2016年6月15日水曜日

セコ知事

桝添都知事の、公費で家族旅行とか寿司やでの飲食とかが世間の怒りを買っているけれど、驚いたことに、これは法律違反ではないという事。
あの目から鼻に抜けるような悪知恵の持ち主が、ギリギリ大丈夫と判断してやっていたことだから、なんとでも言い逃れが出来ると思っていたに違いない。
私はてっきりこれは法律違反なのだと思っていたから、彼が知らないでやっていたというより、そこの処は熟知していたのだと思う。
マスコミはそこのセコさを叩くけれど、この様なことが法律違反ではないということの方がビックリではないかしら。
なぜマスコミはそこの所を追求しないのかしら。

なんで都民の大事な血税でこんなことが出来るのか、不思議に思っていた。
法律に違反しなければ何でもやって良いというものではないことは、私たちは皆知っている。
人は法律に縛られる前に、常識とか倫理とかを社会生活を行っていく上で教育される。
両親からも学校生活からも、それらを学んでいく。

庶民が汗を流して家族を養い、やっとの思いで生活して税金を払っているのに、その税金を自分の物のように考える輩はごまんといて、今回はその氷山の一角。
桝添さんを辞めさせるなら、まず法律でその様な事を禁止しないといけないのでは?というのが素朴な疑問。
なぜ改正しない?
他に飛び火して、辞めなければならない人があぶり出される前に、辞めさせてしまえと言う底意が見える。

政治と言うのはお金がかかるらしい。
余りにも規制しすぎると、自由に政治資金をつかえなくなるから、たぶん改正案を出す議員はいないのだと思う。
庶民の感覚からすると、自分の家族の遊興費から食事代までその中から出すのは、とんでもない話しに思える。
お給料をもらっているのだから、その中で生活するのは当たり前。
だから、政治資金は純粋に政治のためだけに使って欲しい。
それが法律違反でないというのが、解せない。

桝添さんを知ったのは、彼が東大から飛び出した後の華々しく活躍を始めた時期だった。
テレビタックルでの発言はしかし、不愉快な人のイメージだった。
共演者の女性に対するパワハラ、セクハラともとれる発言で、嫌な奴という印象が強かったけれど、ここまでとは・・・
たぶんもの凄く頭が切れて、楽々と法律の網の目をくぐって、今回も大丈夫だと思っていたのだろうか。
庶民の気持ちを逆なでしたのが敗因。
法律違反で有罪になっても未だに愛されるキャラクターの角栄さんなどもいるけれど、桝添氏の場合、たぶん味方はいない。
そこが彼の可哀相なところかもしれない。

今猛烈に彼を叩いている人達、マスコミ、法の抜け道に目を向けて欲しい。
法的に問題なければ、辞めさせられないのでは?
ただ単にケチ、セコだけで出来るわけ?
























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