nekotamaの「こちら」の投稿を読んで下さい。
http://nekotama-abc.blogspot.jp/2014/04/blog-post_10.html
けさドイツのハイデルベルク大学の研究グループがスタップ現象の確認に成功したという記事を読んだ。
日本では魔女狩りのようにマスコミから叩かれ、理研からも早稲田大学からも追放された小保方さんの研究を、海外の大学が確認実験を行ったということがまず、非常に日本とは違うと思った。
理研に睨まれたら大変とばかり、他の日本の研究所では実験を行わなかったのか。
多少方法や細胞や試薬を変えて試してみようと思う学者は、いなかったのか。
スタップ細胞の小保方叩きに加わった人達、これをどう思いますか?
難しい学問的なことは分からないけれど、要するに細胞と緩衝液の緩衝能が適していなかったらしい。
「それでもスタップ細胞はあります」と叫んだ小保方さんの悲痛な声を忘れられない。
理研の野依教授の「笹井さん、あせりましたね」と冷笑するあの顔と声も忘れられない。
世間の目に耐えかねて優秀な研究者であった笹井氏は自死。
世間に抹殺されたと言っても過言ではない。
研究が一度で成功することは難しいけれど、少し躓いたからと言って袋だたき、挙げ句の果て誰それと男女の関係にあったとか、会見の時の服装にまで一々口を挟むマスコミのそれこそ「ゲスの極み」
わかりもしない研究を、さもわかったように解説するコメンテイターたち。
理研での再度の実験の時も、たぶん協力しようとする人は居なく、小保方さんは針のむしろ状態で監視され、思うように試薬を変えたり出来なかったのだと思う。
後1年でもいいから待ってあげれば、今回のハイデルベルク大学の研究にたどり着けたのでは?
協力者はいなかったのか。
沈みかけた船からいち早く逃げ出した共同研究者の若山教授、あの人だって何かアドバイスが出来たのでは?
それよりも彼が元凶という見方もあるそうなのだ。
彼女に全責任を押しつけ、恣意的に研究を主導したとか。
素晴らしい発見になる寸前で挫折して、抹殺された女性が気の毒でならない。
たとえ成功しなかったとしても、ここまでの道筋を作ったのは小保方さん。
その後を受け継いで成功したのはよその国の大学。
なんだか情け無い。
理研が総力を挙げて応援すれば、成功は夢ではなかったのに。
スタップ現象とは細胞に酸性ストレスをかけて、細胞が身体のどんな細胞にもなれる可能性をいうらしい。
実験に成功しなかったのは、細胞の種類、その緩衝液の違い、試薬の製造年月日の差などによっても結果が違ってくるそうなのだ。
実験を重ねれば、成功した可能性は非常に高い。
日本の一部の専門家は、いまさらスタップ現象を研究する人は世界の何処にもいないと、批判したらしい。
狭い日本の、心の狭い学者諸氏。
女性に、しかも若く綺麗な人に先を越されては面子が潰れるとでも?
今回のことで1番恥をかいたのが、理研と早稲田大学。
発端の週刊誌の記事は売文稼業なのでしかたないとしても、野依さん、貴方はひどい。
亡くなった笹井氏は研究者としても優秀で、お金や人材をあつめるのに長けていて、自分の名前のついた研究所が完成間近だったときいた。
そんなことで他の研究者から嫉妬されていたかもしれない。
しかも後押ししていた小保方さんは可愛くてオシャレ、およそ今までの研究者のイメージからは遠い。
でも学者がオシャレで、なにがいけない?
可愛らしい顔でブランド品を着ていて、なにがおかしい?
いつもながら、マスコミの意地悪さには胸くそ悪くなる。
会見の時の服装が計算ずくと言われたけれど、誰だってTPOは考えるでしょう。
それがまるで、計算高い悪女のように言われて、さぞ悔しかったでしょう。
日本で活躍するのは諦めて海外で自由に研究する方が、彼女のためだと思う。
こんなせせこましい国で、良い研究が出来る訳がない。
0 件のコメント:
コメントを投稿