明日はもう新年。うちの猫たちはぬくぬくと暖かい家で飽食状態なのに、ノラは物置で1人寂しく寝ている。だから今日はノラに新しいベッドをプレゼントした。今年のノラは一日中暖かいヒーターのついたベッドで寝ているのだから、去年までいた別のノラよりずっと恵まれている。去年のノラはミッケと仲良くていつも一緒にいた。ところが今年のノラのチャアは気むずかしくて、頭の悪いミッケはお気に召さなかったようだ。元々ノラではなく何かの事情で飼い主と離れてしまったらしく、頭も育ちも良さそうで結構気位も高く、ちゃらちゃらしたミッケがまとわりつくのがうるさかったようで、しきりに唸って追い返していたので、ミッケは元の飼い主か新しい飼い主の元へ行ってしまった。寂しかろうと話相手に行ってもいっこうになつかない。孤独を好む猛獣としての矜持を保っているようだ。毛色は薄い茶に黒っぽい縞模様。今まで会ったどんな猫でも私になつかない猫はいなかったのに、あっぱれ。孤独を好み人にへつらわず、ふうん、こんな猫もいるのだ。これが猫族の本来の姿かもしれない。ついに大掃除は間に合わず、相変わらず汚い家で正月を迎えるので、せめてノラの家はきれいにしてあげよう。ペットショップで一番安い猫ベッドを買い込んだ。物置の中の段ボールを取り出し新しいふかふかのベッドを入れてやったけれど、どうやらお気に召さないようで、というか、何でも新しくなると警戒するようで、しばらくして行ってみたら入っていない。猫って全く気難しい。
さて、こんなウダウダしたブログを今年一年読んでくださった皆様、ありがとうございました。来年が良い年になりますように心から祈っております。
2012年12月30日日曜日
今年もあと2日
生協に暮れとお正月用に予約した食品を取りに出かけた。私は毎年おせちなども作らないから、気は心、年越しそば、お餅、伊達巻きなどほんの数種類。3年くらい前までは暮れのこの時期、仕事に追われていたのが、今やすっかり暇になったので作ってもいいのだが、やりつけないことは億劫でいけない。兄嫁が気が向くとお煮染めなどを届けてくれるので、それでお茶を濁している。それに縁起物というものの、おせち料理はあまりおいしいとは思わない。日本人の知恵が詰まった食物だとは思うが、これだけ世の中に物があふれ、正月でもデパートもコンビニも営業しているから、必要に迫られない。それでも子供の頃からお正月は特別という習慣が身についているので、ほんの少しはそれらしくしたいということもあって、毎年形ばかりの数種類が食卓に並ぶ。それも一回だけ。子供の頃には母が作ったおせちを3が日中食べていたものだけど。生協から約5キロほどのところにハンサムな友人がいる。車なら10分ほど。お餅やお蕎麦をお裾分けしに寄って、近くのコーヒー店でおしゃべりを楽しんだ。頭が良く話がおもしろく、顔を見ているのもいいけど、なによりも手がきれい。きれいな手を鑑賞しながら他愛のないおしゃべりをして帰ってきたら、もう3時を回っている。さて、正月早々弾かねばならないマーラーの「第5番」これがなかなか難しい。特に1楽章の中の2ページほど、CDを聴くとものすごい早さ。こんなに早く弾けと言われても無理というもの。猛烈な勢いで練習して、たったの2ページに1時間もかかってしまった。それでもまだ満足いかないので、また明日に持ち越しとなった。全部で40ページ、気の遠くなるような作業が続く。それほど難しくない部分もあるが、そう思っているととんでもない落とし穴があって、意表を突く音が飛びだしてくる。油断も隙もない。ジャングルで猛獣を追っているようなもの。猛獣だと思うとウサギだったり、猫だと思うと虎だったり。おもしろくて時間の経つのを忘れてしまう。
2012年12月29日土曜日
ささやかな忘年会
音楽教室「ルフォスタ」の一番初期から習いに来ていたTさん。建築士。女だてらにヘルメットかぶって現場監督もやるというかっこよさ。お酒も強い。ヴァイオリンは・・・・滅多にレッスンに来られないのでまあまあ。なぜか気が合って一緒にスキーに行ったりお酒を飲んだりしていたが、あまりにもレッスンに来られないので気の毒で、月謝だけ振り込んでいる存在では、「まるで私はあなたに養われているようね」というと、「いいんです」ときっぱり言う。去年オーナーの小田部さんが亡くなって、私もそろそろ引き時と思ったので、土曜日のレッスンをやめることにした。そのときに彼女は退会した。そのあと事情が変わって、私は未だに講師を務めている。27日夜、ふと思いついて彼女と久しぶりに会いたいと思ったので連絡すると、二つ返事で会いに来てくれた。もう一人同世代の生徒と、レッスンが終わってもうろうろしていた女性と3人を連れて夜の渋谷に繰り出した。教室近くのイタリアン。スパークリングワインで乾杯してから、赤ワインのボトルを頼んだ。Tさんは酒豪で、かつて我が家でおじさん2人相手に、3人で一升瓶を2本ペロリと平らげた伝説がある。酔いつぶれた若い男性を連れ帰ってもらったことも。博多に出張してマンションの建設に当たっていたときも、毎晩飲んでいたそうだ。それで4人で赤ワインのボトルを2本頼んだ。軽く空けると思ったらボトル半分残ってしまった。あらまあ、珍しい。一人は電車の時間の都合で早めに帰宅したから、残りは3人で飲むことになったので、仕方がないか。楽しく会話をして、料理もとてもおいしかったし、すっかり満足して引き上げた。次の日のメールで、Tさんはどうやって帰ったか記憶がないという。そんなに酔っている風でもなかったのに。むちゃくちゃに飲んで騒いでいた頃はみんな若かったのだなあと、改めて思った。私の家に大勢生徒たちが集まって、飲んだり食べたり弾いたり、よくやったものだけど。来年はアンサンブルのメンバーが我が家に集まって新年会をするという。そのときにも是非行きたいと言ってくれた。待ってますよ、必ずきてね!
2012年12月26日水曜日
沖縄へ
以前私のブログを読んでコメントをしてくださったニャーシルさんからメールが来た。ニャーシルさんが持っていたお父様の形見の御本を鳩山寛さんに送ったところ、それがご縁となって1月に沖縄に行かれるとのこと。野次馬の私はさっそく便乗して沖縄に行こうと思い立った。1月の半ば、彼女は鳩山家を訪問するそうで、私はその予定日当日だけしかあいていない。それで当日朝羽田から飛んで、日帰りもしくは次の日の午前中に帰ってこなければならない。その旨伝えると「そんな、沖縄日帰りでは勿体ない」と言われた。それもそうだわ、せっかく沖縄に行くなら数日は滞在しないとつまらない。でも沖縄はもう何回も、あるいは十何回も行っているから、島中くまなく巡っている。しかし、どうせなら久しぶりに潜ってみたい。それなら・・・と、すぐ気が変わってもう少し待つことにした。ニャーシルさんにお目にかかりたいけれど、せっかく鳩山家を訪問されて、私がはとかんさんと
長々と話をしても迷惑にちがいない。鳩山さんはかなりのご高齢だから、急に人が一度に押しかけるより、少しずつ間を空けて行った方がいいかもしれない。そんなことを考えた。ニャーシルさんが鳩山さんの音は小津安二郎の映画「東京物語」の音楽しか聞いたことがないので、なにかほかにないかとのお尋ね。昔のテープをごそごそ探したら、私が一緒に弾いているものしかない。私の音を聞かせていいものかどうかチェックしたら、音程の悪いところがあって、これはお聞かせ出来ない。しかし、鳩山さんの音はやはりすごい。鳩山さんはどちらかというとなりふり構わなかったのと、人に偉そうな態度を一切とらないし、楽器も安物のケースに放り込んで手提げ袋かなんかにウイスキーの小瓶を入れて持っていたりするので、周りからはあまり偉い人と思われなかったようだ。でも、知る人ぞ知る名手だった。今、その音を聞くとああ、こんな方とよく一緒に弾かせていただいたものだと、感慨深い。コンサートを本当に楽しんでいたので録音にも無頓着で、CDなども出していないのが残念といえる。私の知らないところにあるかどうか。あったら是非聞かせていただきたい。ブログがご縁でのすてきな出会いが間もなく実現するかと思うと、わくわくします。
2012年12月25日火曜日
きれいになるのはおあずけ。
昨日寒い第九を弾いたせいか、はたまた今年の演奏予定が全部終了して気が緩んだせいか、昨夜からまた咳がひどくなった。今日はお肌の手入れに美容外科に行く予定だったのをキャンセルして、家にこもることにした。久しぶりの休日でお天気もいいし、元気ならどこかへ出かけたいところなのに、おとなしくしていなければならないのはつまらない。しかし、眠くて元気がない。やはりいつも緊張してわさわさと働いているのが性にあっているらしい。それにお肌の手入れをしても、若い頃のように見違えるように効果が出る訳ではないから、砂漠でひしゃくで水をまくようなもの。これはある人がわたしのあまりの物覚えの悪さに、かんしゃくを起こして言った台詞だけど。ふふふ。少し片付けをしていたら、若い頃の写真が出てきた。まあ、お肌ピカピカお目々キラキラ、ふうん、こんな頃もあったんだ。その頃お目にかかりたかったですね、皆さん。さっき、自分の後ろ姿の写った動画を見ていたら、髪はボサボサ、ちょっと写る横顔にはシワがくっきり。最近のデジタル機器は情け容赦がない。なにもこんなにリアルに写さなくてもいいのに。つれづれなるままに、昨日テレビを見ていたら、自分の体型に自信が持てずに整形した人と、ものすごくおデブさんなのに自信満々、実際男性にすごくもてる人が登場。体型に自信がないという人は私なんかより数段きれいだと思うけれど、気持ちが暗いのでなにかしょぼくれて見える。私みたいに開き直って、ウエルシュコーギーだって足が短くてかわいいと思う人がいるのだから、私だってかわいいと思ってくれる人がいるはずと考えればいい。母は私の鼻を見て「こういう低い鼻は人とうまくやっていけるんだから」と慰めてくれた。その点姉妹は情け容赦なくて「大人になったら隆鼻術をしないとお嫁にいけないよ」などと言われてきた。しかし、どちらを選択するかで大いに違う。私は母の言葉を信じた。母親は偉大!娘の人生を導いてくれる。人間気の持ちよう。今日お肌の手入れに行ったってあまり変わらないなら、ずっと行かなくてもかわらないかも。治療費を払ったつもりで、おいしいもの食べちゃおう。
2012年12月24日月曜日
第九は寒い
毎年恒例のしもたかフィルの第九。道行く人たちに聴かせるために演奏会場の小学校のアリーナの窓を全開にしてしまう、ものすごく寒い演奏会。聴く人たちも寒い戸外で震えながら聴く。しもたかフィルは私たちの友人東さんご夫妻が主宰するアマチュアオーケストラで、下高井戸と近隣の人たち、東さんのお弟子さんや友人が集まっている。メンバーはうらやましいほどたくさんいる。あまりにも寒いのでソリストの歌手たちはドレスの上に毛皮のショールなど掛けているが、弦楽器奏者はそうはいかない。私はウールのタートルネックにもう一枚セーターを着込んでいった。一番風の良く入る窓際だったから、もろ冷たい風に吹かれる。手はかじかみ、弓を持っていられなくなる。気がつくと生徒にやってはいけないと注意するような弓の持ち方をしていた。指が突っ張ってがちがちになる。普段こんな持ち方をしているのを見ると注意していたのに、自分がそんな持ち方しかできなくなるとは思いもよらなかった。隣は東響時代の先輩Yさん。同じく東さんとは仕事仲間で、わたしの古い知り合いだから、久しぶりに会うと懐かしい人の名前が出て、昔話に花が咲く。助かるのは聴く人も弾く人も寒いから4楽章の一部カットバージョンで短く終わること。そうでなければ一杯ひっかけるかなにかしないと凍死する。今日は昼間の本番でまだ暖かい方だから良かったけれど、去年は日が落ちてからだったから、もっと寒かった。実際の気温はもちろん、暗いと余計寒々する。昨夜から今朝まで咳き込みが激しくて、風邪がぶり返したかとおもったのに、こんな寒いところでも本番には咳が出ない。これが本当に不思議。吉行和子さんという女優さんがいる。ひどい喘息でふだんは激しく発作が絶えないのに、ステージに立つと出ないということを、読んだか聞いたかしたことがある。だから周囲からは怠け病だといわれるそうだ。これがどんな脳の働きによるのか知りたい。それがわかれば咳は自己コントロールできるのではないか。そんな研究をしている人はいないのだろうか。とにかく元気で来年もこの寒い第九が弾けるとうれしい(???)とは思っている。
2012年12月23日日曜日
新しいコピー機
パソコンはWindows8に替り、コピー機が不調なので新しい機械を入れることにした。いつものパソコンの師匠のHさんが朝早くからやってきて、八面六臂の働き。パソコンの画面はすっかり変わってとても見やすく、速度も速い。字も大きくなって目の悪い(平たくいえば老眼の)私にはとてもありがたい。猫小屋にヒーターを入れるために駐車場にコンセントをつけてもらうように工務店に頼んでいたのに、まだ来てくれない。それもベランダから防水コードを垂らし、ちょうど猫のすみかの物置に届くことがわかったので、そこに犬猫用のヒーターを差し込むことで、今までの湯たんぽを暖めては運ぶ苦労から解放された。このヒーターも彼が探してくれたもので、はじめはチャアとミッケと二匹にと2個買っておいたものが、ミッケは新しいご主人を見つけたか、前の飼い主の元に返ったかで、このところ現れない。元気だというのは時々遠くにちらっと見かけるのでわかっている。それで一個はパソコン用の足温器にすることにした。これがほのかに暖かく気持ちが良い。そうこうしているうちに新しいコピー機が届いた。大きな箱から現れたのは黒いがっしりとした機械。先日まで使っていたのは白くて平たいものだったから急に存在感がまして、部屋の主のようになったが、大きさとしては前のとほとんど変わらない。しかもその価格の安さと、機能の充実したことには驚いた。以前のものはA4とB4と2種類の用紙が使用できる。それだけで相当高かったものがその半値以下でファックス、スキャナー、コピー、写真のプリントなどの機能を備えている。技術の進化は日進月歩。こんな便利になって使いこなせるだろうか。初期設定をしてもらえると思っていたら今日の師匠は厳しく、私に自分で設定するようにという。まず、取説を読むようにと。取説はあれは日本語で書いていないものだと思っているので拒否しても許してもらえないので、いやいや読み始めた。ふんふん、読んでみるとまあまあ日本語だ。ああでもでもないこうでもないとやっていくうちに何とかコピーができるところまではこぎ着けた。あとのパソコンとの連動は師匠でないとできないからお任せ。これからは少し取説になれないといけないとは思うけれど、もう少し普通の日本語で書いてもらいたい。しかし、我が師匠などはこれがなんでわからないのか理解できないらしい。理系の人の頭にはコードやスイッチやなにかが詰まっているに違いない。
登録:
投稿 (Atom)