赤ちゃんをオンブして自転車に乗っていた母親が、車と接触、転倒して赤ちゃんが亡くなるという痛ましい事故が起きた。
なんて気の毒なと思っていたけれど、その後の情報から、このお母さんは信号待ちの車の間を縫って道路を渡ろうとしていたこと、しかも横断禁止の場所であったことなどがわかった。
1番端の車線を走ってきた車と接触。
他の車の間を走ってきて、最後の車線に出るときに確認をしなかったのだろうか。
その車線を車で走っていて自転車に飛び出された人は、不運としか言いようがない。
まさかそんな所から自転車が顔を出すとは夢にも思っていなかったと思える。
赤ちゃんの命が消えただけではなく、車を運転していた人の、その後の人生にも関わる重大事故となってしまった。
私も一度、あまりの自転車のひどさに、事故すれすれだったことがある。
自宅付近を自転車で走っていた。
いきなり左側の脇道から、こちらの道路に直角に飛び出してきたおばさんの自転車。
見通しの悪い細い路地からいきなり飛び出すとは、良い度胸としか言いようがない。
しかもブレーキをかけもせず、かなりのスピードで。
もし私が車で走っていたなら、彼女は絶対にひかれていた。
その時私は道路の左側を走って居たけれど、急加速してとっさに右によけて衝突を回避しようとした。
しかし間に合わず、その自転車は私の自転車の車輪の後方を直撃した。
私はとっさに自転車を飛び降りて転倒はしなかった。
その人は転倒して痛い痛いと騒いでいる。
全く同情の余地はないので、一応携帯でその人の家族に連絡してあげたけれど、そのまま道の端にその人の自転車とその人を放置して帰って来た。
もう一つ、やはり自宅付近。
買い物帰り、今度は車を運転していた。
その時は右側の路地から、子供2人を自転車の前と後ろに乗せた自転車が飛び出した。
よくまあ、そんな危険な事が出来るとびっくりする。
普段はいい加減な私も、車の運転だけはすごく慎重になる。
やはり走る凶器であることは重々わかっているから。
しかし、あんなに大胆に子供2人乗せた自転車で飛び出すとは!
目の前をすっと横切られて、急ブレーキ!
幸いスピードを出していなかったのと、反射神経の良さで事故を回避。
しかし、シートに乗せてあった食料品が床に飛び散った。
呆れかえって窓を開けて怒鳴ってしまった。
「あなた、子供さんを殺したいのっ」
子供を乗せた自転車は免罪符?
急いでいるからとかなんとか言うかもしれないけれど、子供の命と引き替えに出来るほどの時間などない。
自宅に帰ってから買い物を調べたら、卵がグチャグチャ。
あの場で代金を払わせれば良かったと、一日中むかむかした。
お金をとられれば、その後そんな危険なことはしないと思うので。
なぜ車道に出るときに一時停止をしないのか。
しかも子供も居るのに。
自転車が好きで私も良く乗るけれど、車の交通法規を守って乗っている。
一時停止ではかならず止る。
しかし、そんなことをしている自転車には、めったにお目にかからない。
自転車に乗る人は、あくまでも自転車が車両の一部であることを認識してもらいたい。
自転車と衝突した時のことは前にも投稿したけれど、相手の自転車に気が付いて回避するまでの瞬間、沢山のことを考えた。
まず、右によけるために、後ろから車その他が来ていないか確認。
そして前籠に載せていた荷物が、このまま転倒しても壊れないかどうか、自分がどちら側に跳べば良いかを考えた。
よく人が高い所から落ちるときなどの非常事態に遭遇すると、自分の人生が走馬燈のように凝縮して見えるというのは本当なのだと思った。
そういうとき、私の人生がグルグルと回って、その中でヘラヘラと笑っている自分がみえるのかしら。
ああ、カスみたいな人生だったと反省するのかどうか。
まあ、面白かったことは確かだけれど。
全く同感!
返信削除自転車の奴らは道交法にすべて違反していると言っても過言ではない。
自転「車」なのに、それが車両だと愚かにも自覚していないのだから。
そうでしょう?
返信削除よくもあんなに自分と子供の命を粗末にできるものだと思っています。
たまたま事故にならないだけで、ぞっとすることばかりですね。
東京でクルマを運転する気になれないのは、まさにそこですね。
返信削除子ども連れのママの自転車って、本当に怖い。 左右確認しないで道を斜めに突っ切ってくる。
自分も精神的にいろいろあるときは、自転車に乗りません。そういう自己ブレーキ、必要ですよね。
本当に。あんなに大胆になれるのはどうしてなのかしら。
返信削除子供載せている分重くなってブレーキ利きにくい、安定悪くなるのに猛スピードでカーブ曲がるのを見るとぞっとします。スキーやってるんじゃないんだから。