが、あるとき「本当に落ち着きがないわね、キョロキョロして」と意地悪なチェロ弾きに言われた。
自分ではそれまで自覚がなかったので、驚いた後で妙に納得した。
もしかしたら私は多動児ではないか。
色々考えると思い当たる節がある。
ヴァイオリンの練習を始めると20分くらいで、急に楽器を置いて他の事を始める。
それも20分が限界で次の事を・・・
練習が間に合わなくてせっぱ詰まった時以外は、いつも楽器とパソコンの間を行ったり来たり。
急に本を読み出すかと思うと、お茶を飲む etc
頭の中も行ったり来たり。
今はこれから合せに行くのに、まだ譜読みができていないのに煮詰まってしまって、これを書いている。
モーツァルトやアインシュタインが多動児だったそうだ。
だからと言って、多動児がアインシュタインにはなれないところが、大変残念なところ。
梅雨入り宣言出たのかな?
雨が激しくて出かけるのが億劫だけれど、多動児たるものの沽券にかかわるので、億劫などと言ってはいられない。
ああ、しんどい!
その証拠に、部屋の中も全く同じ。
上手くかたづけられない。
母がすごく整頓上手だったのに、私はずぼらな父親似だから、どんなに考えても物をどこへ置けば良いのかが分からない。
鍵が冷蔵庫から出てきた時にはさすがにショックだったけれど、その時はなにかの拍子に置いたのだと自分を納得させた。
何かの拍子が多すぎるのが、少し気になるところだが。
かつてテレビの仕事を沢山やっていた頃、たいていはスタジオの隅にひな壇が組んであって、そこに楽器を持った「きれいどころ」がずらりと並んでいた。
スタジオの中は面白い。
スタッフが忙しくバタバタと走り回り、タレントや歌手が偉そうに登場して、特に大物歌手に対してディレクターがヘラヘラするのを見るのも面白い。
大道具さん達はせわしなく動き回る。
彼らは本当に良く働く。
自分がそうではないからか、良く働く人が好きなので、私は大道具さんたちと仲良しになることが多かった。
普段裏にいて日の目をみないけれど、彼らがテレビ画面を支えているのだと思うし、彼らもそう自覚しながらの働きっぷりだった。
そんな仕事場が大好きで、ひな壇から現場の様子をキョロキョロながめるのがいつものことだったが、あるとき「本当に落ち着きがないわね、キョロキョロして」と意地悪なチェロ弾きに言われた。
自分ではそれまで自覚がなかったので、驚いた後で妙に納得した。
もしかしたら私は多動児ではないか。
色々考えると思い当たる節がある。
ヴァイオリンの練習を始めると20分くらいで、急に楽器を置いて他の事を始める。
それも20分が限界で次の事を・・・
練習が間に合わなくてせっぱ詰まった時以外は、いつも楽器とパソコンの間を行ったり来たり。
急に本を読み出すかと思うと、お茶を飲む etc
頭の中も行ったり来たり。
今はこれから合せに行くのに、まだ譜読みができていないのに煮詰まってしまって、これを書いている。
モーツァルトやアインシュタインが多動児だったそうだ。
だからと言って、多動児がアインシュタインにはなれないところが、大変残念なところ。
梅雨入り宣言出たのかな?
雨が激しくて出かけるのが億劫だけれど、多動児たるものの沽券にかかわるので、億劫などと言ってはいられない。
ああ、しんどい!
2014年6月5日木曜日
自動犬用遊具
飼い主はすごいものぐさなのか、マメなのか分からない動画。
まあ、ワンちゃんが喜んでいるのだから、深くは追求しないでおきましょう。
しかし、飼い主もワンちゃんも頭いいですね。
梅雨入りも間近、私も外に出ないでものぐさ決め込んでいる時に、こういうので、室内用遊具を作ってもらえないかなあ。
最近運動不足で体が重い。
体重計が急に壊れたと思ったら、電池切れでした。
原因が分かるまで1ヶ月。
もしやと思って今日電池交換したら、生き返った。
こんな時に原因がパッと閃かないほどのメカ音痴。
取説はとっくにどこかへ消えてしまった。
こんな楽しい遊具があっても、私には使い方が分からないでしょう。
犬以下かも。
まあ、ワンちゃんが喜んでいるのだから、深くは追求しないでおきましょう。
しかし、飼い主もワンちゃんも頭いいですね。
梅雨入りも間近、私も外に出ないでものぐさ決め込んでいる時に、こういうので、室内用遊具を作ってもらえないかなあ。
最近運動不足で体が重い。
体重計が急に壊れたと思ったら、電池切れでした。
原因が分かるまで1ヶ月。
もしやと思って今日電池交換したら、生き返った。
こんな時に原因がパッと閃かないほどのメカ音痴。
取説はとっくにどこかへ消えてしまった。
こんな楽しい遊具があっても、私には使い方が分からないでしょう。
犬以下かも。
2014年6月4日水曜日
髪の色
美容院に行って髪の毛の色を少し明るめにしてもらった。
私は不良だから、かつて髪の毛を赤と青みたいなトロピカルカラーにして悦に入っていたことがある。
最近は髪の色だけは更正して、普通のブラウンにしていた。
ここ2,3日、暑い日が続いたせいで、なんとなく明るい色にしてみたくなった。
髪色の相談から始まって、好きな色の話になった。
私はブルー系とピンク系が好きなの、同じブルーでもグリーンが入っているのはいやなのよね、と言ったら、美容師さんが「それには理由があります」と言う。
ブルー系は基礎にピンクがあるのだそうで、グリーンとレッドはイエローが基礎。
ピンク系が好きかイエロー系が好きかで、好みが決まるらしい。
赤系はあまり好みではないけれど、バイオレットはブルーが入っているから好き。
なるほど、そう言われてみれば好みの説明がつく。
それは顔の色に、どちらが映えるかということでもあるそうだ。
私はいつも化粧品売り場でファウンデーションを買うと、ピンク系をすすめられる、それはそのせいなのか。
若い頃は(私だってそういう時期があった)桜色の顔色だったのが、今は枯れ野原の色になってしまったが、それでも顔の色を測る器械でいつもピンク系と出る。
なるほど。
ところで先日のnekotamaにコメントを頂いた中に、男子は髪の毛できまってしまうとあったけれど、男子たるもの見た目若けりゃいいってものでも・・・
男の人達は髪の毛のあるなしをずいぶん気にするようだけど、私はそれについては全く偏見がない。
ショーン・コネリー、彼はカツラをかぶっていたときはあまり好みではなかったが、脱いだときに、なんて素敵なと思った。
ツルッパゲのユル・ブリンナーなんて、ふるいつきたいほどいい男。
それは年齢と共に魅力が増しただけかも知れないけれど、少なくとも髪があろうとなかろうと、素敵な人は素敵、素敵じゃ無い人は、ないない尽くしで、お疲れ様。あはは、ごめん!
世の男子諸君!
いいじゃない、猫だってスフィンクスみたいに毛のない種類を可愛いと思う人もいるのだから、気にするなって。
私は不良だから、かつて髪の毛を赤と青みたいなトロピカルカラーにして悦に入っていたことがある。
最近は髪の色だけは更正して、普通のブラウンにしていた。
ここ2,3日、暑い日が続いたせいで、なんとなく明るい色にしてみたくなった。
髪色の相談から始まって、好きな色の話になった。
私はブルー系とピンク系が好きなの、同じブルーでもグリーンが入っているのはいやなのよね、と言ったら、美容師さんが「それには理由があります」と言う。
ブルー系は基礎にピンクがあるのだそうで、グリーンとレッドはイエローが基礎。
ピンク系が好きかイエロー系が好きかで、好みが決まるらしい。
赤系はあまり好みではないけれど、バイオレットはブルーが入っているから好き。
なるほど、そう言われてみれば好みの説明がつく。
それは顔の色に、どちらが映えるかということでもあるそうだ。
私はいつも化粧品売り場でファウンデーションを買うと、ピンク系をすすめられる、それはそのせいなのか。
若い頃は(私だってそういう時期があった)桜色の顔色だったのが、今は枯れ野原の色になってしまったが、それでも顔の色を測る器械でいつもピンク系と出る。
なるほど。
ところで先日のnekotamaにコメントを頂いた中に、男子は髪の毛できまってしまうとあったけれど、男子たるもの見た目若けりゃいいってものでも・・・
男の人達は髪の毛のあるなしをずいぶん気にするようだけど、私はそれについては全く偏見がない。
ショーン・コネリー、彼はカツラをかぶっていたときはあまり好みではなかったが、脱いだときに、なんて素敵なと思った。
ツルッパゲのユル・ブリンナーなんて、ふるいつきたいほどいい男。
それは年齢と共に魅力が増しただけかも知れないけれど、少なくとも髪があろうとなかろうと、素敵な人は素敵、素敵じゃ無い人は、ないない尽くしで、お疲れ様。あはは、ごめん!
世の男子諸君!
いいじゃない、猫だってスフィンクスみたいに毛のない種類を可愛いと思う人もいるのだから、気にするなって。
2014年6月3日火曜日
短気は恥かき
短気は損気とは私のためにある言葉。
銀行の口座にいくら残っているかは、見てもしょうがないから、チェックなどはまともにしたことがなかった。
チェックしたところで残高が増えるわけじゃなし。
時々急に大きな買い物がしたくなって、そういう時にはお金が惜しいと思わないくちだがら、ワラワラとかき集めて支払いをする。
するとたいていは不可能と思われたことが、可能になるという幸運の星の下に生まれてきたらしく、ギリギリセーフ。
楽器を買った時もそうだった。
今の楽器に出会う前に使っていたのは、ガブリエリ。
イ・ムジチのメンバーが日本に持ってきたのを、彼がイタリアに帰る前日に弾かせてもらい、次の日成田空港に送って行く車中で譲ってもらう相談がまとまった。
しかも色々あって、言い値の半額で。
めったにないチャンス!
しかし、お金のアテはない。
預金通帳を全部ひっくり返してもないものはない。
親に借りようかしら。
しかし、天が私に味方をした。
掛け続けていて、すっかり忘れていた保険が満期になった。
その金額が楽器の代金と同じ。
私は楽器をゲットして、スッカラカン。
次の楽器を買うときも、これまた全財産はたいて、一文無しになった。
老後の蓄えを放出するのは躊躇したものの、滅多にないほど保存状態が良いオールドヴァイオリン、出会ったとたんにヴァイオリンが私にニッコリ微笑んだので決まった。
それから10年、今は自分の好きな音に会えて、思い切って買って本当に良かったと思えるのが幸せ。
ピアニストの友人が、自宅を改装して広々としたレッスン室にしたのが羨ましくて、空きのある駐車場をサロンコンサートが出来るような部屋にしたいと考え始めた。
先立つものはお金。
普通預金は雀の涙。
しかし、積み立て定期預金があったはず。
一体いくらくらい貯まっているのかと通帳を見たら、ずっと記帳していなくて残高がわからない。
久々に銀行に行ってみた。
記帳するだけだから、ものの数分で終ると考えて居たが、20分以上過ぎても名前が呼ばれない。
客は少なく、私より後の記帳希望者もさっさと帰っていく。
そのうち腹が立ってきた。
これはきっと私の分だけ忘れているに違いない。
係を呼んで「遅いけど、どうしたの」と詰問する。
慌てた係員は裏に飛んでいって、しばらくして戻ってきた。
「お待たせして申し訳ありませんが、大分長い間記帳していなかったものですから、通帳が複数になりますので、しばらくお待ち下さい」と言う。
「ふん!たかが二冊くらいにこんな時間がかかるわけがない。きっと忘れていたのだ」と思って更に機嫌が悪くなる。
それから10分ほどして、大慌ての係員の手には5冊ほどの通帳があった。
ひえっ!なんだこれは。
話を聞くと、あまりにも放っておいたので、長い年月にはすでに満期になった物があって、その時の金利で良い方に継続するので、入れる先の口座を選んだり色々あって、複雑怪奇、私の理解を超える大変さがあったらしい。
やっと自分の方が理不尽だったことに気が付いたけれど、振り上げた拳の下ろしようもなく、怒ったまま帰って来た。
それなら最初から、時間がかかると言えば!くらいな我儘さで。
そして、ずいぶん長きに渡って積み立てたのに、予想を下回った金額も腹立たしい。
しかも私の夢を話した人から「広さが倍になると物も倍になります。今だって一日中捜し物をしているのに、それが4倍になるんですよ」と言われてしまってギャフン。
1日中捜し物をする自分を想像したら、萎えてしまった。
私はあるときから銀行に不信感があって、過去のことを根に持っていたから、ずいぶん横柄に対応してしまったが、こんな我儘な客を相手に銀行員もたいへんだわと、ガラにもなく同情してしまった。
あとで盛大に塩まかれた違いない。
今日はやな客がきたのよ、なんて言われて。
でもね、コンピュータに記憶されているのを印字するだけのはずが、そんなに時間かかる?
銀行の口座にいくら残っているかは、見てもしょうがないから、チェックなどはまともにしたことがなかった。
チェックしたところで残高が増えるわけじゃなし。
時々急に大きな買い物がしたくなって、そういう時にはお金が惜しいと思わないくちだがら、ワラワラとかき集めて支払いをする。
するとたいていは不可能と思われたことが、可能になるという幸運の星の下に生まれてきたらしく、ギリギリセーフ。
楽器を買った時もそうだった。
今の楽器に出会う前に使っていたのは、ガブリエリ。
イ・ムジチのメンバーが日本に持ってきたのを、彼がイタリアに帰る前日に弾かせてもらい、次の日成田空港に送って行く車中で譲ってもらう相談がまとまった。
しかも色々あって、言い値の半額で。
めったにないチャンス!
しかし、お金のアテはない。
預金通帳を全部ひっくり返してもないものはない。
親に借りようかしら。
しかし、天が私に味方をした。
掛け続けていて、すっかり忘れていた保険が満期になった。
その金額が楽器の代金と同じ。
私は楽器をゲットして、スッカラカン。
次の楽器を買うときも、これまた全財産はたいて、一文無しになった。
老後の蓄えを放出するのは躊躇したものの、滅多にないほど保存状態が良いオールドヴァイオリン、出会ったとたんにヴァイオリンが私にニッコリ微笑んだので決まった。
それから10年、今は自分の好きな音に会えて、思い切って買って本当に良かったと思えるのが幸せ。
ピアニストの友人が、自宅を改装して広々としたレッスン室にしたのが羨ましくて、空きのある駐車場をサロンコンサートが出来るような部屋にしたいと考え始めた。
先立つものはお金。
普通預金は雀の涙。
しかし、積み立て定期預金があったはず。
一体いくらくらい貯まっているのかと通帳を見たら、ずっと記帳していなくて残高がわからない。
久々に銀行に行ってみた。
記帳するだけだから、ものの数分で終ると考えて居たが、20分以上過ぎても名前が呼ばれない。
客は少なく、私より後の記帳希望者もさっさと帰っていく。
そのうち腹が立ってきた。
これはきっと私の分だけ忘れているに違いない。
係を呼んで「遅いけど、どうしたの」と詰問する。
慌てた係員は裏に飛んでいって、しばらくして戻ってきた。
「お待たせして申し訳ありませんが、大分長い間記帳していなかったものですから、通帳が複数になりますので、しばらくお待ち下さい」と言う。
「ふん!たかが二冊くらいにこんな時間がかかるわけがない。きっと忘れていたのだ」と思って更に機嫌が悪くなる。
それから10分ほどして、大慌ての係員の手には5冊ほどの通帳があった。
ひえっ!なんだこれは。
話を聞くと、あまりにも放っておいたので、長い年月にはすでに満期になった物があって、その時の金利で良い方に継続するので、入れる先の口座を選んだり色々あって、複雑怪奇、私の理解を超える大変さがあったらしい。
やっと自分の方が理不尽だったことに気が付いたけれど、振り上げた拳の下ろしようもなく、怒ったまま帰って来た。
それなら最初から、時間がかかると言えば!くらいな我儘さで。
そして、ずいぶん長きに渡って積み立てたのに、予想を下回った金額も腹立たしい。
しかも私の夢を話した人から「広さが倍になると物も倍になります。今だって一日中捜し物をしているのに、それが4倍になるんですよ」と言われてしまってギャフン。
1日中捜し物をする自分を想像したら、萎えてしまった。
私はあるときから銀行に不信感があって、過去のことを根に持っていたから、ずいぶん横柄に対応してしまったが、こんな我儘な客を相手に銀行員もたいへんだわと、ガラにもなく同情してしまった。
あとで盛大に塩まかれた違いない。
今日はやな客がきたのよ、なんて言われて。
でもね、コンピュータに記憶されているのを印字するだけのはずが、そんなに時間かかる?
2014年6月2日月曜日
健診数値の見直し
私は長いことコレステロール値が240、他の数値はセーフなのに、コレステロールに関しては必ず要注意となった。
しかし、食生活はバランスが取れていて、果物、野菜は充実している。
肉や魚もごく標準的に食べている。
もとより好き嫌いは皆無。
時々落ち込んだり怒ったり悲しんだりも多々あるけれど、基本的には健康で元気に暮らして居る。
しかし、医者は必ずコレステロール値を下げるために薬を飲めという。
それを毎年断固として断ってきた。
演奏することはかなりストレスが多いから、ストレスのせいにして、これがなくなれば健康的になれると言っていた。
とにかくコレステロール値が高くてなにか悪い症状が出るということはないから、放置していた。
そして今年、すべての健康診断の数値が大幅にみなおされることとなった。
ほら、ごらん!
歳をとってからは小太りでコレステロールが240位というのが、最も長生きするそうだ。
それは以前からわかっていたのに、数値を改正しなかったのは、製薬会社と政治の癒着。
LDLコレステロールが低いと肝機能の疑いありというから、悪玉呼ばわりされるいわれはないわけで、飛んだ濡れ衣。
高齢者になると、逆に低い方が問題になるという。
血圧だって年齢が高くなれば上がっていくのが当然で、高齢者に降圧剤を出すことは慎重にしなければいけない。
私は病院で血圧を測ると140くらいまで上がる。
たいてい「高いですね」と医師から言われるが「白衣性ですから、本当はもう少し低いです」と言ってけっして薬を飲まない。
それも正解だったようだ。
そもそも歳をとれば、全ての基準を若者と同じに考えるのは、逆に危険ではないか。
血管は硬くなるし運動量も筋肉量も減ってくる。
すべてのバランスで物事考えなければ、せっかく歳をとった意味がない。
自然の摂理を無視して、数値で健康状態を推し量ろうとするのが、そもそも無理なのでは?
一時期メタボという言葉が世の中を席捲したけれど、痩せすぎていると寿命も短く、脳が栄養失調になって機能が保てなくなり、認知症になりやすい。
太りすぎ=だらしない生活、みたいに見られて、世の肥満さんたちはさぞ肩身が狭い(ん?)いや、その、肩身が広いから、肩身が狭い・・・あはは
しかし、食生活はバランスが取れていて、果物、野菜は充実している。
肉や魚もごく標準的に食べている。
もとより好き嫌いは皆無。
時々落ち込んだり怒ったり悲しんだりも多々あるけれど、基本的には健康で元気に暮らして居る。
しかし、医者は必ずコレステロール値を下げるために薬を飲めという。
それを毎年断固として断ってきた。
演奏することはかなりストレスが多いから、ストレスのせいにして、これがなくなれば健康的になれると言っていた。
とにかくコレステロール値が高くてなにか悪い症状が出るということはないから、放置していた。
そして今年、すべての健康診断の数値が大幅にみなおされることとなった。
ほら、ごらん!
歳をとってからは小太りでコレステロールが240位というのが、最も長生きするそうだ。
それは以前からわかっていたのに、数値を改正しなかったのは、製薬会社と政治の癒着。
LDLコレステロールが低いと肝機能の疑いありというから、悪玉呼ばわりされるいわれはないわけで、飛んだ濡れ衣。
高齢者になると、逆に低い方が問題になるという。
血圧だって年齢が高くなれば上がっていくのが当然で、高齢者に降圧剤を出すことは慎重にしなければいけない。
私は病院で血圧を測ると140くらいまで上がる。
たいてい「高いですね」と医師から言われるが「白衣性ですから、本当はもう少し低いです」と言ってけっして薬を飲まない。
それも正解だったようだ。
そもそも歳をとれば、全ての基準を若者と同じに考えるのは、逆に危険ではないか。
血管は硬くなるし運動量も筋肉量も減ってくる。
すべてのバランスで物事考えなければ、せっかく歳をとった意味がない。
自然の摂理を無視して、数値で健康状態を推し量ろうとするのが、そもそも無理なのでは?
一時期メタボという言葉が世の中を席捲したけれど、痩せすぎていると寿命も短く、脳が栄養失調になって機能が保てなくなり、認知症になりやすい。
太りすぎ=だらしない生活、みたいに見られて、世の肥満さんたちはさぞ肩身が狭い(ん?)いや、その、肩身が広いから、肩身が狭い・・・あはは
2014年6月1日日曜日
繁桝百合子・滑川幸子デュオリサイタル
銀座ヤマハホール
【ヴァイオリンソロ】
シューベルト デュオop.162
バッハ 無伴奏パルティータより
プレリュード、ガヴォット、ジーグ
サンサーンス ハバネラop.83
【ピアノソロ】
バッハ 前奏曲ロ短調
ラフマニノフ 幻想小曲集op.3より
エレジー
シューベルト 即興曲op.90-2
グリーグ ヴァイオリンソナタ第3番ハ短調0p.45
ヴァイオリンの百合子さんはずっと以前からのお付き合い。
美人で性格が良く、コツコツと地味に勉強する、いわば、優等生タイプなのに、なぜか可笑しいエピソードが沢山あって、それをここでばらすワケにいかないので、訊きたかったらご本人を尋問してください。
そのちょっと楽しい抜け加減が、皆から好かれるところ。
演奏はいつもきっちり準備されているので、破綻がない。
そこは本当に優等生。
このシリーズの会場は毎回文化会館小ホールだったが、今年は改装工事のため使えないので、ヤマハホールになった。
大分前に新しく生まれ変わった銀座ヤマハホールを、今回初めて訪れた。
子供の頃は音楽ホールはあまり沢山なかったので、発表会などはここで行われることが多かった。
私も何回か発表会で、弾いた事がある。
百合子さんの演奏の他にも、どんな風にホールの音響が変わったのかという楽しみも加わった。
もうすぐなくなってしまうという、ビヤホールのライオンで軽く昼食をとってから、マチネーに。
新装なったヤマハホールは見違えるようにきれいになったけれど、やはり銀座のど真ん中で、敷地の狭さは変わらない。
7階までのエレベーターが2つ、直通が1つ、狭い階段、入ると閉塞感があって、落ち着かない。
私たちは2階席で聴いたのだが、ヴァイオリンの音はスーッと伸びて、細かいニュアンスまで聞き取れるけれど、ピアノは分離して纏まらない気がする。
いつも文化会館で聴いているので、彼女の響きは知っているから、やはり会場の音響のせいだと思う。
真上から聴くからなのか、1階席で聴くと丁度良いとか?
本当に会場の音響は難しくて、どの辺りで聴くかによって、意見がまちまちになる。
チェロなどは、会場の右か左かで聞こえ方が全く違ったり。
そばで聴くと音の小さなヴァイオリンの音が、遠くへ届いたり、それはもう様々に会場の影響を受ける。
だから、ステージに立つときには皆神経質になってしまう。
この大雑把な私でさえも。
ヤマハさんには悪いけれど、早く文化会館の修理が終って、元の客席で聴きたいと思う。
【ヴァイオリンソロ】
シューベルト デュオop.162
バッハ 無伴奏パルティータより
プレリュード、ガヴォット、ジーグ
サンサーンス ハバネラop.83
【ピアノソロ】
バッハ 前奏曲ロ短調
ラフマニノフ 幻想小曲集op.3より
エレジー
シューベルト 即興曲op.90-2
グリーグ ヴァイオリンソナタ第3番ハ短調0p.45
ヴァイオリンの百合子さんはずっと以前からのお付き合い。
美人で性格が良く、コツコツと地味に勉強する、いわば、優等生タイプなのに、なぜか可笑しいエピソードが沢山あって、それをここでばらすワケにいかないので、訊きたかったらご本人を尋問してください。
そのちょっと楽しい抜け加減が、皆から好かれるところ。
演奏はいつもきっちり準備されているので、破綻がない。
そこは本当に優等生。
このシリーズの会場は毎回文化会館小ホールだったが、今年は改装工事のため使えないので、ヤマハホールになった。
大分前に新しく生まれ変わった銀座ヤマハホールを、今回初めて訪れた。
子供の頃は音楽ホールはあまり沢山なかったので、発表会などはここで行われることが多かった。
私も何回か発表会で、弾いた事がある。
百合子さんの演奏の他にも、どんな風にホールの音響が変わったのかという楽しみも加わった。
もうすぐなくなってしまうという、ビヤホールのライオンで軽く昼食をとってから、マチネーに。
新装なったヤマハホールは見違えるようにきれいになったけれど、やはり銀座のど真ん中で、敷地の狭さは変わらない。
7階までのエレベーターが2つ、直通が1つ、狭い階段、入ると閉塞感があって、落ち着かない。
私たちは2階席で聴いたのだが、ヴァイオリンの音はスーッと伸びて、細かいニュアンスまで聞き取れるけれど、ピアノは分離して纏まらない気がする。
いつも文化会館で聴いているので、彼女の響きは知っているから、やはり会場の音響のせいだと思う。
真上から聴くからなのか、1階席で聴くと丁度良いとか?
本当に会場の音響は難しくて、どの辺りで聴くかによって、意見がまちまちになる。
チェロなどは、会場の右か左かで聞こえ方が全く違ったり。
そばで聴くと音の小さなヴァイオリンの音が、遠くへ届いたり、それはもう様々に会場の影響を受ける。
だから、ステージに立つときには皆神経質になってしまう。
この大雑把な私でさえも。
ヤマハさんには悪いけれど、早く文化会館の修理が終って、元の客席で聴きたいと思う。
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