今日も又、恒例になった松本のコンサートで一緒に弾いた仲間達の飲み会があって、あってというか、幹事は私なんですが。
コンサートミストレスの北川さんを囲んでの飲み会。
北川さんは現役バリバリで、精力的にリサイタルを開いている。
なんたって、お姉さんの名ピアニスト北川暁子さんがついているから、難しいソナタも思うがまま。
羨ましい。
今日澁谷の居酒屋に集まったのは、(元)美女たち5人。
仕事に追われた若い頃と比べ、大分楽になってきて、集まる日程を決めるのも簡単になった。
以前なら、5人のスケジュールを合わせるのは大事だったけれど、この頃は、この日はどう?と言うと、はーい、と嬉しそうに返事が返ってきて、ずいぶん楽になった。
私の様に子供がいないので好き勝手してるのもいれば、後妻に入って苦労した人もいる。
病気もそれぞれ大病を体験し、手術や放射線治療などを乗り越えてきているのに、おそろしく皆元気。
ビックリするほど、肝っ魂が座っている。
たいそうな病気でもいたずらに恐れないから、治りも早い。
ある年、一人のメンバーが連絡が取れず心配していたら、ガンの治療をしていたという。
ケロッとして元気な姿を見せたら、長かった髪の毛がすっきりと短くなり、痩せて前より綺麗になっていた。
かなり悪性のガンだったのに、治療の時に余りにも動じなかったので、医療関係の方ですか?と医師から訊かれたそうだ。
今は病気の気配も見せない。
賑やかに飲みかつ食べ、健啖家揃いなので次々と料理は消えて無くなる。
なにが良いかと言うと、時間がきちんとしている。
酔っぱらっても時間が分かっていて、スッキリとお開きとなる。
集合するときも必ず定時に集まる。
この辺はオーケストラで培われた。
オーケストラでは遅刻は猛烈に恥ずべきことで、めったに遅刻する人はいない。
あれだけの大人数が揃わなければ音が出せない。
だから皆必死で雨が降ろうが雷が鳴ろうが、電車のストライキの時だって、ちゃんと集まる。
とにかく現場にいないと仕事にならないから、それはもう神経質になる。
何年か前に関東地方に大雪が降った時のこと。
うちは川崎市なんですが、その日ゴミ収集車が来なかったことがあった。
烏が思うままにゴミをついばみ、白い雪の上にミカンの皮などが散らばり、悲惨な状態になった。
お役人達は雪の日に滑ると危ないから、危険なことは回避しようという魂胆だったのか。
民間の業者なら、どんなことをしても収集しにくるものを、役所仕事とはこのことだとあきれかえった。
たぶん苦情が殺到したとみえて、その後はそんなことはなくなったけれど。
なんの保証も無くフリーで仕事をしている私たちのような立場から見ると、安泰な雇用の上に胡座をかいていられる公務員は、もっとしっかり仕事をしてもらいたい。
おや、今日は悪酔いしているのかしら?
なんだか愚痴っぽくなってしまった。
せっかく楽しく飲んできたのに。
うーん、ゴミのことなんか思い出した私が悪い。
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