2012年8月18日土曜日

荷造り

そろそろイギリスへ出発する日が近付いたので、昨日から荷物を詰める作業に入った。私の持っている中で一番大きいスーツケースを開けると、なんと、去年カナダにスキーに行った時の出し忘れのヘルメットやスキーブーツなどがぞろぞろ出てきた。こんなところにいたのか、君たちは。窮屈で悪かったねえ。取り出してそこいら中に放り出し、予定の荷物を詰めると、思いのほか少ない。私が一番荷物が多くなるのは夏場で、ものすごい汗かきだから。汗さえかかなければ着た切り雀に徹していられる。あと2,3の物を詰めれば出来上がり。長年旅行に明け暮れていた割には荷造りが下手で、いつもパンパンに膨れ上がったスーツケースは、上に乗ってからでないと鍵がかからないくらいなのに、今回はガラガラ。いやな予感がする。なにかきっと忘れているに違いない。それでも文明国に行くので買い物ができるから心配はないだろう・・・と思っても現地に行くとなにかしら忘れていることが多い。数年前に天元台にスキーに行った時は、ソックスが一枚も入っていなくて、ババシャツがこれでもかと言うくらい入っていたことがあった。天元台は山の上だから買い物が出来なくて参った。忙しく荷造りをするとこんなことになるから今回はゆっくり準備しようと思ったけれど、ゆっくりやっても結果は同じことになるのが残念なところ。自分でもしっかりしているのかしていないのか、よくわからない。むしろ私より忙しかったのはパソコンの師匠のHさん。現地での電話のかけかた、日本から安く国際電話をかけるやりかた、レンタカーの調査等々、毎度お騒がせのクライアントのために様々な調査をしていただいた。以前持っていたGALAXYが少し私には大きいので最新の小さい物にして、これ一つで写真撮影からメール、スカイプなど全部網羅できる。その操作方法を動画にしてもらっても、送ってこられたことにも気が付かない。そのたびに彼は砂漠に柄杓で水撒いているようなものだと無力感に襲われるそうだ。すみません、できの悪い生徒で。ざるで出来た脳みその持ち主ですから。パスポートと国際免許証さえあればあとは野となれ山となれ、ヒースロー空港に迎えに来てくれるはずのリチャードと、ちゃんと出会えることを祈るのみ。

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