2012年12月29日土曜日

ささやかな忘年会

音楽教室「ルフォスタ」の一番初期から習いに来ていたTさん。建築士。女だてらにヘルメットかぶって現場監督もやるというかっこよさ。お酒も強い。ヴァイオリンは・・・・滅多にレッスンに来られないのでまあまあ。なぜか気が合って一緒にスキーに行ったりお酒を飲んだりしていたが、あまりにもレッスンに来られないので気の毒で、月謝だけ振り込んでいる存在では、「まるで私はあなたに養われているようね」というと、「いいんです」ときっぱり言う。去年オーナーの小田部さんが亡くなって、私もそろそろ引き時と思ったので、土曜日のレッスンをやめることにした。そのときに彼女は退会した。そのあと事情が変わって、私は未だに講師を務めている。27日夜、ふと思いついて彼女と久しぶりに会いたいと思ったので連絡すると、二つ返事で会いに来てくれた。もう一人同世代の生徒と、レッスンが終わってもうろうろしていた女性と3人を連れて夜の渋谷に繰り出した。教室近くのイタリアン。スパークリングワインで乾杯してから、赤ワインのボトルを頼んだ。Tさんは酒豪で、かつて我が家でおじさん2人相手に、3人で一升瓶を2本ペロリと平らげた伝説がある。酔いつぶれた若い男性を連れ帰ってもらったことも。博多に出張してマンションの建設に当たっていたときも、毎晩飲んでいたそうだ。それで4人で赤ワインのボトルを2本頼んだ。軽く空けると思ったらボトル半分残ってしまった。あらまあ、珍しい。一人は電車の時間の都合で早めに帰宅したから、残りは3人で飲むことになったので、仕方がないか。楽しく会話をして、料理もとてもおいしかったし、すっかり満足して引き上げた。次の日のメールで、Tさんはどうやって帰ったか記憶がないという。そんなに酔っている風でもなかったのに。むちゃくちゃに飲んで騒いでいた頃はみんな若かったのだなあと、改めて思った。私の家に大勢生徒たちが集まって、飲んだり食べたり弾いたり、よくやったものだけど。来年はアンサンブルのメンバーが我が家に集まって新年会をするという。そのときにも是非行きたいと言ってくれた。待ってますよ、必ずきてね!

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