2013年2月4日月曜日

困ったものみつけた

パソコンの先生H氏が私のパソコンのメンテナンスでせっせと働いているそばでは、なんのお役にも立てないから私は猫になることに決めている。私が昔使っていた古いノートパソコンとスマートフォンをメインのパソコンになにかあったときにサポート出来るように、手を入れていただいた。これで万全の体制で望むことが出来る。と言ってもパソコン歴は案外長いのに、今だ初心者の域を出ていない私には過ぎたるものといえる。こんな下手くそにこんなすごい先生がついていること自体が謎だけど、私は幸運児だから天の助けと思っている。しかもこの先生は専門のパソコン以外にもたいがいのことはなんなくやってのける。せっかく加湿器を買ったのに猫の出入りのために窓をいつもあけてあるので、湿度がなかなか上がらないと言っていたら、そのための工夫として、猫が通れるだけの小さな穴を開けたボードで窓を被ってくれた。その仕事も隅々まであくまでも丁寧にやってのける。なんでも雑な私とは大違い。本当に同じ人類とは思えない仕事ぶりで、私はやはり猫だという結論に達した。ねこだから楽しいことが好き。仕事よりも遊び。仕事人が仕事をしているスキに麻雀ゲームを見つけてしまった私は、その夜、ゲームにのめりこんで寝ることを忘れてしまった。とにかく全部クリア出来ないうちは寝られない。練習や仕事にはすぐ飽きるのに、ゲームの時のこの粘り強さはなんなのだ。これだけの集中力が在るのになぜ仕事や練習に生かせないのか。最近目が悪くて譜面が見えないので集中力が途切れるとか何とか言い訳ばかり言っているくせに、ゲームのときには目がちゃんと見える、その不思議さ。初級から上級まですべてクリアしたので、気持ちはすっきり。しかし、そのためにヴァイオリンの練習時間が極端に短くなった。後悔はするがしばらくは中毒になってしまうと思う。本当に困ったこと。子供じゃあるまいし、もうすこし自己コントロールができないものか。H氏の働きぶりを眺めていると、役に立つ、役に立たない人が必ず居るものだなあと思う。

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