もう何十年にも亘って定宿にしている、石ノ湯ホテル。
硯川、熊ノ湯を少し外れた石ノ湯に、ひっそりと建っている。
道がカーブしたところにあって、それこそ隠れ家的な目につかない外観。
かつて、理想のホテルを経営する夢を実現したい人達の手で、運営されていた。
オーナーは一番年上の女性、シェフは年輩の男性、フロントはそのお嫁さんの世代の女性、その息子夫婦と思えるカップルが送迎や掃除などを受け持っていた。
私は長い間、その人達は1家族だと思っていたけれど、実はたまたまそうなっただけで、全員他人だったのを知ってビックリした。
まるで我が家にいるようにくつろいでスキーを楽しませてもらっていたけれど、オーナーの女性が亡くなって、他の人達も高齢化して、ホテルは閉められることになった。
皆がっかりして、他のホテルに泊まってみたりもしたけれど、しっくりこない。
ところが、山岳ガイドであるOさんがこのホテルを引き継いで再開が決まって、皆大喜びした。
シェフはそのまま残ることになったので、美味しい味は変わらない。
余りにも慣れ親しんでしまったので、昔のいい加減なやり方が懐かしい。
以前は掃除さえ終っていれば、チェックイン時間前でも、部屋に入れてもらえた。
風邪をひいて部屋に籠もっていると、昼食を作ってくれる。
まるで自宅に居るようだった。
かなりアバウトになんでもやってもらえたけれど、これからはそうはいかない。
きちんとホテルとしての規則をまもらないといけない。
立派なホームページも出来た。
ホームページが出来たという知らせを戴いたので、早速アクセスしてみた。
http://ishinoyu-hotel.jp/
一カ所
館内案内のところに、白樺に過去荒れた・・・
過去?荒れた? なんのこっちゃ。
あはは、囲まれたの間違い。
入力の時に「かこ」 次に Mを押さずにAだけになってしまったのに気づかず変換、訂正しないままアップしたので、こうなってしまったらしい。
さっそくメールして間違いを指摘したら、お恥ずかしいとの返信があったけれど、しばらくそのままになっていた。
今はちゃんと「囲まれた」になっている。
たぶん専門家が作成したのだと思うけれど、こんな私みたいな変換ミスをする人もいるのだと思って、おかしかった。
その話を「雪雀連」の山田会長にしたら「そうですか。過去は荒れていましたか。Oさんも苦労したんですよ。彼の過去になにがあったんでしょうねえ」
早速面白おかしく話をでっち上げる。
放っとけば妄想は限りなく広がって、小説ができあがる。
今日から石ノ湯ホテルの住人になって、スキーを楽しんできます。
どうやら低気圧が日本上空を覆っているようで、さぞ寒いことでしょうが。
nekotama様、すごいアクティブ! いいなあ。 演奏にスキーに充実のお正月ですねえ。 こちらは施設にいる母の、正月の一泊だけの一時帰宅で正月休みが終わったような感じです。 さぁ、これからストレス解消しないと! o(゚◇゚o)
返信削除今年も宜しくお願いいたします。
お母様が一時帰宅なさったなんて良いお正月ではありませんか。
返信削除私も母に帰宅して欲しいです、ちょっと遠すぎて帰れないところに
逝ってしまったので、かなわないことですが。
今年も相方シニア様、ジュニア様共々、良い年でありますように。