昨年中は、拙い駄文を読んで下さってありがとうございました。
本年もよろしくお願いします。
大晦日は年越し蕎麦を食べる以外は、いつもと変わりなく過ぎて夜11時過ぎ、なにげなくテレビを点けた。
紅白歌合戦の終盤に差し掛かったところで、美輪明宏が愛の賛歌を熱唱していた。
まあ、なんと申しましょうか、スピリチュアルなとでも言いましょうか、ものすごいビブラートのかかった、音程はあってなきがごとしの・・・これでもいいのか。
何と言っても魂の世界にいる人だから、そんな現世の細かい事は気にしない。
映像は綺麗で、やはりただ者ではないことが画面からでも浮き上がってくる。
それに比べて、トリの嵐の薄っぺらなこと。
これが国民のトップアイドルって、なんだかねえ。
それにしても・・・
どの出演者の衣装も、派手なだけでみっともないほどのセンスのなさ。
ちんどん屋の集団がいるようで、こう言ったら、ちんどん屋さんに失礼かも。
自分だけ目立とうと思うから、全体としてはゴミ捨て場の様相。
その中で、片隅で寂しそうにしている、演歌歌手たちのほうが目立っていたのは、ごくオーソドックスだったから。
アカデミー賞のレッドカーペットを歩く時など、日本の女優さんの着こなしの下手さは目を覆いたくなる。
シンプル イズ ベストというのを忘れて妙に気張って、しかもモジモジとしているのがみっともない。
やはり日本人は着物ですなあ。
いつからnekotamaは国粋主義者になったかは覚えていないが、最近つくづく、そう思う。
ドイツの旅から帰って、皇居の前を車で通ったときのこと。
松の緑と皇居の静かな佇まいの美しさに、心打たれた。
繊細で瑞々しい日本の風景。
ドイツは全てが頑丈で規律が行き届いて、私の様なやわな人間には面白くない。
今やグローバルな時代で、日本人も海外に行くのは当たり前。
それでも日本の文化はやはり独特で、海外から戻るといつも美しさを再認識する。
こういう私が西洋の楽器で西洋音楽を弾いているので、こんなこと言うのもなんですが。
今、宅急便が届いて、新年早々働いているヤマトのお兄さん達、ご苦労様です。
便利な生活に胡座をかいて居るのが、申し訳ない。
話があちらこちらで、今年も好き勝手に書いていきます。
今年が災害のない穏やかな年になることを、祈っています。
皆様もお元気で、お過ごしください。
明日から志賀高原に行きます。
この寒いのに、なにを好き好んで・・・ですね。
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