2020年9月13日日曜日

運転免許証返納

 私ではありません。私の姉が早まって運転免許証を返納してしまった。それで身分を証明する一番便利なものがなくなってしまった。

姉は専業主婦だから今までは携帯電話を持つ必要はなかった。けれど、私と時々北軽井沢に行って私より早く帰るときに、ちゃんと無事にたどり着いたかどうか連絡できないと心配しになる。森の中で一人で散歩して家がわからなくなったら困るし、そういうときに携帯は今や必需品。心配だから携帯を持つようにすすめると本人も必要性を認めていて、買うことにした。

私のパソコンを管理してくれるH氏が、すべての用意をしてくれた。私と同じ機種を持てば、私が使用法を教えられる・・・かな?で、同じ携帯電話器が用意された。手続きに必要な細かいレシピを印刷してもらって、私が姉の後見人として偉そうにショップに出かけた。用意万端ひとつとして漏らしたものはない。身分証明書としては免許証が一番だけれど、姉は返納してしまったので保険証とクレジットカード。その2つがあれば大丈夫。

で、なんとクレジットカードが期限切れだった。あわあわ!

現在そこに住んでいるという証明に使うものが必要だから、電気、ガス、水道などの領収書があればいいと言われても、姉はそんなものをとっておくような人ではない。姉妹ともにいい加減なので。

どうも調子よく亊が進みすぎた。”この”私と”この”姉のコンビニは世の中に怖いものはない。なんでも横車が通ると思っているフシがあって、今まではそうやって生きてきたけれど、流石に最近はそうもいかなくなっている。今は戦後のどさくさ時代ではないからね。

さてどうしたものか。ショップのおねえさんが助けを出した。住民票があれば言うことないんですが。なんだ、それなら最初から住民票といえばいいのに。すぐに区役所に行って住民票ゲット。ついでに食事までしても次の予約時間の1時間前。私が最初に予約したのはその時間だったけれど、おねえさんとしてはこの老女二人がそんなに素早く動けるはずはないと思っていたらしい。どうしても、もう少し遅くしろと言うから言うことをきいたけれど、ほらね、私は普通の婆さんではない、魔女なのだ。今から行っていいかと問うと、大丈夫というからショップに行ってすべての手続は完了した。

おねえさんは「早かったですね、区役所は空いていたんですか?」いつもと同じだったけどね。だって計算すればそんなに時間がかかるわけないでしょう、月まで行くわけじゃないし。

済んだ途端にどっと疲れが出た。使用法を説明しようかと思ったけれど、姉も疲れたから明日にしてと言うから、まだ教えていない。大体、私がうまく説明できるかどうかは不安。

姉は北軽井沢に行ったとき、田舎暮らしをするにはどうしても車は必需品と最近悟ってしまった。車でないと普段の買い物でも重たい野菜などは買うことができない。私がいないときでも買い物に出かけられるし、もう一度免許とりに行こうかしらなんて言っている。免許を取得するのに年齢制限はあるのかな?本当のことを言えば運転はやめてもらいたいけれど、免許証は役に立つ。私のように毎日運転していれば、それほど技術は忘れない。ただし、慎重にしすぎるほど慎重に運転するようにしている。若いものにはまだまだ負けないなんて思い上がりは禁物なのだ。

免許証返納のことについてはこちらの「たまトラ」参照してください。








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