ドトールコーヒーのショートケーキを食べた。
意外にも美味しくてビックリ。
と言ってはドトールさんに失礼ですが。
シンプルで柔らかく、口溶けが良い。
特に上等ではないけれど、サイズも大き過ぎない。
ショートケーキで思い出したけれど、私の教えていた生徒がケーキやさんでアルバイトをしていると言う。
どんな仕事をするの?と訊いたら、古くなったケーキのイチゴを取り替えるのだと言うので、あらまあ、びっくり。
なるほどイチゴは傷むとすぐわかるからねえ。
だけど、ケーキの台やクリームだって古くなるのに。
最近の日本の洋菓子は異常に美味しい。
世界中でもこんなに美味しく手の込んだケーキを作る職人は、あまり居ないのでは、と思うくらい。
海外の有名なケーキを食べると、それなりに歴史のあるずっしりとした食べ心地なのだけれど、日本人の作った御菓子は軽く柔らかく、甘さもほどよい。
アメリカのケーキは大きく甘すぎて手に負えない。
いや、口に負えない。
飼い葉桶みたいなサラダとビーフステーキなど食べた後で、もう限界を超えているのに、巨大ケーキのひどく甘い物を持ってこられ、死ぬ思いだったことを思い出す。
断ってもウエイトレスは後に引かない。
断固として持ってくる。
アメリカに一ヶ月半滞在したら、体重が4キロも増えた。
ドイツやオーストリアのいかにも中身の濃いものは、食べきれない。
残念ながらフランスに行ったことがないので、多分フランスのケーキはとても美味しいのだろうと想像するしかないけれど、たぶん今の日本でも同じくらい美味しい物があるのではと思う。
そうそう、フランスに行ったことがないというのは間違い。
イタリアに行く時に飛行機の乗り継ぎで、ドゴール空港近くのホテルに一泊したことはある。
そのホテルでビール代が自己申告なのを知らず、踏み倒して逃げたのは女4人組の私たち。
そこの朝食の素晴らしかったこと!
さすがフランスと感心した。
絶対フランスに行くつりでいたのに、その後機会がなく、残念ながらまだ行っていない。
どなたかフランスに行く時には、是非ケージに入れて連れて行って下さい。
あちらに着くまでは猫のふりをしますから。
子供の頃は自由が丘の「モンブラン」のケーキは私たちには、垂涎の的。
クッキーは泉屋。懐かしい名前。
そのうちにどんどん新しい御菓子が出てきて、どれも驚きの美味しさ。
その後はもう数えれば切りがないほど、美味しい御菓子がどんどん出てきたので「モンブラン」はもう珍しくもなくなった。
それでも先日久し振りに行ったら、メニューが充実していてとても懐かしかった。
東急沿線は、各駅に美味しいお店が並んでいる。
我が家に隣接したデパ地下ではいつでも高級な御菓子が買えるけど、あまりにも身近になったものだから、美味しさも段々くどく感じるようになってきた。
そこにシンプルなショートケーキ登場。
それに親しい人との会話があれば、それも美味しさ倍増の要因。
人との和があるところでは、一杯のご飯と漬け物だけでも満足する。
これは日本人的考えかな?
0 件のコメント:
コメントを投稿