2013年11月19日火曜日

思考回路

我が家はもの凄く散らかっている。
だからきれいに整頓したいのだが、一体どうやったら良いのかがわからない。
時々パソコン師匠のHさんがメンテナンスの時に道具類をかたづけているのに、しばらくするとグチャグチャ。
それを見ると彼は猛烈に腹が立つらしい。
全部すぐに取り出せるようにきちんと整理していっても、次に来たら何が何処にあるかさっぱりわからない。
「あれはどこへしまいましたか」と聞かれると生意気な生徒は「私はさわっていないわ」などとほざくので、それでは誰がやったかと言うことになる。
そりゃあ私に決まっているのだけど、認めるのは癪だから多少は反抗してみるがムダな抵抗。
今日もノラ猫の部屋である物置のドアに鍵をつけたり、ノラの様子を見るためのカメラの配線を直したり、パソコンの部屋の照明を変えたり八面六臂の活躍をするH氏の傍らで、ボーっと見ていたら悪いと思ってちょっと手を出すと、逆に叱られる。
私がやるとなんでもグチャグチャになるし、不器用で何をやってもきちんといかない。
だいたい頭の中でなにをどうするという見取り図が描けない。
Hさんは仕事は前もって頭の中できっちり設計が出来てくるから、その手際の良いこと、休み無く体も手も動く。
ついでに口も動くから私はビシバシ叱られる。
時々泣きたくなる。にゃうーん!
理系の人の頭の中はきっとパソコンの配線のようになっているのだと思う。
私の頭の配線は所々途切れていたり、混線したり。
手順を頭の中だけで描けるのはすごい。
私は昔から実際にやってみないとわからない。
H氏は今日も私がグチャグチャにした道具箱の中身をあっという間にきちんと整理して帰って行った。
子供の頃からの性格かと思ったらそうでは無いというので驚いた。コンピュータを始めてからだという。
コンピュータが普及し始める前から先駆者的に扱っていたがその頃の器械は今ほど簡単では無く、ほんの少しのミスが致命的になることも多く些細なこともゆるがせに出来なかったそうで、それが今の几帳面さにつながったらしい。
そのお陰で私もいっぱしのパソコンマニアみたいに立派な器械と快適な空間を与えられている。
それでこの程度の文章を書いているのでは申し訳ない。














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