2016年12月25日日曜日

しっかりして!

auショップに携帯の名義変更と解約にでかけた。
その際に受付がもたつかないように、電話番号などをメモしていった。
電話番号や手続きの種類を間違えないようにと、何回も見直した。

10時の開店と同時に入店。
しかし、店内は対応が遅く、だれも反応してこない。
やっと一人若い男性店員がきて、なんだか頓珍漢だけれど、応対してくれた。

私がメモを渡すと、ろくすっぽ見ない。
キャッシュカードを見せろというから「なんのため?」と訊いたら「確認です」
でもさっき免許証で確認とれたでしょう。
何回も同じことを言う。
その時点で絶望的になってきた。

このお店は私の最寄り駅の商店街にあって、一番家から近いからそこを利用していた。
最近そこでひどく腹が立ったのは、たった30秒くらいでできる作業に1時間10分待たされたこと。
順番から言えばしかたがないと言われるかもしれないけれど、最初に応対した女性は、私の携帯の故障が簡単な作業で直ることがわかっていた。
その時彼女は「お時間ありますか?」と聞いてきたので「ええ、まあ」と言ったのでその場でできることを後回しにされたのだった。
私は修理に時間がかかると思っていたので、割り込みはいけないとおとなしく待っていた。
その時にさっさと作業してくれていれば、30秒くらいで終わったこと。
それなのに、臨機応変に出来ず、客を長々とまたせる方を選んだ。

あまりに待たされて店長さんに、どうしてこのように待たなければいけないのかと切れまくって、慌てた店長がおん自ら作業してくれた。
携帯の後ろのふたを開ける。電池を取り出す、チップを引き出しもう一度入れなおす、電池を戻す、ふたを閉める。
え!そんなに簡単になおるの?
それを教えてくれたなら自分でやったのに。

そして今回もこの人大丈夫?と思える男性。
私が渡したメモを見て黙ってこの作業を進めれば簡単にできるのに、余計なことばかり言うので、短気な私の尻尾はだんだん毛ば立って膨らんできた。
今にもふうーっとうなりそうになる。
挙句の果てに、間違えて、名義変更の分を解約してしまったのだった。

番号を印字した部分を指さしながら「この番号でお間違えございませんか?」というから、私は電話番号のチェックをした。
私も悪いけれど、番号については間違えではないから、サインをして手続き完了。
そこで彼の言葉にハッとした。
「これで解約ができました」
「はい?ちょっと待って、それは解約でなくて名義変更でしょう。メモをちゃんと見て!すぐに解約を解除して」
なぜか彼はメモの一番下に書いてある番号から、手続きを始めたのだった。
普通、一番上から始めるでしょう。
まさかそんなことをするとは思わなかった。

店長がウロウロと彼の周りを心配そうにうろついている。
店長さんは私が前回怒ったものだから、怖くて手が出せないのかもしれない。

男性は真っ赤になって、店長にお伺い。
「今、やったことだからすぐに取り消せるでしょう?すぐにできるかどうか確かめて」と怒り心頭の私。
そのあと「なぜメモを見ないの?ここに書いてあるとおりやってください!」
だんだん語調がきつくなる。
「私も確かめないでサインしたのが悪かったけど」と彼をフォローするつもりで言ったら、ニヤッとしてウンウンとうなずいたのには呆れてしまった。
冗談じゃない、私はまさかメモと違う手続きをしているとは思わなかったので。

「なんのためにメモを持ってきたと思うの!」
こういう時私はけんかをして居る時の野良猫になる。
爪が出る。
このお店はどうしてこんなスタッフばかりなの?

私が最初に携帯を買った時のお店はすごかった。
あっという間に滞りなく手続が終わり、私はオレンジ色のかわいい携帯を手に入れた。
そこは普通のお店とは全く違って、小気味よく無駄のない、お世辞も言わない、ただ必要なことを迅速にこなす完全なプロ意識だけがあった。

こんな店にはその後お目にかかっていない。




























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