2015年3月29日日曜日

お花見

毎年3月最後の日曜日か4月最初の日曜日に、我が家の花見大会が催される。
花は二の次で、勿論目当ては酒盛り。
酒の匂いに釣られ鼻の利く連中が、三々五々訪れる。
昼過ぎから深夜までの大宴会となる。

お酒が目当てと言っても、やはり今年のようにドンピシャリと開花時期に当たるとラッキー!と思う。
我が家はお花見には絶好のロケーション。
桜並木のある川沿いにあるので、2階に上がると眼下は花の川。
花が終って新緑になる頃も美しい。

メンバーはいつもの「雪雀連」
練馬や西東京などの遠方からも、浮かれながらやってくる。
全く能天気な連中ながら、本業では世間様から尊敬されているような。
多士済々、それぞれ一家をなしているから恐ろしい。
どう見たって皆、落語家の万年二つ目みたいな巫山戯た輩なのに。
それが本業は真打ちってところが、なんだかなあ。

なんでもかんでも冗談にしてしまうので、真面目な時はあるのかしらと訝っている。
会長の山田氏などは、ニッセイ劇場のありがたい賞を受賞した時にも、挨拶は冗談ばっかりだったから、ダメだこりゃ、一生治らないと思った。
行い澄ましてじっとしていれば仏像と間違えられて、お布施の一つや二つ、もらえるかもしれないのに。
雑魚である私たちもわんさか参加して、授賞式は笑いに包まれ、厳粛であるべき授賞式をひっかきまわしてしまった。

今日は15人ほど「古典」のメンバーも2人合流した。
途中少し雨が降ったけれど穏やかな曇り空の下、桜を楽しんだ。
次々にお腹のよじれる話しや日本歌曲の「早春賦」なども出て、マンネリながら恒例のお花見は終った。

終ってだんだん人が帰ってしまうのが寂しい。
だからいつも、いっぺんに帰らないでねとお願いしている。
急にガランとしてしまうと気が抜けてしまうので、毎度最後まで付き合ってくれるのが、一番遠くから来る人達3人。
今日も最後まで付き合ってくれて、楽しそうに帰って行った。

追記ですが、昨日の文化会館小ホールの音響の感想。
改装工事は耐震性についての工事だったらしい。
音響に関する工事はしていないから、私が喜んで良くなったと浮かれたのは気のせいだったらしい。
でも確かに、いつもより音が良く響いたという感想が、沢山寄せられている。
こちらの気合いが入っていたからなのか、客席が満員だったからなのか、とにかくいつもよりもずっと弾きやすかったのは確か。
気のせいがずっと続いていてくれると、良いのですが。
次回も良い音がでますように。


















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