昨日246号線を走っていると富士山が綺麗に見えた。
手前の大山連峰も稜線がくっきりと青空に浮かんでいた。
今日は曇り空、さぶ~い!
引きこもりが始まって少し太ったのでダイエットと言いながら、次々に誰かしらと飲んだり食べたり。
明日は忘年会コンサートの練習で集まるので、ダイエットは絶望的。
ごちそうはローストチキン。
ピッツァ、キッシュ、柿の葉寿司など。
食べるのが目的ではなく練習・・・ではなく・・・食べるのが目的なのさ。
申し訳程度の練習が終わると、さっそくビールとワインの栓を抜く。
今回は特に飲ん兵衛のソプラノが一名。
買い物に行くのにクーラーボックスを持っていこうと蓋を開けたら、中にワインの空き瓶がどっさり入っていた。
前回集まって飲んだ後、ゴミに出すのを忘れていた。
なんとまあ、良く飲むこと!
ワインはいつもピーロートジャパンから送ってもらう。
担当のA女史からしょっちゅう電話が来る。
「今回はね、私達試飲してみましたが、ほんっとに美味しかったのでぜひご紹介しようと思いまして」
「めったにない出物です。このワインがこの値段で出るということは稀ですので、いかがでしょうか」
このようなセールストークが実に上手い。
長年の付き合いなので、お互いに駆け引きが上手くなった。
私自身はあまり飲まない方なので、必要ないんですが。
お花見や忘年会の練習やらで人が集まってくるから、つい嬉しくなって振る舞い酒をしたくなる。
皆それほど飲むわけではないし車で来た人は飲まないけれど、皆さん飲み会は大好き。
お酒が飲めない人はノンアルコールビールかジンジャーエール、ウーロン茶。
飲める人は楽しそうにくだをまく。
飲めない人は彼らの酔態を見て笑っている。
それぞれの楽しみ方をわきまえている大人の集団だから。
コンサートの時の練習は本当に真剣勝負だけれど、忘年会の遊びとなればゆるーく練習して、当日は会則にのっとって、間違えたりコケたり。
雪雀連のコンサートの会則は厳しく決められている。
真面目に演奏してはならない。
数回は間違えないといけない。
聞き手はなるべく演奏の邪魔をする。 等。
皆お酒を片手にやいのやいのと囃し立てながら、冗談の演奏を楽しんでいたのに、そこは根が真面目。
そのうち冗談でなく真剣に弾く人が現れ、こうなるともう面白くはない。
なんだかアカデミックになってきたから、今回は初心に戻ってふざけないと。
けれど、いつもの演奏もふざけているように聞こえるらしく、多少ふざけても効果はない。
あら、いつもと同じじゃないと言われそうなのが、残念なところ。
アハハ、てなことは流石にないか。いやいや、ありそうな話。
ニューヨークフィルとダニー・ケイ共演の抱腹絶倒のビデオがある。
両者のスキルがものすごく高くて、こういう人たちだから冗談が本当に面白いのであって、私が多少ふざけても多少真剣に弾いてもあまり変わりがないと、なんだか惨めだなあ。
来世は手にヴァイオリンを持って生まれてこよう。
歩くより早くヴァイオリンが弾けますように。
でも生まれ変わったら猫になっていたりして。
そうよ、物事すべてそう上手く行くわけはない。
天才になったらなったで、とてつもない苦労が待ち受けているに違いない。
凡庸で穏やかな今の状態が1番幸せなのかもしれない。
生まれ変わったとき、一番なりたくないものは何?
返信削除なりたくないものは・・・男
返信削除男の人は大変よね、変なしがらみあるし。