2019年9月21日土曜日

フリーズドライ卒業

去年から全く料理をしなくなって、フリーズドライやインスタント食品ばかり食べていた。
初めてフリーズドライ食品を食べたときには感激した。
こんな簡単にちゃんとした味のものが食べられるなんて!
お湯を沸かせばそれで終わり。
しかもかなりのレベルの美味しさ。
もう料理はしない。
今まで時間を無駄にしてきた。

料理をしなくなって約1年。
最近少しずつ勘が戻ってきて、野菜を買うようになった。
野菜は、やはり生の素材のほうが美味しい。
最近やっと肉が食べたくなってきた。
肉もやはり生の素材が噛みごたえも味も断然良い。

朝ごはんは私の一番好きな時間。
ゆっくりと時間をかけて紅茶を淹れ、野菜と果物のスムージー、パンとハムや鶏肉などのタンパク質で猫と一緒の朝ごはん。
それすら野菜を省略して飲み物ばかり並べていた時期もあった。
一時的な味覚障害になっていたかもしれない。
ほんの少ししか食べられなかったから、フリーズドライ食品は量が少ないので、ちょうど良かった。
最近やっと体力や気力が戻ってきたらしい。
すると、インスタントの食品は、思ったほど美味しく感じなくなった。
何回食べても同じ味なので飽きたのかもしれない。
あの小さな乾燥した物体がお湯をかけるとあっという間に料理に変身、それはすごいことなのだけれど、やはり非常用などに使うだけにしておいたほうが良いかもしれない。

味噌汁もやはり自分で作ったものが美味しいかもしれない。
今はまだ味噌汁だけはフリーズドライもの。
そろそろ自分で作ってみよう。

最近までちゃんとした食事をしていなかったので、昼食にステーキを焼いてぺろりと1枚、たぶん150グラムほどを平らげた。
本当は半分残しておいて、夕食にサラダに混ぜようと思っていたのに、美味しくて箸がとまらない。
北軽井沢で買ってきた野菜が大量にあるから、つけあわせも半端ない量で。
しみじみ美味しいと思ったのは体力が回復してきたからかも。

顔のシワが増え、表面に粉をふいているような顔色だったのが、少しは血色が良くなるかもしれない。
もう無理かもしれないけれど、これから先、まだヴァイオリンを弾くなら体力は非常に大切なのだ。
長生きは、めでたいとは限らない。
ちゃんと活動できて、生き生きと生活できなければ、つまらない。
私自身、そろそろ乾き物ではなくなま物に戻ろう。

ステーキを焼いた後のフライパンを洗おうとして、ちょっと待てよ!このソース捨てたらもったいない。
肉汁とバターと醤油のソース。
バターと醤油は良く合うのだ。
このフライパンで焼き飯を作ったら美味しいと思う。
夕飯のメニューは決まりだぜ。
そのまま残しておいてご飯と長ネギとチキン、それに豆のマリネがあったからちょっぴり入れて、サニーレタスを山のように入れて炒めてみたら・・・ウンもお~美味しすぎるう~。
レタスは最後にこれでもかというほど入れて、シャキシャキ感が残るほどにサッと炒める。
これでバターのしつこさが消えて、ほっぺが落ちそう。

本当に落ちてくれないかな。
小顔になれるかもしれないから。








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