朝8時頃ヴィオラのFUMIKOさんを拾って、晴天の中央道をひた走る。
2人とも強力な晴れ女。
素晴らしい天気と見事な紅葉を愛でながら、目的地到着。
チェックイン。
初日は2時から夕飯をはさんで21時まで練習。
指揮の飯守泰次郎氏は去年と変わらず、というか、去年よりもますますお元気な様子で、精力的に棒を振っている。
出発前には新国立劇場で、オペラ「パルジファル」の6時間もかかる本番を数日間こなしてこられたそうで、あまりの元気さに私たちも巻き込まれ、熱心に弾かざるを得なくなった。
練習初日だというのに、一音たりともゆるがせにせず、私たちも手抜きなぞ出来るわけがない。
それこそ全力で弾かないと許してもらえそうもないので、目一杯音を出す。
大抵の演奏家は本番に標準を合せて徐々に調子を上げるように調整していくけれど、飯守さんの場合は最初から全力疾走となってしまう。
初めの練習でヘトヘトなのに、夕飯後も絶対手抜き無し。
今回もヴィオラで参加したので、肩が抜かそうになる。
それでもトップの梯さんとFUMIKOさんという気心の知れた仲間と一緒なので、安心して弾くことが出来た。
梯さんはピアニストの梯剛之さんのお父さん。
今回息子さんと共に来ているので、食事は私たちと一緒。
息子さんはあんな凄い音を出すためにストイックな練習に凝り固まっていると思っていたが、とても陽気でダジャレを言う。
私たちと一緒にご飯を食べながら、他の人が冗談を言うと手を叩いて大喜びする無邪気なところがある。
お父さんの方も大変陽気な人なので、血は争えないと思った。
毎年参加する古くからの知人と再会して、旧交を温めた。
練習場の大きなガラス戸の向こうは見事な紅葉。
それを見ながらの贅沢な練習時間が流れていく。
宿泊の同室は、高校時代からの同級生のFさんとFUMIKOさんだから、くつろいでいられる。
去年はヴィオラはハプニングが色々あっていじめられたし、参加者の中にクセのある人がいて少々辟易だったけれど、今年は中々居心地が良い。
一日目はあっという間に終った。
背中バリバリ。
紅葉の写真はこちらのブログでどうぞ。
音楽祭に参加したヴァイオリンのメンバーのブログです。
ブログ主さま 無断ですみません。
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