2019年8月2日金曜日

カラスもボロボロ

野良猫のうちの一匹が今朝は食欲不振。
いつもお腹をすかせて大騒ぎなのに、今朝は食べなかった。
ゴミを捨てに行ったら駐車場に羽毛がボサボサのカラスがぼんやり車止めに停まっている。
近くまで行っても逃げないで濁った目でこちらを見ている。
なにもかも薄汚れている。
カラスの濡れ羽色の真っ黒ではなく、艶のない羽が逆立って見るからに具合が悪そうだからどうした?と声をかけるが返事がない。

なにか食べ物をと思って、さて、猫の餌かそれともパンくずかなにかと考えた。
キッチンの引き出しを開けるとツナ缶がはいっていたから野良猫たちの食器に入れて持っていった。
そこへ北海道に住む私の姪が現れて、なにしてるの?と訊いてきた。
ほんとだ、なんだか元気ないね、逃げないし。

餌を置いて家に入った。
姪が帰ってすぐ電話があった。
ねえ、カラス餌食べてるよ、と。

よかったよかった。
これでカラスもしばらく元気になれるかも。
あまりに薄汚れて、私の大好きな真っ黒で精悍なカラスではないけれど。
賢くて家族思いのカラスを嫌うひとが多いのは残念なことだ。

遊び心もあるし、小さな数もわかるという。
なによりも地域の掃除屋さん。
動物や虫などの汚い残骸なども片付けてくれる。
木についた害虫だって食べてくれる。
姿が真っ黒で声がガアガアうるさくて、それで嫌われる。
カラスという美貌と美声を兼ね備えた名歌手もいたけれど。

最近You Tubeなどで、カラスの動画が出回っていて、多くのひとの認識が好感度になっていったのは喜ばしい。
動物も鳥も、人間より遥かに純粋。
東京都の元知事の石原さん、あなたのお陰でどれほどカラスが苦労していることか。
カラスがゴミを散らかしたりするのは、人間のゴミの捨て方に原因がある。
ゴミ一つまともに捨てられないひとが多すぎる。

明日朝、やさぐれカラスは来るだろうか。
かなり弱っているようだから来ないかもしれない。
そういえば、昨日川の土手で大きな猫がなにか威嚇していた。
もしかしたら病気のカラスが羽を休めていたのかもしれない。
あんなに弱っていてこれからまともに生きていけるのか。
猫もカラスも熱中症?

ここ数日の暑さは異常。
私は暑さには超絶弱い。
その代わり冬は薄着で、私を見た人たちが身震いするほど薄着なのだ。
夏も冬もアンダーなしで同じTシャツを着る。
寒くなると上に着るものが違ってくるだけ。
去年はセーターを着たのはスキー場でのみ。
滑るときはウールのシャツ一枚にヤッケのみ。
だからこの暑さは耐え難い。
昼夜問わずクーラー入れっぱなし。

それで余生を寒冷地と考えて北軽井沢に籠ろうかと思った。
けれど寒冷地の冬は力のないものには厳しい。
それでも豪雪地帯ではないし、管理事務所である程度の雪かきはしてもらえるようだから、なんとか越冬もできるかもしれない。
最近は宅配業者もいるし。
森に深々と雪が降る情景は神秘的で美しいと思う。

自動ブレーキ付きの四駆の自動車に替えることを検討中。

カラスはその後現れない。
どうしたかなあ、今頃どこかの草むらに横たわっていないだろうか。


























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