2020年4月10日金曜日

もうヤダ!

毎日テレビをつけると目に飛び込んでくるのは、新型コロナウイルスの顕微鏡写真。
毒々しい色に目を背けたくなる。
心が鬱々として楽しめない。
ニュース番組ではコメンテーターなる人々が議論を交わす。
感染症の専門家が出てきて、御託を並べる。
けれど、誰一人として本当のところはわからないのだから、経済なんて言っていないで、まず感染を防ぐためにもっと早くもっと強力な対策を取らなければいけないのではと思う。
コロナが収まれば日常の活動ができるのだから、早く強烈な対策を取ればいいと思う人が多いとおもうけど。
お金をばらまけばいいと思っている阿部さん。
税金だから気前よくばらまいても懐は傷まない。
下品な言い方だけど、ついこう考えてしまう。
どうせ上手くやる連中がお金は持っていく。
正直に地味にやっている人たちはもらえないのでは?
阿部さんお得意の忖度で、彼のお友達が潤うに決まっている。

その上、東京都知事の言葉がどうのと云う人まで出てきて、なんじゃこれ。
ロックダウン?クラスター?横文字を使うのが多すぎるとか。
言い方が丁寧すぎて嫌味だとか。
そんなこと言っている場合か!
バカバカしくてへそが茶を沸かす。
世の男ども!そんなに女性の知事が目障りか。
自分がもし知事ならと言った元国会議員。
不祥事でやめさせられたのに、人のこと言える?
元都知事のMどの。
相変わらず厭味ったらしい顔でニヤニヤチクチク、もう二度と見たいくない顔なのに。
ますます蛇のようになってきましたね。

小池さんは強い!
好き嫌いはともかく、国を相手に一歩も退かないその強さに恐れ入りました。

私達フリーターは絶対に保証金なんてもらえないから、コンサートの準備にかかった費用は泡と消える。
楽しみにしていたオペラも中止。
「ホフマン物語」は私も実際の舞台は見たことがないので、なおさら残念なのだ。
マリア・カラスの3D映像でオーケストラとコラボするコンサートはまだ中止の知らせはないけれど、たぶんギリギリで見られないのではと思っている。
本当に憂鬱な時間が過ぎていく。
いつも私は辛いことがあると、なんでも始まれば終わるのだから我慢、と念じている。
しかし、今回は多分数年単位での継続になるのではと思っている。

コンサートの中止はいつまで続くのかしら。
古典音楽協会の春の定期演奏会は中止。
その分を秋に回したけれど、秋にも演奏できるという保証はない。
「古典」のメンバーは高齢だから、この先もう演奏する回数が少ない。
自分たちの締めくくりができずに終わったら、寂しい限り。
来年創立70周年という節目の年には、華やかに終わりたいもの。

2月に予定されていたコンサートでは、モーツァルトのピアノ四重奏曲を弾くはずだった。
それを8月に弾こうという話もあったけれど、8月だってどうなりますか。
北軽井沢の8月のフェスティヴァルはどうなるのかしら。
今年は8月10日と29日の2回コンサートの予定があるけれど。
長い時間をかけて準備したものが、日の目を見ないと悲しくなる。
自分の演奏家人生の最後が暗いのは嫌だから、頑張って練習はしているけれど。
もう若くはないから、体力に限界がある。

その上猫の具合が悪い。
食欲がなくて毎日点滴してもらいに病院へ行く。
病院へ行くときも元気なら大暴れなのに、その気力もないみたい。
あ~あ、どんな時も陽気だった私も最近は暗くなった。
この数年、激動の生活が続いている。
北軽井沢に猫と二人で行くつもりだった。
森の中の一軒家で静かに暮らそうと。
でも、その相棒がいなくなったら私はもうだめ。

最近やっと体力が戻ってきて、さあ、活動再開と思っていたのに憂鬱でやりきれない。
グチグチグチグチ・・・・・グチグチ・・・グチグチグチグチ・・・
ところが食欲だけは衰えないのが私の七不思議。
なにを食べても美味しい。
これが老婆の一人暮らしかと思える量の食品を買い込んで冷蔵庫はぎっしりで安心していると、あら、いつの間になくなっている。
誰が食べたの?
もちろん貴女と冷蔵庫が云う。
おだまり!私がこんな食べるわけないじゃない。
きっと冷蔵庫が夜中にこっそり食べているに違いない。

時々友人からかかってくる電話以外話をしない。
一人遊びが好きな私でさえ退屈で仕方ないのに、若者たちはなにをしているのかな?
生徒が転勤で遠くにいってしまう。
2ヶ月に1度は戻ってきますから、その時レッスンに来ますというけれど、新しい土地での生活が楽しくてヴァイオリンなんか弾いていられないかもしれないし。
もうひとりは長距離で通ってきていたので、しばらく電車に乗りたくないと言っておやすみ。
もうひとりも外出はちょっとと言っておやすみ。
そうやって、家に誰も来ない日が続く。
年がら年中誰かしら訪れてきて、にぎやかだった我が家がシーンとしている。
レッスン室は格好の洗濯物干し場になっている。
エアコンの送風口前に洗濯物を干すと、カランカランに気持ちよく乾く。

ここ2年、ヴァイオリンの音が出なくなっていた。
筋肉、練習不足などでスカスカだった音が、体力の回復とともにだんだん楽器が鳴るようになって、もう一度ちゃんと演奏会をしようと思っていた矢先、この騒ぎ。
それで何回も思い出すのは、故鳩山寛氏の言葉。
「君ねえ、こんなときには練習をするものだよ」
最近やっと練習時間が長くなってきた。
もう少しがんばってみようか。やれやれ。

マスク2枚くださるありがたいお話。
郵送費や準備にかかる費用がもったいない。
みみっちい上に無駄すぎる。
その分医療機器にお金を回せばいい。
ほんとに阿部さん大丈夫?
マスクは意外と作るのが難しいそうだけど、器用な人なら自分でできるのでは?
可愛い生地で子供が喜びそうなマスクを作ったらよく売れるとおもう。

高齢の私が皆さんをなだめる側にいなければいけないのだけれど、還暦を境にどんどん子供に還っているので悪しからず。
好き放題言わせて頂戴!
ああ、もうヤダ!























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