2017年12月21日木曜日

忘年女子会

かつての同級生・・・今も同級生。
集まれば学生時代にRewind!
今日は荻窪の豪邸の主Oさん、先日デュオコンサートで一緒に演奏したSさん、府中に住む美貌の持ち主のNさん。
そして信楽焼の子狸そのままの私。
こう見るとなんかアンバランスだなあ。

この3人は学生時代から優秀で、底辺で喘いでいた私には高嶺の花、長年演奏を続けていたおかげで残ったメンバーに入れてもらえたというわけ。
国立(くにたち)音大は本当に良い学校だったと思うのは、卒業生が未だに皆助け合っていること。
他の大学の人達が羨ましがる。
M音大の人は、私達の学校ではこんな友達はできなかったと言うし、某国立(こくりつ)大学の人は、私の友達はみんな国立(くにたち)なのと言うし。
仕事場でも人間関係が上手くいくのは我が校の卒業生。

なぜなら学校全体がくにたちボケといわれるように、ほんわかしている。
私は人に遅れること5年以上ヴァイオリンを始めたのが遅かったから、他の大学に行っていたら潰されたと思う。
音大付属高校も入れるレベルではなかったけれど、幸い筆記試験と性格判断テストが良かったらしい。
私が良い成績を取れるテストというのはなんだったのか、たぶん粘り強く諦めないところと集中力を評価されたのだと思う。
粘り強さは未だにヴァイオリンを諦めないことで実証されたと思う。
逆に言えば、ダラダラといつまでも他にすることがないし~なんて言いながら、惰性で生きているということかもしれない。

ひとより遅く始めたので、大学を卒業してからが勝負。
その分長く弾き続けないといけない。
ヴァイオリンという変幻自在な楽器が、私の性格にぴったりだったとも言える。
増々難しく面白くなってきている。

そんなわけでピアニストの3人と異質な私が、未だにつるんでいるというわけ。
今日は定例の弾きあいではなく、忘年会ということで演奏はなし・・・と思ったら真面目なSさんが「ねえ、チャルダッシュ弾かない?」というので渋々弾くことに。
チャルダッシュは私達の「雪雀連」の忘年会でSさんと弾く予定だった。
それは年末なのでまだ練習もしていなかったから、今日はぶっつけ本番。
怠けに怠けていたから指が回るかしら。
それより音が出るかどうか。

友達と言えども彼らは音大のプロフェッサーたち。
厳しい耳が養われているから、けっこうな緊張がある。
終わったらOさんの家の近くの中華料理店で乾杯。
このお店は注文、調理、会計まですべて店主が一人でこなす。
素材が新鮮で味が良い。
その手際の良さったら、続々と客が入ってくるのにほとんど待つこともなく、次々と運ばれてくる。
しかも安い!
私達の大のお気に入りで、宣伝すると店主だけでは手が回らなくなりそうなので教えられないけれど、ぜひ一度どうぞ!なんて。

今日は私達が4人で6人掛けのテーブルを占領していたので、あとから来た6人家族のお客さんが腰掛けられず、断念して帰っていった。
申し訳ないことをしたけれど、私たちは家でメニューを決めてきたから次々と効率よく料理が運ばれてきて、満腹で満足。
このお店に来るために最近の弾きあいは、Oさんの家ですることが多くなった。

食後、高級住宅地を散歩がてら、イルミネーションを見にいった。
閑静な住宅街に立つ瀟洒な家、絵に描いたようなきれいな街。
突如キラキラ輝くイルミネーションが現れた。
良く見ると、1番はじは電気屋さん。
その奥とその手前の家が3軒まるごと輝いている。
この電気屋さんが手掛けたものと思われる。
1軒だけなら普通だけれど、3軒続きのイルミネーションはすごい!





















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