2016年12月26日月曜日

忘年会

今年の忘年会コンサートは会場を借りずに、わが家のレッスン室で行うことにした。
去年まで使っていた貸しホールは、終わってからの宴会をする美味しい焼き鳥屋さんが引っ越してしまったので、断念した。
幹事の青ちゃんがいろいろ貸しホールを当たってくれたけれど、適当なところがない。
雪雀連のメンバーもだいぶ少なくなってきたから、狭いけどうちでもいいよと言ったら、賛成してくれた。
人数が限られてしまうので、沢山の方に声をかけられなかったのが少し残念なところだった。

会場が広い時には、私の生徒たちも楽器持参で来てくれた。
今回はそんなわけで生徒たちも来ないで、ほとんど身内だけの集まりとなった。
弦楽器での演奏はロッシー二の「ソナタ」2番と3番。
これは陽気でわくわくするような、いかにもロッシーニ。
彼は美食が過ぎて体を壊して死んでしまうような人だから、音楽も楽しい。
編成が変わっていて、ヴァイオリンが2本、チェロとコントラバスが1本ずつ。
この2曲にはヴィオラが入っていない。
チェロがいないのでチェロパートをヴィオラに書き直して、今回はヴァイオリン2、ヴィオラ1、コントラバス1という編成になった。

チェロパートをヴィオラ記号になおすのは簡単なことだけれど、楽譜を手で書くのは思いのほか面倒くさい。
ヴィオラはアルト記号、チェロはバス記号とテノール記号。
ヴァイオリンはト音記号。
書いているうちにだんだん混乱してきて、はて、いま何記号で書いているのかしら?と手が止まる。
書くのに忙しくて、そのうえお通夜とお葬式と飲み会と続いたために、肝心の練習ができない。
レベルとしてはそれほど難しいわけではないけれど、人前で弾くとなると、むらむらと職業意識がわいてくるのでいい加減なことはしたくないと思っているものの、練習不足は否めない。
その他ソプラノの歌が数曲。
今回はいつも聴いているだけの人たちにも参加してもらおうと、日本の歌を用意した。
私たちはほんとうに弾くのが好きで、聴いているだけではつまらない。
だから今回はお客さんも引きずりこんでしまおうという魂胆。


コンサート後の宴会の準備。
一度にできないから、数日前からそれとなく準備が始まる。
今回はラムステーキをご馳走しようと、ラムを少しずつ買い漁って冷凍しておいた。
それにソーセージを何種類か、ザワークラウトの大瓶とピクルスも用意。
ミートパイ、北海道鮭のパイ包み、カニの巻きずし。
タコのカルパッチョ。
これにサラダを添えてできあがり。
メンバーが鶏の丸焼きを作ってくれて、楽しみにしていたら、すご~くおいしかった。

おなかに詰め物をして焼くので、私はその詰め物狙い。
鶏の出汁がしみ込んで、鶏肉よりもこちらの方がおいしいので。
そのほか皆持ち寄ってくれる煮物やお菓子など。
いつも食べすぎて翌日後悔するけれど、夜中近くまで飲みかつ食べ、話が尽きない。
上の階に住む人は階下がうるさくて気の毒なのでご招待したら、お墓参りで出かけるそうでしきりに残念がっていた。

結局全部で20名ほど。
ワインが数本、日本酒一升、甕入りの焼酎が一つ。
皆、ずい分飲めなくなってきた。
以前は資源ごみ回収日に、あまりの酒瓶の多さに恥ずかしかったくらい飲んだのに。































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