世の中騒然、デマが飛び交ってトイレットペーパーが不足しているとか。
そうとは知らずに、先日スーパーでトイレットペーパーとペーパータオルをまとめ買いしたばかり。
傍から見たら風評に負けて、買い漁っている頭の悪いおばさんと。
いつも買い物はなるべくまとめ買いをする。
仕事が忙しかった頃は、気がつくとそういうものが切れていたり、買い物に行く暇ないなんて事がしばしばあった。
だいたい1ヶ月先を見越して、暇なときに買っておく。
オイルショックを体験した人は、皆さんそうしているのではないかと思う。
オイルショックのときもすごかった。
コンサート会場のトイレからトイレットペーパーを持ち帰るという輩もいて、呆れ果てた。
少なくともコンサートを聴く人の中に、そういう人がいるとは思いたくない。
心を清らかにしてお帰りいただきたい。
今聴いたモーツァルトが嘆いていますよ。
でも目の前に自宅で不足しているトイレットペーパーがあったら、出来心でつい?
私は他人の目がなくても神様が見ていると、信仰心もないのに考える。
今朝のテレビで、トイレットペーパーにチェーンが巻かれている映像が出ていた。
情けない。
それでも出てくる悪知恵。
チェーンをしたってペーパーは巻き取れる。
カランカランとロールさせて、紙だけ持って帰ればいいじゃない。
災害が来たときのために、一ヶ月分くらいの備蓄は常にしておく。
水、缶詰類、インスタント食品、カセットコンロとボンベ、紙類、ラップ、懐中電灯数個、猫のトイレ用品、餌など。
いざとなれば猫のトイレ用品が人間用にも使える。
流石に猫缶は人が食べてはいけないらしいけれど、死に瀕したら助かるかもしれない。
こういう騒がしい事態のときに大騒ぎせずに落ち着いて考えよう。
昨日まであんなに潤沢にあったものが、急になくなるわけないじゃない。
いつかはコロナも収束すると思うし。
そうしたら、だぶついた商品は値下げされる。
それまで待ったらどうなの。
ケチケチと使って、ひっそりと暮らす。
ひっそりとはいいけれど、コンサートや勉強会の中止が続いてがっかり。
遠くから電車に乗ってレッスンに来てくれる生徒の健康も心配。
オーケストラのコンサートも軒並み中止が続いて先生のルースさんが暇になったので、英語のレッスンの回数が増えた。
いよいよ面白くなったハリー・ポッターは6巻終了間近。
最終巻の7巻をあと何年で読みきれるか・・・
暇になったおかげで進んでいる。
作者のローレンス女史の類まれな才能に、尊敬の念は深まるばかり。
こういうときには外に出ず読書に勤しもう。
他にすることないからいいチャンス。
トーマス・マンの「魔の山」の下巻が読みきれていない。
それもこの機会に読めるかも。
久しぶりにチェスタートン「ブラウン神父」を買ってきた。
アラン・チューリングの伝記も半分読んで放置。
これも積ん読でなく、読んどくにしたい。
臨機応変という言葉がある。
ものが無いときは無いなりに、時間が余れば今までできなかったことをする。
状況に応じて生活を変化させればいい。
毎日決まったようにしなければならないということはない。
なにがなんでもいつもと同じにと思うから苦しくなる。
時々霞を食べて仙人になろう。
一日寝て過ごす猫になろう。
おあずけを言われた犬は辛いけれど、でも時には仕方がない。
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