2017年3月16日木曜日

血液型

私の血液型はO型。
秘密にするほどのこともないから公開するけれど、なにか差しさわりがあるとしたら、1時期流行った性格占いにあてはめられること。
以前、仕事場でお隣に座った某氏に訊かれた。
「あなたの血液型はなんですか?」

私   「O型です」
某氏  「いやー、そりゃ怖いな」
私   「なぜですか」
某氏  「僕はA型だけど、A型はO型にとても気を遣うんですよ」
私   「あら、気を遣っていらっしゃたんですか」
某氏  「ほらね、O型の人はA型が気を遣っていることすら気が
     付かない」
時々私が音を間違えると
    「いいですよ、O型ですからね」と言われる。

この会話、実は古典音楽協会のコンサートマスターの角道氏との会話。
長年に亘ってお隣で弾かせていただいているけれど、最近は定期演奏会の練習でお会いするだけなので、年間ほんの数回。
だから彼もまだ我慢できているのかもしれない。
以前はテレビなどの仕事でもよく並んで弾いていたので、長年彼は私におびえながら暮らしていたのかと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
角道さんの性格は典型的なA型。
頭脳明晰、几帳面で何事もいい加減にしない。
私の対岸の存在。

一時期血液型性格分類が流行った。
しばらくは大騒ぎしていたけれど、真偽が疑われて最近とんと聞かないと思っていたら、それが又復活してきたようだ。

今朝読んだ記事。

「血液型が人の運命を左右することが科学的に判明!」

そもそも、人によって血液型が違う理由すら、まだ解明されていない。
非科学的と言われた血液型性格分類だったけれど、この度、血液の持つ影響力が科学的に解明された。
やはり血液型は人の運命を握っていた。

血液型は血液の種類ではなく、赤血球の表面抗原の種類で分類される。
赤血球の表面にA抗原があるとA型、B抗原があるとB型というように。
両方の抗原があるとAB型。両方ないとO型。

イギリスの「Daily Mail」によると、
O型が最も幸福な人生を送る可能性が高い。
他の血液型に比べ様々なメリットが明らかになった。

トルコのオルドゥ大学の研究によれば、
O型の男性は他の血液型の人の4倍もEDになるリスクが低い。

イギリス・シェフィールド大学の研究では、英国人189人の脳をスキャンしたところ、O型の人には情報を処理する「灰白質」が多く見つかった。
O型の人は「灰白質」が幼少時に多く生成されるので、年をとってそれが失われても痴呆になりにくい。

デンマーク・スウェーデンの研究では
O型の人は、他の血液型の人の30パーセントも血栓ができにくい。
マラリアや胃がん、肝臓がんへの耐性もある。
可哀想なのはB型。
再発性血栓塞栓症を患いやすく、若くして亡くなる可能性が高い。

ここまでO型はいいことばかりのようだけれど、女性の場合、妊娠しにくい傾向がある。
イエール大学の研究では、560人の不妊治療を受けている女性を調べたところ、O型の女性は卵子が少なく質が悪い。
これはA型が有利。

とまあ、こんなことが書いてあった。
ただし、この研究は外国での研究なので、日本人に当てはまるかどうか。

時々O型だと言って揶揄されることがある。
おおざっぱ、のんき等々。
でも一生をどう過ごすかというと、のんきな方が良い。
1時間に1センチしか進まないという大ナマケモノが私の生き方の理想で、O型でないとそうはできない。
いや、O型だからそういう考えになるのかもしれない。

そうなの、悪いのは血液型なんです!と弁解できる。















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