2017年6月22日木曜日

末期的症状

来週、北軽井沢まで出かける予定。
避暑も兼ねてだけれど、8月17日の夏のコンサートのためにホールの下見もしたい。
それと秋のコンサートで一緒に演奏するピアニストと合宿しようなんて、相談もまとまった。
別荘の持ち主のノンちゃんは不在でも、家を使ってもいいわよと鍵を渡してくれたので、こっそり留守宅に忍び入って狼藉の限りを尽くし・・・なんてことはない。
食器類を割らないように、部屋を汚さないように大切に使わせていただくことになった。
追分の住人のヴィオラのKさん、コントラバスのHさんも現地集合。
そのうえ、夏のコンサートの出演者のピアノのOさんも行きたいという。
あらあら、こんなに練習が重なって、果たしてゆっくり秋の分ができるかしら?
まあ、そこは適当にと、いつものアバウトさでいくことにした。

北軽井沢ミュージックホールの使用は、先月行ったときに役場に行って予約をしておいたはず。
その時に使用許可と使用料金請求書を書面で送りますと言われて待っていたけれど、一向に知らせがない。
もう来週のことだから支払いを済ませないと、行ってからダメだったなんてことになったら目もあてられない。
どうも嫌な予感がする。

私はひと月間違えていないかしら。
使用許可申請書を書いたときに、7月28日と書いたような記憶が。
とにかく確認しようと役場に電話してみた。
やはり私の予感は的中。
申請書には7月とかいてありますよと、担当者の返事。
あわわ、やはりそうか。
でもまだ、確認しただけでも少し救いがあるかもしれない。
現地に行ってから「ぜったい予約してあるはずよ、なんで使わせてもらえないの!」と暴れたりしないだけまし。
役場の人に大笑いされて、ちと恥ずかしい。
私にも恥の気持ちが残っているという新たな発見があった。

近々あるイベントがあって、準フォーマルな服が必要になった。
いつもはジーンズにTシャツみたいなカジュアル路線だから、こういうときが一番困る。
ステージではイブニングドレスという超フォーマルないでたちで、それはそれで用意があるけれど、結婚式やお祝いの会、お別れの会などの時に着ていくものがない。
まさかイブニングドレスは着られないし、上品で目立たないようなスーツなど全く持ち合わせがないので、いつも困っている。
その日はそのイベントが終わってからコンサートに行く予定なので、あまりフォーマルでもおかしいし、失礼にならない程度のきちんとした服でないといけないし、悩むところだった。
SCのフォーマルドレスの売り場に行くと、なんだか急に購買意欲がなくなる。
とてもじゃないけど、こんなつまらない服着れる?

それで買わないから増々困っている。
結局当日まで決まらず、恥を忍んでそれらしい格好でごまかすしかない。
あれやこれやクローゼットを探していたら、ずいぶん前に買って一度も袖を通していない半袖のスーツ。
薄いグリーンで、フォーマルにしてはボタンが金属製なのが面白くないが一応スーツだし、これに長袖のシルクのブラウスの袖を下から出して着ればあまり肌を露出しないで済む。
ようし、これに決めた。
これで安心。
ほっとしてカレンダーを見たら、そのイベントはなんと来月末のはなしだった。
まだ先のはなし。
今月のような気がして、ずいぶん慌ててしまった。
でも来月となると夏の真っ盛り。
暑くて着られないかもしれない。
それならそれで、買いに出かける楽しみができた。
素敵なものが見つかるといいけど。

まだ約束を忘れたリするようなことはないけれど、そうなるのは時間の問題かもしれない。
あな、恐ろしや。
しかし、全部忘れてしまえるようになればこっちのものだと思っていたけれど、それはそれで苦労するというのは聞いたことがある。
まだらに記憶があると疑心暗鬼になって辛いらしい。

らしいなんて人ごとのように言ってるけれど、もしかしたら傍から見たらすでに末期的かも。










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