ロンドンで活躍した作曲家
パーセル: 組曲「妖精の女王」
バストン: リコーダー協奏曲ハ長調
ヘンデル: 合奏協奏曲ト短調Op.6-6
クリスティアン・バッハ: チェンバロ協奏曲イ長調
ジェミニアーニ: 合奏協奏曲ニ短調
「ラ・フォリア」
3月28日(火)午後7時開演
東京文化会館小ホール
今年もすでに3か月が過ぎ去ろうとしています。
毎年時の過ぎる速さが加速していくようです。
最近はメンバーも、日ごろの仕事場で出会うことも少なくなり、平均年齢もぐっと上がってきました。
いつまでできるかは私たちの健康状態によります。
この演奏団体は、戦後の日本の室内楽の旗手たちというタイトルのシリーズで、音楽の友に真っ先に取り上げられました。
当時の雑誌に載った写真を見ると、皆、若い若い!
♪こんな~時代もあ~ったのね~♪と歌いたくなります。
メンバーがほとんど変わらない団体も珍しい。
たいていの団体が今や名を残すのみの存在ですが「古典」はまだ健在。
毎年2回定期演奏会はコンサートマスター角道さんの企画によるプログラムで、様々に工夫があって飽きることがありません。
お客様も一緒に年を取って、いつも会場は満員。
これは本当に有り難くて、次回も頑張ろうという気になります。
お客様あっての演奏者たちですから、これからもよろしくお願いします。
「古典」のコンサートは謂わば聴衆とのコラボレーション、客席とステージは同じと考えています。
初めに出ていくときはうれしさと緊張で、手足が右左同時に出ていきそうになります。
いわゆる側体歩は日本人の本来の歩き方なので、そこで生まれが出るということです。
木曽駒の歩き方と一緒です。
そこは西洋音楽なので、ぐっとこらえて普通に歩きますが。
(実はラクダやモンゴル馬、犬の中にも側体歩はありますが、日本の侍は刀を腰に差していたので側体歩で歩いたそうで、ここでは日本固有のということにしておきます。)
真面目に話しているうちに冗談になってしまうこの悪癖を、早く直したいと長年思っていましたが、この年になるともう無理!
お許しを。
当日ほかに御用のない方は、ぜひお出かけください。
聴いていただければ嬉しいです。
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