2013年2月17日日曜日
志賀高原から帰りました。
2泊3日で短かったけれど、私には十分堪能出来たスキー。初日はレッスンはないはずだった。ところがやる気十分の先生は私たちを見付けるやいなや、否応なしに講習が始まった。寒い寒い吹雪のゲレンデで震えながらスキー理論を拝聴し、基礎練習を淡々とこなしてゆく。何回滑ってもOKは出ない。どこが悪いのか、たまに褒められても、どこがいいのかさっぱりわからないが、だんだんに体がスムーズに動くようになって、やっと去年までのことを思い出す。吐くが息が凍って口元を覆っていたバンダナがカチンカチンになったのには驚いた。とにかく雪山は美しい。寒いのは嫌いではないので、自分の体が寒さとスピードの緊張から、生き生きとしてくるのがわかる。今回はnekotamaがご縁で再会した山田会長と同姓の山田さんをお誘いしてみたら、二つ返事での参加。「わたくしハの字でしか滑れませんのよ」とか何とか言いながら彼女は私たちのどのメンバーよりもきちんとした滑りを披露していた。ハの字どころかぴったっとそろえた板が、ちゃんとした教師について習ったことを物語っている。しかし、今のスキー技術では足が揃い過ぎるのはいけないとされているので、ほんの少し足を開けばもう完璧というわけで、これからは「雪雀連」のメンバーとしてくじけそうになる私を引きずっていってもらいたい。去年までの定宿が閉鎖すると言うので、今回はサンバレーのバス停近くの宿になった。とても感じが良くて食事もおいしいが、畳に布団というのがつらい。年を取ってくるとベッドにいすの生活が楽になる。朝食が和食というのもだめで、私は半分日本人でなくなってきている。ではなに人かというと、それは猫人に決まっているでしょう。私たちの宿だけでなく、外国人が多いのにも驚いた。同じ宿にはフランス人のグループ、山田さんが一人はみ出てしまって泊まった別の宿には、アメリカ人もいて、その宿の泊まり客で日本人は彼女一人だけだったそうだ。こちらのフランス人のグループは嬉しそうに浴衣を着て温泉に入りに来る。夜になればロビーでパソコンやスマホを広げてメールやゲームを楽しんでいるようだ。ところで今回、現地からスマホでnekotamaの投稿をするつもりだったのに、何をどうしたのか自分でもわからないが、全く設定が変わってしまって、私の手に負えなくなってしまった。やれやれ、いつになったらこの手の物がスイスイ使えるようになるのかしら。習い事全てそうだけど、なんでも若いうちにやっておかないと身につかない。スマホも若い世代にはどうってことなく使えるんでしょうね。
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