2017年12月5日火曜日

後始末

11月3日のコンサートに続いて帝国ホテルでの演奏、引き続いて奥州市のチェロフェスタへの参加、もうヘトヘトで風邪が治らない。
コンサートの収支決算も出来ないくらい疲れ果ててしまった。

私の今までの人生で1番疲れたかもしれない。
根が陽気だからうつにはならないけれど、青息吐息の状態は免れない。
やっとここ数日で体力が少しずつ戻ってきた。

今年は喪中だから喪中のハガキを用意。
それも11月始めの頃から気にかけてはいたけれど、たった数分で終わるのに、お店の前を通っても注文するのも億劫。
いったい私はどうなっちゃたのかしらと思っていると、徐々に回復してきた。
その間、食欲は全く衰えず。
動物病院へ病気の猫を連れて行くと「食べますか?」と訊かれる。
「食べる」と言うと「それなら大丈夫」

そのことが頭にあるから、それなら私は大丈夫と考える。
身の回りを片付けようと思って不要のダイレクトメールや郵便物の整理をしていたら、床中それが散乱して手がつけられない状態。
こうなると「もう、いや!」となって、今ものすごく散らかっている。
ただでさえ整理整頓まるで駄目なので、この先これが整理できるのはいつの日のことかと、絶望的になる。

久しぶりにわが家に来た友人はあたりを見回して「すごく居心地良くなったわね。生活用品が増えてリラックスするわ」と言う。
皮肉とも本心ともとれるような言い方だった。

私のレッスン室は最初は家具が少なかったから、いかにもレッスンするだけの部屋と見えた。
物がない分音響も良かった。
ところがこの頃は散歩から帰って汗ばんだシャツを着替えたりできるように、レッスン室にも着替えがおいてある。
外出する時にすぐに着られるように、コートも置いてある。
それらが皺くちゃの時にすぐにアイロンがかけられるように、アイロン台とアイロンが常時置いてある。

ボタンが取れそうな時、スカートの裾の纏りが解けそうな時にすぐに針と糸が使えるように裁縫道具が置いてある。
お掃除ロボットが2台常時待機しているけれど、何故か掃除は掃除機で。
拭き掃除ロボットが時々活躍している。
食事以外のことがたいてい出来るようになってしまって、生活色が濃くなってしまった。
これはいかん!
其の上疲れたら横になれるようにソファーに薄い布団と肌掛けが置いてあるようになった。
これでは居心地の良い厳しさのない空間が出来てしまうから、生活用品を追い出そうと思う。
やたらにものを買わないように、増やさないようにしたい。

そう思っていた矢先、電子辞書が壊れた(と思った)
今月からハリーポッターの原書購読を再開する。
6巻目に突入。
電子辞書がないとお手上げなので慌ててアマゾンに注文。
壊れたはずの電子辞書が実は生きていたと言うことが判明したけれど、後の祭りで、こうやって不用品が続々と増えていく。

目を瞑って手当たり次第袋に詰めてしまわない限り、物が増え続ける。
本当のこと言えば、自分を袋に詰めて動けないようにしないと改善はされないのだけれど。












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