2019年8月26日月曜日

カールおじさん

♫それにつけてもおやつはカール♫
これ覚えている人は中々の骨董品ですぞ。
お菓子のテレビコマーシャルで、麦わら帽に口の周り中ひげをはやしたおじさんのアニメ。
そんな顔に私もなりました。

北軽井沢ミュージックフェスティヴァルの会場から車に向かう途中、小さな3段の階段があった。
2段目まで降りると誰かが話しかけてきたので、後ろを振り返った。
会話をして振り向いて再び降りようと足を出したら、空中遊泳してしまった。

今まで沢山の遊びをしてきた。
馬に乗ったりスキーをしたり。
スキューバダイビングにも凝っていた。
ひとが「後は空ですね」と言うから、高いところは苦手なの、だからスカイダイビングはやらない」と言っていた。
そうしたらミニスカイダイビングみたいなことで、落ちて地面に激突!
なぜか鼻を打たないで顎から落ちた。

なぜ鼻を打たないかと言うと・・・
まあそこはご想像におまかせ。
口の中が切れて、今治りかけているけれど、これは中々しんどい。
柔らかいものを食べるとなにか物足りないから、ヨーグルトなどは蜂蜜で甘くして満足感を得ているので、食べない割に太ったのが癪にさわる。

私の美貌はますます冴えて、紫いろからだんだん黄色くなっていく怪我の跡。
アイシャドウならぬアゴシャドウ。
今年は鼻の下、唇のすぐ下、そしてアゴと3段に色を塗り分けるのが最新流行。
自然の色だから、ナチュラルメイクをモットーとする貴女にピッタリですよ。

ところが、この秘密情報が何処から漏れたか、思いがけないところからメールが来る。
情報網がこれほど張り巡らされているかと思うと恐ろしい。
私のプライバシーはダダ漏れのようだ。
みんな、本当に心配してくれるのだけれど、当の本人はケロリとしている。
転び馴れているというか、反省がないというか。

ところがメールをくれた人は、最近腕を骨折したらしい。
それはおおごとだあ。
他人にお見舞いのメール打っている場合ではない。
お気をつけください。

幼少時に住んでいた家は門を出たその先は、ゆるく長いスロープが続いていた。
そこを三輪車で思いっきりかっ飛ばしたら、最後の着地点手前でこけた。
低い土手の左側に転がり落ちた。
両膝にかすり傷。
たぶん5,6歳のとき。
放置子だったから親兄弟誰も見ていなかった。
怪我をしても誰もかまってなんかくれないから、泣かない子だった。
膝の傷に自分で赤チンかなにか塗っておしまい。
当時はバンドエイドのような便利な物はなかった。
化膿して膿が出てしまえば治る。
子供ながらに怪我の治癒経過は会得していたわけで、今どきの子供なら大騒ぎするところだが、親も気が付かない。

掘りごたつを飛び越えようとしたら見事に飛びそこね頭に大きなコブができたときは、たまたま来合わせていた伯母が生米を噛み砕いてコブに塗ってくれた。
なんか原始時代の治療みたいと思ったけれど、口やかましい伯母だったから黙っていた。
なぜ掘りごたつを飛ぼうとしたのかは思い出せない。
怖いけれど私達をとても可愛がってくれた伯母だから、猿の曲芸でも見せようと思ったのかも。

馬に乗ってモンゴルの大草原を走るというのは、私の長年の夢だった。
夢がかなった時、私は乗馬初心者。
やっと駆け足が出せたので参加したら、他の人はみな200~1000鞍のっている強者だった。
説明すると、鞍の単位は乗馬クラブでのトレーニングの回数。
私はほんの30鞍ほど。
他に富士のふもとの牧場で木曽駒に数回乗って、トレーニングをしただけ。
それが不届きにも参加したので、足手まといもいいとこ。
スキーなら、一級の団体で初心者が一緒に滑るようなもの。

それでも次の日には駆け足で走り、馴れてきた頃落馬。
生意気にも走りながらよそ見して他の人に話しかけていたら、大きなネズミ(タラバカン)の穴に馬が足をすくわれた。
気をつけていれば馬が足をすくわれたときに、手綱を引いて体勢を立て直せるのに。
ヘルメットのひさしが地面に激突してサングラスで目頭周辺を切った。
すぐに腫れてきてその日に食べるはずのビフテキ用の肉で顔を冷やしたけれど、顔半分が腫れてお岩さん。
それから比べれば今回の怪我なんぞは軽い軽い。












0 件のコメント:

コメントを投稿