2020年4月27日月曜日

想像力の欠如

長い休日が始まる初夏のこの気持ちの良い時期に、子供や若者にじっとしていなさいというのは無理があるとは思う。
けれどじっと我慢が大切なのだ。
スーパーや商店街、パチンコ屋など、大変な混雑だそうで、その客の大半が中高年のいい年した大人たち。
スーパーでインタビューを受けた中年女性がブチギレた。
「私はなま物なんかその日に買わないといやだから3日に1度なんて無理なのよ」
こういう時期に毎日なま物を食べなくても、どのようにもできるじゃない?と思う。
ライオンじゃあるまいし。

たぶん彼女は買い物にきたことを非難されたと思っているのかも。
買い物はしないと生きていけないけれど、なが~い人生のうちのたった数ヶ月。
3日に1度が我慢できないってどういうわけ?
一気に皆が我慢できれば早くコロナが終焉して日常生活に戻れると思うのに、一握りの忍耐不足の人たちが感染拡大に手を貸してしまう。
なま物は冷凍技術の発達した最近では、冷凍食品が役に立つ。
料理の宅配もあるし。
それでも嫌なら毎日海に釣りに行くことをお勧めする。

私は1週間に1度まとめ買い。
レジの人が「あらあら沢山」なんて言うほど買い込んで、あとはひたすらもぐもぐ食べる。
冷蔵庫が寂しくなるとスーパーへ狩りに出かける。
車の運転ができない人だとこれは無理だと思うけれど、それでも3日分くらいは徒歩でもなんとかなる。
キャスター付きの買い物バッグだってあることだし。
姉が車の免許を返納してしまい後悔している。
田舎暮らしやまとめての買い出しには車はどうしても必要になる。

最近楽器のメンテナンスに出かけた。
弦楽器工房に行くと調整に30分ほどかかると言うので、外に出かけた。
ちかくの中華料理屋さんの前で野菜を売っていた。
休業のため使わなくなった野菜がもったいないといって、店頭で販売していた。
ネギ、玉ねぎ、ピーマン、きゅうりや小松菜など、どっさり入って1500円。
安い上にすごく新鮮なので買い込んだ。
路上だし混んでいないし、野菜は美味しそうだし。

半分姉に届けると、食料のストックが少なくなったという。
姉には子供がいるから良いけれど、一人暮らしの足腰の弱ったお年寄りはどうしているのだろうか。
ボランティアで買い出しのお手伝いでもしようかと思うけれど、その私が買い物のためにウイルスの漂う店にいって感染しては元も子もない。
とにかくじっとしていよう。
それでも感染することがないとはいえない。
こればかりはめぐり合わせなのだから。
私だってか弱い年寄なのだ。
すぐに忘れて無茶するけれど。

休業要請に従わないパチンコ店の名前を公表するというのは、逆に宣伝効果になるのでは?と危惧していたら、案の定、すごい人数の人が押しかけている。
この人達をひとまとめに店に押し込めて、出られないように鍵をかけてしまおう。
こんなときにパチンコなんて一番拡大しやすい環境なのに、禁止に強制力がないからと言って店を閉めない不埒なものども。
まとめて成敗してくれるという、暴れん坊将軍はいないのかしら。
後手後手の政策しかできない政府。
東京都知事はよくやっていると思うけれど、毎日キレイなマスクをしておしゃれにしていられるから、羨ましい。
私は毎日、洗えるマスクの洗濯。
あべのマスクはまだ来ない。

思うに、想像力の欠如が諸悪の根源なのだ。
こうすればどうなる、自分の身になにも起こらなくても行動によっては感染拡大につながると思えば、我慢できることなのに。
パチンコやっているおっさんたち!あなた達をまとめて医療の現場に行かせて、雑用をしてもらうというのはいい考えではないかしら?
退屈だからパチンコするのでしょう?
だったら最も退屈できない場所に行ったら良いでしょう。
早速実行しましょうね、みなさん。
ほーら、早く行きなさーい!


























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