今日は姪の用事に付き合うはずだった。
目が覚めると全身に違和感。
喉が痛い、熱っぽい、咳が出る。
私の場合咳が出始めると、もうアウト。
喉が痛い段階で食い止めないと、あっという間に気管支炎になる。
このくらいなら我慢して姪の用事に付き合おうかと考えたけれど、いや、待てよ。
万一インフルエンザだと急激に症状が進む。
出先で倒れたら大変だから、まず病院へ行こう。
病院嫌いの私は唯一、喉の痛みだけは放っておかない。
喉は私のアキレス腱。
こう書くと私の喉はくるぶしにあるのかと突っ込む輩がいそうだけれど。
最大の弱点は喉にあり。
チクッと痛み始めた時点でうがいをしたり体を休めたりしないと、その後咳が続いて咳止めを飲む羽目になる。
それも長期間。
我が家の家系は丈夫で永持ち。
しかし、喉などの粘膜に問題ありらしい。
そんなわけで今日は病院へ行って吸入と薬の調合をしてもらった。
姪にはキャンセルの連絡をして一日中眠っていた。
時々目を覚まして少し食っちゃ寝、食っちゃ寝、ああ、天国じゃ。
薬を飲んでいるから咳もわずかに出るだけ。
しかし、体の左脇が咳き込むたびに痛い。
考えたらこの間自転車でコケたときに、左半分をコンクリートの歩道に打ち付けた。
その時は膝頭の擦過傷だけだと思っていたけれど、どうやらほんの僅かに肋骨にヒビが入ったかもしれない。
子供の時から運動苦手。
体育は跳び箱飛べない、逆上がり出来ないで、先生が放課後に必死で逆上がりを教えてくれたけれど、ついに出来なかった。
その運動音痴の私が冬のスポーツだけは好き。
スキーは途切れなくやっているけれど、ある時期アイスホッケーのチームにはいっていたこともある。
チームは時間的に仕事に差し障りがあってやめたけれど、スケートは時々リンクに滑りに行った。
下手くそなのにホッケーの靴を履いているから、恥ずかしかったけれど。
ある日、スケートリンクには私の他に男性が一人だけ。
かなり上手な人で、コーナリングが素敵だった。
その人の真似をして足をクロスして、とてもうまく曲がれたからいい気になった。
2回目、体の重心を傾けてもっと早いスピードで曲がろうとしたら、見事にころんだ。
その後、肋骨が痛くて笑っても咳をしても痛い。
肋骨は治療のしようがなく、放置するのみ。
痛みがなくなるまで約2ヶ月ほどかかった。
今回自転車でころんだのはそれほどダメージはなかったけれど、咳をしてみて初めて気がついた。
多少肋骨にヒビが入ったのかな。
いい年して若い頃と同じように無茶をする。
これは一種の病気だから死ぬまで治らない。
バカは死ななきゃ治らないって。
お転婆というのはこのことなんだ。
子供の頃は読書の好きなおとなしい子供だったはずだけど。
しばらくして思い出した。
子供の頃の家は、門から緩やかな長いスロープになっていた。
両側は低くなっていて、下は畑。
そこを三輪車で両足あげてフルスピードで降りて、最後のところで思いっきり転げ落ちたことを。
びっくりしたけど怪我はなく、泣こうかと思ったけれど、他に人がいなかったので泣いても無駄だから泣かなかった。
その時も怪我もなく、こうして未だにお転婆やっている。
きな臭い国に囲まれて、政治は不透明だけれど、世はこともなし。
この平和が続いてくれることを祈っていますよ。
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