2015年2月18日水曜日

ワセリンの威力

冬場の乾燥が続いて身にしみて実感したのが、手の水分がどれほどヴァイオリンを弾く・・いや、ヴァイオリンだけで無く日常の動作にどれほど大事かということだった。
スーパーマーケットに行って、買い物をレジ袋に入れるとき、ピッタリと張り付いたビニールを剥がして開く。
この動作だけでも、水分を含んだスポンジで指を湿らさないと難しい。

先日譜めくりを頼まれたときに一番心配だったのが、指が楽譜の紙をキャッチできるかどうかだった。
それは濡らしたハンカチを手に持つことで解決したけれど、ヴァイオリンを弾いているときには、一々指を湿らせたりはできない。
水分は楽器には禁物だし、かと言って途中で弓を取り落としそうになるのは、もっと困る。
去年まではこんなに苦労はしなかった。
今年になってから、いよいよ、とうとう、干からびてきたらしく、手の水分は枯渇している。
以前は水分が多すぎて大変だったけれど、若さは偉大だと思うだけで、失われたものは帰ってはこない。
それでどうしようかと考えた。

楽器を弾く前に少し湿り気を、例えば、濡れたハンカチで手を拭くとかしてみたけれど、すぐに乾燥してしまう。
部屋の湿度をせめて40%くらいまで上げようと、加湿器をつける。
でも、部屋は加湿出来ても私はミイラ状態でカラカラ。
若い頃はあんなに汗をかくことが嫌だったのに、今は、戻っておいで手の湿気と叫びたい。
べたべたしないハンドクリームを頂いて塗ってみたら、多少は効果が持続するけれど、それも長続きはしない。
しばらくすると、音色が悪くなる。
これまで手の平の水分でこんなに影響があるとは、夢にも思わなかったのだが、湿気がないと弓を柔らかく持てなくて、明らかに音が悪くなることを知った。
こんな些細なことも影響するのは驚きだった。

以前、手の綺麗な人にどんな手入れをしているのか訊いたら、ワセリンを教えてくれた。
私が汚い手で瓶に手を突っ込んでばい菌が繁殖するといけないから、チューブがいいですよ、と言われて何本か買って置いたので、朝起きてからパソコンでメールを見たりブログを覗いたりする間、ワセリンを塗って手袋をすることにした。
夜、就寝中にやったら良いとおもって実行していたけれど、寝て居ても邪魔に思うらしく、目が醒めると手袋を脱ぎ捨てているので、効果なしだった。
もしかしたら、たまさぶろうが悪戯したとも考えたけれど、ご丁寧に両手を脱がせる程念の入ったことは、猫がやるわけはない。

やはり犯人は、我が家の猫ボスである私が自分で?

寝ぼけてもパジャマなどは脱ぐ事は無いのだから、習慣になってしまえば大丈夫かもしれないけれど。
それで、目が醒めているときにすることにした。

ワセリンを塗って手袋をして、1時間ほど蒸らしておくと、適度な湿度が保たれているようになった。
そのやり方だと、2時間位は辛うじて持続する。
当分はこの手でいこう。

ワセリンはあまり沢山塗るとべたべたするので、薄ーく薄くのばして使っている。






















2 件のコメント:

  1. お金持ちになったら、コスメデコルテのモイスチュアリポゾームを、毎日ハンドクリーム代わりに手にじゃぶじゃぶ使うのが夢でした。 ちょっと高い美容液ですが、指先がかさかさになったときに擦り込むと、即効性がありますよ。
    http://www.cosme.net/product/product_id/107/top

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  2. 私は化粧品に疎くて、この美容液のことは初めてききました。
    とても高いけれど、効果があるなら使ってみたいと思います。
    ジャブジャブ使えるほどお金持ちではないので、チョビチョビ使うことになるでしょうが。

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