2015年3月24日火曜日

たまさぶろうは今ニューヨーク?

目が醒めると知人の家で寝て居た。
その家の飼い犬が私の所へ寄ってきた。
ああ、このうちに随分長いこと滞在していたのだっけ。
そろそろおいとましないと。
外に出ると、そこはニューヨークだった。
今日帰国するので、ニューヨークの街で買い物をしよう。
洗練された街並みが見える。
急に場面が変わってカフェテリアのような場所でくつろいでいると、たまさぶろうが来た。
あら、たまさぶろう、一緒に来たのかしら。
飛行機は動物は手荷物扱い。
可哀相だから一緒に客室に乗れないかどうか、訊いてみよう。
じっと目をみつめてくるたまさぶろう。
そこで本当に目が醒めた。
ひたすら悲しい。

このブログは、たまさぶろうが私の悪口を書くために始めた。
たまの陰にかくれて言いたい放題言おうというつもりだったけれど、ネットで個人情報が拡散する恐ろしさを目の当たりにして、だんだんぼかしがはいるようになった。
それでつまらなくなったという人もいる。
個人名はもとより場所などもあまり詳しくは書けないから、説明が上手くいかないことも多い。
それでも、事件の犯人などの特定をするネットユーザーたちの実力は、恐ろしいものがある。
犯人の顔はもちろん、家族までネットで晒されて、家庭は崩壊してしまう。
幸い私の犯罪はスピード違反で免停になったくらいで、他はお日様の下、まっとうに生きている(つもり)

今考えるとたまは寂しかった。
私は朝食が終るとすぐにレッスン室に閉じ籠もり、昼食の1時間、夕食の1時間を除いて、あとは寝るときだけしか猫部屋(居間)には戻らない。
いつも猫部屋の玄関で私を待っているたまが居た。

寝るときは私のベッドの定位置で、しっかりと縋り付いていかにも満足そうに喉を鳴らしていた、たま。
腰が抜けてベッドにも中々上れなくなっても、最後まで力を振り絞って上ってきた。
もう少し一緒に居てやればよかった。
あれもこれも、いつも死なれてから後悔の種は尽きない。
私には仕事や友人や色々楽しみもあったけれど、たまには私がいのちだったのだ。
最後はベッドに入るのも嫌がって、ベッドの下で息を引き取った。
ブログを読んですぐお花を届けてくださった方がいて、その場所にずっとお供えしてある。

私も女々しい。
こういうときにしか女らしくなれないのが、私の人生を悲惨にしている(苦笑)

たま、ニューヨークから戻っていらっしゃい!





















0 件のコメント:

コメントを投稿