2013年2月27日水曜日

怠け放題

この2、3日、中々元気になれないでいる。やはりなっちゃんのことが後を引いているらしい。こんなことで参っているようではだめだと思いながら、終日のたりのたり。先日の作業が動画に収められている。いつも新しい作業や器械の操作の説明の時にH氏が撮っておいてくれる。後で私がわからないところがあれば、その説明動画を見ればなんでもわけなく出来るというもので、数十本の動画が送られてきている。ところがその動画があまりにもおもしろくて笑ってしまう。他愛のない会話がユーモラスで、へえー、こんな風に話をしているのだと気がつく。自分で口に出していることは自然に出ているのだから、おかしいことをしゃべろうと思っているわけではない。傍から聞いてみるとずいぶんおかしなことをしゃべっているものだ。私に輪をかけてHさんはおもしろい。巧まざるユーモアの持ち主なのだ。ばりばり理系なのに、常識もあるし、語彙も豊富。総じて私の友人はみなさん話がおもしろい。物事を冷静に客観的に見られることが一番の優れた点ではないかと思っている。女性はとかく客観性に欠けるなどと思っている人も多いけれど、わが友人たちはほとんどそんな人はいない。冷静沈着、論理的、頭脳明晰。なぜそうなのかというと、私のようにぼんやりした猫的人間をかばってあげたいと思う人が、友人になってくれるらしい。なにかと世話を焼いてくれる人が多い。私が世話をやくことは、めったにない。それはそうさ、猫が人間の面倒など見るものか。ひねもすのたりのたりしていて、動画などをぼんやり見ているうちに元気になってきた。そろそろ娑婆にもどろう。やっとヴァイオリンを少しずつこすってみる。どうしても残ってしまったベートーヴェンの10番のソナタ。譜読みに入る。あーあ、ベートーヴェンってどうも私の性には合っていない。仕上がってくるといいと思うけれど、譜読みだとさっぱりおもしろうない。やれやれ。猫にはモーッアルトだなあ。やっぱり。

0 件のコメント:

コメントを投稿