2013年2月3日日曜日

寿司屋にて

ロンドンアンサンブルの美智子さんが間もなくイギリスに帰るので、大好きなお寿司を食べたいというので集まった。東横線の自由が丘の回転寿司屋さん。回転すしだけど、とてもおいしいので美智子さんのお気に入り。しかもやすい。美智子さん、絵美さん、美里さん、FUMIKOさんというお馴染みのメンバー。休日の夜なので家族連れがひしめき合っている。約40分以上待たされてやっと席につくことができた。私一人だったら行列のできない人だから、どんなに美味しくても並ぶことはない。でも、美智子さん初め皆おしゃべりをしながら我慢強く待っている。やっと順番がきて席につくころにはお腹ぺこぺこ。それでも皆悠然としてメニューをじっくり検討している。私はせっかちだから、ポンポンと頼まないと気が済まないけれど、皆さん品が良いからそんなこともなく、のんびりとおしゃべりを楽しんでは好きなものを注文している。それにしても混んでいて待っている人が入り口付近に常時10人以上。子供連れの家族は食べるのもゆっくりでなかなか席はあかない。美味しくて安いと評判のお店なので、みなジッと待っている。ロンドンに帰るとお寿司もあまり食べられなくなるので、美智子さんは度々このお店に着ているようで、店員さんとも顔なじみになっている。ヨーロッパでの生活は夢のようだけど、お寿司がこんなに美味しく安く食べられないとなると、やはり考えてしまうだろうな。美智子さんはリチャードというハンサムで優しい伴侶に恵まれたし、彼女のスケールの大きさからいえばヨーロッパも向いていると思うが、私はやはり日本でぐうたら、時々はおいしいお寿司を食べて、言葉のハンデイもなくのんびりと暮らすほうがいいようだ。さて、お寿司が終わるとその後は本格的におしゃべりタイム。カフェでそれぞれ好きなお茶やケーキを頼んでおしゃべりに花が咲く。美里さんが頼んだケーキがメニューの写真とだいぶ大きさが違う。ヨーロッパ生活の長い美智子さんはウエートレスに向かって「これは写真とはだいぶ違うようだけど、なにかおわすれになったの?」と聞いている。ここの部分が違うけどと疑問を投げかけられたウエートレスはしどろもどろ。美智子さんはやはり日本人離れしている。疑問をそのままにしておかないのはロンドンアンサンブルのメンバーとお付き合いし始めてから感じたことで、彼らはすこしでも変だと思うと本気で疑問を投げかけてくる。
日本人同士だとなあなあ、まあまあ、で終わることも彼らは真剣に納得できるまで討論するという姿勢は、やはりヨーロッパ人だなあと実感した。美智子さんはこれからロンドンに戻っていく。寂しくなるなあ。でもまた今年の12月に彼らと再会するのを楽しみにしている。

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