2015年10月22日木曜日

食べたくもないのに

呆れられるかもしれないけれど、まだハリー・ポッター5巻を講読中。
遅々として進まない。
1巻から読み始めて、もはや10年以上経っているのではないかと思う。
目の調子が悪くて1年以上お休みしても、又復活再度挑戦。
中学時代の勉強不足が祟って、1冊読むのも四苦八苦。
仕事の合間に月2回ほど先生に教わりながら、ヘラヘラと真剣味無く読み続けている。
進むのは1時間半で、ようやく10数ページ。
初めはアメリカ人の先生、でも、イギリスのことはアメリカ人ではわからないらしく、知らないと言われてそれまで。
それでイギリス人の先生を探して、今のルースさんに教わっている。

今日は1ヶ月以上お休みした上に、先日のレッスンの場所を間違えてしまって、更に時間が経過してしまった。
久しぶりのレッスンは大久保の、とあるマンション。
音楽教室が入っていて、そこの一室を借りた。
13時からの約束なので、昼食を摂っていこうと思った。

澁谷で乗り換えなので、食事を早く済ませたいときにはいつも行くおそば屋さん。
山手線の改札近くで、いつも行列が出来るほど込んでいるけれど、回転は良い。
というのは、このおそば屋さん、注文してから品物が出てくるのが異常に早い。
イスをさがして、さて座ろうかなと思うと、もう後ろに注文の物を持って店員さんが立っている。
入り口で注文して代金を払うと、ちょっと独特の言い回しでレジの人が注文品をマイクで流す。
それを聞いた厨房の人が用意をして、すぐに持ってくる。
どうやったらこんなに早く出来るのかしら。

注文は色々で、大盛りだったり、卵は半熟とか人それぞれだから、前もって作っておくのは難しいと思うのに、ちゃんと注文通りの物が来る。
今日は丁度お昼時だったから、いつもに増して人が多い。
お運びの店員さんも一時も休むことが出来ない。
体調が悪いときなどは、本当に大変なのではないかと思う。
しかも注文してから座る場所を探すので客はうろうろするのに、ちゃんと座った場所を見届けて、注文した品物を間違いなく運んでくる。
びっくりしたのは、お客さんがイスを探している後を店員さんが、品物を持って歩いているのを見た時。

食事する時間が足りないときにはおおいに助かるので、時々ここでお蕎麦を食べる。
今日もまだお腹は空いていなかったけれど、レッスンの途中でお腹が空いてグウ~なんて鳴るといけないから、一寸腹ごしらえをしておこう。
だったら軽く盛りそばなどで済ませばいいものを、サンプルを見ていたらやはり天ぷらも食べたい。
今朝朝食をしっかり食べたので、お昼抜いても構わないと思うくらいなのに、目が欲しがる。
この店は早さが売り物だから、天ぷらは揚げたてなんて言うのは贅沢というもの。
前もって揚げてあるものをお蕎麦に載せるので、天ぷらは冷めている。
それでも単品の食事が出来ない質だから、お蕎麦プラス何かおかずのような物が欲しい。
しかもお腹は空いていない。

こういうときは最悪の事態になるのは知っているのに、本当に食い意地が張っているのと、我慢が足りない性格なので、どうしても盛りそばだけというわけにはいかない。
天ぷらはボリュームたっぷり、見ただけでお腹いっぱい。
だけど、残すのは癪。
とうとう平らげてしまった。

レッスンが終って家に帰って、コーヒーでも飲もうかと思ったけれど、なんだか逆流性食道炎のようになって、気分が悪い。
寒気がする。
ああ、やっぱりやってしまった!
今朝は特大のオムレツとたっぷりのスムージー。
優に2食分はありそうな朝ご飯だった。
それなのに・・・気持ちが悪くてウンウン言いながら、後悔することしきり。
なぜ、レッスンが終るまで待てないのか。
夕方からしばらく寝込んでしまった。
気分が悪く、これはなにか病気ではと疑ったけれど、なんのことはない、消化したらもう今はお腹が空いている。
たんなる食べ過ぎ。

若い頃はお腹が空くと機嫌が悪くなるので、周りの人達は私のためにいつもパンなどを持ってきてくれていた。
仕事中に急に無口になると、それっとばかりに菓子パンなどを与えられて、本当に皆さん気を遣って下さってありがとうございました。
そういう風に甘やかされたのと自分に甘いのと、それで食事のコントロールが出来ない。
お腹が空かなくても、目の前に食べ物があれば食べたくなる。
意地汚く下品だと思ってはいるけれど、野生の猫だと思っていただきたい。
今食べないといつ食物にありつけるかわからないので、目一杯食べるという野生本能が残っているのは、私が原始人だから?
いや、原始猫だから。














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