2020年4月19日日曜日

さわるな!

先日スーパーの野菜売り場で買い物をしていたら、見た!
きゅうりを一本一本丁寧に矯めつ眇めつ手にとって調べている奥さん。
見終わると元の場所に戻し、次のきゅうりを手に取る。
いったい何をしているのだろうか。
延々と繰り返している。
うわー、ここのきゅうりは絶対い買いたくない。
あの手がアルコールで消毒されていようと、他人がいじくり回したきゅうりなんて食べたいと思います?
大体家庭で使うなら、多少曲がっていようと不揃いだろうと構わない。
調べたいなら、ビニール手袋でもして触ってほしい。
新鮮さなら、きゅうりの棘を見ればだいたい分かること。
こういう人は見た目がきれいなら衛生上問題があっても構わない。
要するに想像力がなくて、目に見えないものには鈍感。

野菜売り場では山と積まれたキャベツなどは、殆ど重さも新鮮さも一緒だと思う。
それほど差があるなら買い物客から苦情が出るはずだから、店の方もちゃんとしているはず。
商品にいちいち触る人がいる。
子供がいじくっても注意しない親がいる。
商品はお金を払う前は店のもの。
だから触ってはいけないと躾けないと、どうせレジでお金を払うからと言って子供がベタベタさわるのを容認するのはいかがなものか。
果物は裏を見ないと時々腐っていることもあるけれど、ちょっとひっくり返して目で確かめればいいだけのこと。
特に今のウイルス騒ぎのときには気をつけてほしい。

中国の武漢でウイルス汚染が拡大したのは、医師や看護婦の靴底からの拡散が原因の一つだったそうだ。
私はいつも外から帰ると靴底をアルコール消毒していた。
これは正しかったようだ。
なぜか、想像するに靴底は怪しいと思った。
公園などの屋外では換気はできても、地面に落ちたウイルスはしばらく溜まっているだろうと。

私の家はすごく散らかっているから偉そうには言えないけれど、一番肝心なところだけはきれいにしてある。
まな板、包丁、鍋、寝具、バスタブ、はきれい・・・かな?
シャツ類は一度脱いだら二度と着ない。
タオルも一度使えば即洗濯機。
洗濯は毎日山のようにする。
これで一人暮らし?と思えるほど。
冬中セータを洗わないと言う人が居たのにはびっくり。
私はほぼ毎回洗ってしまうから、毛玉ですぐみすぼらしくなる。

ほかはぐちゃぐちゃだけど、死にはしない。
それも目に見えないものに恐怖心があるから。
一番イヤなのは昨今大騒ぎのウイルス。
目に見えないから防ぎようがない。
手を洗いすぎるのはいかがなものかと思っていた。
自分の持っている常在菌まで退治しては免疫力が落ちないかと。
今はそんなこと言ってられないから、薬用の泡石鹸でせっせと洗っていたら手が痒くなってきた。
これで全身洗ったらバイキンは残り、そのうち自分が消滅するというシュールな想像をした。

落語を思い出した。
蛇が獲物を飲み込んで消化のために薬草を食べるのを見たハッつぁん。
そばを食べすぎて蛇の薬草を試してみると・・・
ハッつぁんが消化されてしまい、そばが羽織を着て座っていたという気持ち悪いオチの噺はなんでしたっけ?
そんなことが起きたら、たいへんだ~。
志村けんさんが亡くなった。
本来は物静かな人だったのだと思う。
顔が好きだった。











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